海外ドラマ『サルベーション 地球の終焉』シーズン2第12話【プランC】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回までは、こちら
⇒ サルベーション2第11話【COPE】
サルベーション2第12話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン2第12話【プランC】
サムソンにサルベーション号をぶつけるという作戦に対し、「最初からこの案にするべきだった」と、アリシア(メリア・クライリング)の見事なツッコミが炸裂していました。まあ、この気持ちも分かります。
キネティックインパクターでは余計な被害が出るからという理由で重力トラクターを採用し、サムソンが重すぎたのでソーラーセイルとレールガンで軌道を逸らすことになり、一周回って重量を増したキネティックインパクターに戻ったんですから。
一応、擁護させていただくと、サムソンが簡単に壊れないと分かった今だからこそ、安心してキネティックインパクターを使えるのですよ。だったら核兵器でも・・・、とにかく、あの大きさの宇宙船に重りを積み込んでEMドライブで加速し、サムソンにぶつけるのがプランC。
ただし、レールガンの弾丸が逸れた理由が分からない現在、何らかの方法でサルベーション号の進路を微調整する必要があるのですけど。しかも、EMドライブ制作に必要なイコサヘドライトは、未だにニコラス(ジョン・ノーブル)の手中にあります。
もちろん、ニコラスがこれを交渉の条件として使わないはずがありません。結局、自由を勝ち得たニコラスが、自分のしぶとさをゴキブリに例えていますよね。
たいていの人が嫌っているゴキブリを例に出すだなんて、少しは自虐する程度に反省しているのかと思いきや・・・。「金持ちのゴキブリなら良い」ですよ。
ふてぶてしいにも程があると言いたいですが、もしも、ゴキブリが有り余るほどのお金をくれたら、生理的に無理でも我慢します。そのお金について、世界ではこれまでにない変化が起きていますね。
グレース(ジェニファー・フィニガン)曰く「バカみたいな小惑星」のサムソン衝突まで、残すところ53日。滅亡の危機が無政府状態を生み出し、国家が価値を保証する貨幣は価値を失い、物々交換であらゆる物の取引がされているのです。
と言ってもニコラス・タンズは桁外れの金持ちですから、物だって大量に持っているはず。それに、形が変わっても経済は経済ですから、絶対、何かの形で儲けることは可能でしょう。
と言っても死んでしまったら意味がありませんから、ニコラスの要求は当然サルベーション号そのもの。そのためならばグレースをダシにしてダリウス(サンティアゴ・カブレラ)をおびき出し、拉致してしまうのも厭わないのが、金持ちのゴキブリの恐ろしさです。
さて、ダシに使われたグレースはダリウスとハリス(イアン・アンソニー・デイル)の間で揺れています。愛しているのはダリウスですが、娘の命を救うためにハリスと結婚。
したたかに立ち回っているようにも見えますが、母と女の間で揺れていることは確かです。
幻覚を見るほど薬を盛られ、COPEの施設に連れ込まれたダリウスが目にしたのは、ニコラスと並んで立つバス・シェパード(ルーク・アーノルド)の姿でした。意外な取り合わせで幕を閉じた第12話ですけど、次回はどうやって話をまとめるつもりなんでしょうかね。
気になる次回は
⇒ サルベーション2第13話(最終回)【科学者はハチドリの夢を見る】
まとめ
海外ドラマ『サルベーション 地球の終焉』シーズン2の第12話【プランC】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第13話(最終回)【科学者はハチドリの夢を見る】も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。