海外ドラマ『マーベル クローク&ダガー(原題:Cloak & Dagger)』第5話【頭脳プレイ】のネタバレ感想とあらすじがまとめてあります。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もご紹介しました。
前回はこちら
⇒ クローク&ダガー第4話【共鳴】
クローク&ダガー第5話のネタバレ感想とBGM【マーベルドラマ】
第5話【頭脳プレイ】
『Cloak & Dagger』とは、どういう意味なのでしょうか?
気になって調べてみました。
すると、スパイやミステリー、暗殺といった意味で、19世紀から使われていたそうです。
タンディやタイロンの能力や行動、背景に、ピッタリあっていますね。意味が解ったことで、以前よりドラマが、面白く感じるようになりました。
クローク&ダガー第5話のあらすじ
タンディは、ロクソン社の秘密を探ることに人生の目標を見出しました。
彼女の行動はスパイさながらで、頭脳明晰さも目立ちます。
そして、彼女はロクソン社のパーティーへの潜入に成功するのです。そこでは、情報収集のため希望を読み取る能力を、存分に使いまくります。
その頃、タイロンはバスケの優勝戦で奮闘していました。
しかし、なぜか試合に集中できません。それは、タンディの能力が、彼に影響を与えているからです。
おまけに、彼女のいるパーティ会場に、無意識にテレポートまでしてしまうことになりました。
その後、なんとか試合会場に戻れますが、彼の試練は続きます。
敵の選手と試合中に接触するたびに、彼らの恐怖が見えてしまうのです。その結果、試合に負けてしまいました。
また、兄の親友の元へテレポートしたことで、思わぬ事実を知ることとなります。コナーズと兄の親友は、繋がっていたのです。
同じ頃オライリーは、コナーズの悪事を暴く行動に出ます。
麻薬がらみの聞き込みから、彼の関与を確信したのです。そして、自ら麻薬に手を染めることで、彼に近づき信頼を得ました。
やっと、特殊能力ものらしさが、表に出てきたように思います。
希望や恐怖の抽象的表現にも慣れてきたせいか、理解しやすくなりました。
また、全てのストーリには、それぞれの目的に突き進む明確さがあります。そのため、同時進行しても、混乱せず観ることができました。
クローク&ダガー第5話の登場人物
タンディとタイロンの関係性が、より明確になってきました。
タンディ・ボウエン / ダガー(Tandy Bowen / Dagger ) – 光の能力を持つ主人公 – オリビア・ホルト(Olivia Holt)
全てが吹っ切れて、生き生きとしています。そのため、見ていて引き込まれました。
また、奪われたものを奪い返すという、彼女の信念も強く伝わってきます。
決して善い行いをしているとは言えませんが、見ていてスッキリしました。
ただ、トラブルメーカーであることには、間違いがありません。彼女の破茶目茶さが、ドラマを盛り上げる起爆剤となっていると思います。
タイロン・ジョンソン / クローク(Tyrone Johnson / Cloak) – 闇の能力を持つ主人公 – オーブリー・ジョセフ(Aubrey Joseph)
彼のテレポートの発動条件は、いったいなんなのでしょう?
また、移動先が分からないのも、面白さのひとつですね。
ただし、これが解明されると、つまらなくなりそうで少し不安になります。
あともうひとつ、彼は真面目すぎて、面白さに欠ける気がしました。
他の登場人物と比べて、物足りない感じでしょうか?
普通すぎるという感じなのかもしれません。他の人物が濃い中での、中和剤ともいえますが・・・。
ただ、主人公なのに、もったいないというのが、正直な想いです。
コナーズ警部(Connors) – タイロンの兄を殺した悪徳警官 – J・D・エヴァーモア(J. D. Evermore)
彼が登場すると、チャンネルを変えたくなります。
なぜ?と言われても困るのですが、生理的に苦手なタイプです。良く言えば、それだけ存在感もあり、悪人役が似合っているからだと思います。
とはいえ、彼の隠れた悪行が、ドンドン明るみになってきましたね。彼だけが主犯とは思えないので、その影にいる人物が気になります。
リアム・ウォルシュ(Liam Walsh) – タンディのボーイフレンド – カール・ランダステッド(Carl Lundstedt)
まだ、警察に勾留されていたとは驚きです。
タンディに完全に忘れ去られた可哀想な元カレになってしまいました。
ただ、彼にはコナーズとの繋がりが、間接的にあります。そう考えると、重要度は高めだと思いました。
また、もし釈放されたらどうなるのか?
少し気になります。彼はタンディを助けようとしたのに、彼女は見捨てたのです。
もし、このことを恨みに思っているなら、きっと何か行動に出ると思います。
エヴィータ・フィシラー(Evita Fusilier) – タイロンのガールフレンド – ノエル・レニー・ベルシー(Noelle Renee Bercy)
まるでストーカーのように思えてきたのですが・・・。勝手に窓から入って、部屋にいるなど怖すぎます。
また、彼女の言葉の一つ一つも、よく聞くと不可思議です。タイロンはのぼせ上がっていて、気づいてないようですが・・・。
これから怖い展開が待っていそうで、少し嫌な予感がします。
ピーター・スカーボロー(Peter Scarborough) – ロクソン社の幹部 – ウェイン・ペレ(Wayne Pere)
タンディが観た彼の希望には、正直なところドン引きしてしまいました。
彼の頭の中は、お金のことしかありません。タンディの父の事故死が、彼にとって良いチャンスだったのでしょう。
リグ爆発の責任を押し付け、研究の成果も奪ったようです。死人に口なしという表現が、ピッタリ当てはまりますね。
ただ、黒幕としては少し役不足に感じました。彼は下っ端で、本当の黒幕が別にいる気がしてなりません。
オライリー捜査官(Brigid O’Reilly) – タンディの傷害事件を捜査する警官 – エマ・ラハナ(Emma Lahana)
タンディやタイロンと同等もしくは、それ以上に、重要な人物ではないでしょうか?
特殊能力を使って謎を解明してゆく、タンディとタイロン。それに対して、危険だと分かりながら、己の身を呈してまで謎を解明してゆくオライリー。
この対象的な二つの行動が、ストーリーを盛り上げていると思います。
最終的には、彼女を介して、すべてが繋がるのかもしれません。
とはいえ、彼女は綺麗なだけでなく、格好良いですね。このドラマの、当たり役に思えます。
オライリー捜査官役エマ・ラハナの若いころの、お宝動画発見!
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クローク&ダガー第5話で使われている音楽(BGM)
このドラマで使われた気になる音楽をまとめています。
Burn It Down(2017) – SIOBHAN SAINTE
ニュージーランドの女性インディー系ポップシンガーのノリの良い曲です。タンディがロクソン社の資料を、確認しているシーンで使われていました。
R U Ready(2014) – SAY WUT
アメリカのクラブDJのプロジェクトによる曲です。タイロンの壮行会のシーンで使われていました。
No Mercy(2018) – NDIDI O
カナダのエレクトリック・ブルース女性歌手の、格好の良い曲です。タイロンのバスケの試合中に、タンディがロクソン社のパーティーに潜入しているシーンで使われていました。
Rich Friends(2017) – PORTUGAL THE MAN/ポルトガル・ザ・マン
アメリカのオルタナティヴ・ロックバンドの、格好の良い曲です。タンディが希望を覗く能力を、使いまくるシーンで使われていました。
Breathe(2016) – FLEURIE
アメリカのオルタナティヴ女性シンガーの、美しい曲です。タンディがロクソン社の記録から、スカーボローを見つけるシーンで使われていました。
Born for This(2016) – 7KINGZ
アメリカのヒップホップグループの曲です。タイロンがバスケの試合中に、触れた相手の恐怖が次々と見えるシーンで使われていました。
Secrets and Lies(2017) – RUELLE
アメリカのエレクトロ・ポップ女性シンガーの、美しいしっとりとした曲です。エンディングシーンで使われていました。
クローク&ダガー第5話を観終わったネタバレ感想
タンディとタイロンが対であるという設定に、深みと面白さが増してきました。
ポイントは、単なる対でなく相反するところですね。
これは、二人の能力だけではありません。性格や能力についても、同じことがいえます。
全く対象的な部分と、共通する部分の対比も興味深いです。ほんとうに、上手い設定を考えだしたと感心してしまいます。
今回やっと、ジクソーパズルのピースが揃ってきた感じでしょうか?
やっと、二人の関連性も明確になリはじめ、躍動感がでてきたと思います。
ただ、小出し感は半端ないですね。ひとつ解決しかけたと思えば、また次の謎・・・。
まるで、マトリューシュカのような構成です。ただ、観る側としては、次が気になって仕方のない嬉しい展開ですね。
気になる次回は
⇒ クローク&ダガー第6話【ファーストコンタクト】
まとめ
マーベルドラマ『クローク&ダガー』の第5話【頭脳プレイ】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もご紹介しています。
気になる第6話以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪
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