海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』第10話(最終回)【新たな一歩】のあらすじネタバレや感想をご紹介します。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめました。
前回の話はこちら
⇒ 9-1-1:LA救命最前線第9話【とらわれの身】
911 LA救命最前線第10話(最終回)のあらすじネタバレや感想【海外ドラマ】
第10話【新たな一歩】
今回は放映前から複雑な心境でした。最終回という期待感と、何ともいえない喪失感です。
また、アビーの最後の勇姿を見逃すまいという、プレッシャーもありました。
とはいえ、好きなキャラが居なくなるのは、何ともいえない寂しさがありますね。
911 LA救命最前線第10話(最終回)のあらすじネタバレ
今回の通報内容は、どれもタイトルとは直接的な関連性はありません。
また、緊迫度や臨場感も、控え目に描かれていた気がしました。
しかし、メインキャストの行動や心情に、間接的な影響を与えます。
つまり、メインキャストへ目を向けるように仕向けられた、巧妙な演出だと思いました。
夫の様子がおかしいという、妻からの通報(妻を救助)
じつは、夫の方もからも、妻に殴られたと通報があったのです。
そのため、駆けつけた隊員や警察は、どちらの言い分が正しいのかが分かりませんでした。
しかし、アシーナの経験から、妻のほうが脳卒中の一歩手前であると判明します。つまり、脳が発作を起こし、妙な行動をさせていたのです。
このように、脳卒中の前兆を知っていれば、今後役立ちそうですね。
占いの館で突然死した男性がいるとの通報(遺体搬出)
占い中に突然死でしょうか?
占っている側もビックリして、過呼吸に陥り手当をしてもらいます。
検死解剖中に生き返った男性からの通報(救助成功)
占いの館で亡くなった男性が、解剖寸前で生き返ります。
じつは、ナルコレプシーの発作で、仮死状態になっていました。この男性は、今まで3回も死亡宣告されたそうです。
ここで、過呼吸になった占い師さんの正しさが分かり、笑ってしまいました。
なぜなら、生命線が長いのに、どうして?と不思議がっていたからです。とはいえ、解剖している側が驚くのは当然です。
気を失った時に、解剖器具が体に当たり怪我を負います。
バイク事故の通報(死亡)
事故で男性の体が半分に切断されます。
それでも数分間、普通に生きていることがあるのですね、驚きました。
アドレナリンのせいか、痛みも感じていないようです。
この男性にとっての救いは、最後に家族と話せたことだと思います。そして、自分の体が切断されていると、知らずに死ねたことだと思いました。
偶然、バックとチムニーが見つけた男性の遺体(遺体搬出)
バックの前に数日前から、入れ代わり立ち代わり女性たちが現れます。
そして、罵声を浴びさられ、殴られたり水をかけられたりしていました。
その原因は、バックに成りすました人物が、SNSでネット恋愛をしていたのです。そして、バックとチムニーが、その成りすまし犯を見つけます。
しかし、数日前に犯人は、トレーラーの中で孤独死をしていました。
その遺体を、バックとチムニーが見つけたのです。
とはいえ、ここではバックの成長ぶりを、大いに感じることが出来ました。
憎い成りすまし犯の遺体に、敬意をはらいます。遺体が人目に晒されないよう配慮するのです。
911 LA救命最前線の登場人物
第10話では、それぞれの登場人物の【新たな一歩】が描かれていました。
アビー・クラーク(Abby Clark)/コニー・ブリットン-緊急通報のオペレーター
母親の死により、彼女は自身を見失っていたと気づきます。
そして、人から何かを与えられるのでなく、与える側になりたいという気持が生まれたのです。
そのためには、人間としての成長が必要だと感じ、ダブリンへ旅立ちます。
では、なぜダブリンを選んだのでしょう?
それは、母親が生前、行きたがっていた場所だからです。つまり、母親の代わりに行き、気持ちの整理をするためだと思います。
これには、彼女なりの優しさを感じました。
また、彼女は元水泳選手で、オリッピック選考会へ出場するほどの実力者でした。
スポーツ選手は、常に上を目指さなければなりません。つまり、もともと彼女は、上昇気質の持ち主であったのだと思います。
そのため、人間としてのLVアップを決意したのでしょう。
これには、自分自身と照らし合わせ、見習うべきだと感じました。
とはいえ、彼女は引っ越しするのではなく、長期旅行のようです。ということは、戻ってくることになります。
一旦、離脱して復帰というパターンに、期待してしまいますね。
エヴァン・“バック”・バックリー(Evan “Buck” Buckley)/オリヴァー・スターク-新人消防士
アビーのことを真剣に愛していたという、彼の気持ちが伝わってきました。
最初の頃の彼とは大違いですね。彼はアビーを通じて、精神的にも肉体的にも強くなりました。
また、救命士としての自覚も、大きく成長しました。
しかし、アビーが居なくなればどうなるのでしょう?
もとに戻ってしまわないか心配です。
アシーナ・グラント(Athena Grant)/アンジェラ・バセット-警察官
離婚したことで、逆に家族の関係が強まったように感じました。憎みあって離婚した訳ではないからでしょうね。
それにしても、彼女のドレスアップ姿は綺麗でした。
彼女の女性らしさを、初めて見たような気がします。
また、ボビーに対しての気持ちも、まんざらではなさそうででしたね。
ボビー・ナッシュ(Bobby Nash)/ピーター・クラウス-救命隊のリーダー
新しく何かを始める手段が、出会い系サイトへの登録ですか・・。
今の社会ならではですが、ちょっと行き過ぎ感があります。
そのため、自身の殻を打ち破ったというより、箍が外れて暴走気味に見えました。
いままで、何年も聖者のような生活をしていたので、理解できない訳ではありませんが・・・。
しかし、最終的には出会い系に頼らず、アシーナを選んだようです。これには驚きましたが、大人同士の恋愛が始まりそうですね。
お似合いのカップルだと思うので、応援したい気持ちになりました。
ヘンリエッタ・“ヘン”・ウィルソン(Henrietta “Hen” Wilson)/アイシャ・ハインズ-救命士・消防士
家出した妻が戻ってきます。彼女に自身の気持ちを素直に伝えたことが、良かったのでしょう。
夫婦関係の修復の兆しが見え、一安心しました。
ところで、妻役の女性のことが、以前から気になっていたのです。
何処かで見た記憶があるのですが、思い出せません。本国のWIKIで調べれば分かるのですが、意地になり検索しませんでした。
しかし、やっと思い出すことができ、スッキリしました。
ドラマ『コールドケース』で、リリーの相棒の一人だった、ミラー捜査官です。少しふっくらとして印象が変わりましたね。
ホーウィー・“チムニー”・ハン(Howie “Chimney” Han)/ケネス・チョイ-救命士・消防士
頭の怪我の時以外は、地味な存在でしたね。
しかし、新しい出会いを感じさせるシーンが最後にありました。次のシーズンでの活躍を、期待したいと思います。
ドラマのキャストに関する情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ 911 LA救命最前線のキャストを画像と動画でまとめて紹介
ドラマ『911 LA救命最前線』第10話で使われている音楽(BGM)
最終話では、2曲がBGMとして使われていました。
Ride To Live, Live To Ride – TWISTED SISTER/トゥイステッド・シスター(1983)
アメリカの大御所ヘヴィメタル・バンドの曲です。事故で体が半分に切断される男性が、バイクで走るシーンで使われていました。
Shake It Out – FLORENCE + THE MACHINE/フローレンス・アンド・ザ・マシーン(2011)
イギリスのオルタナティヴ・ポップバンドの曲です。ドラマの後半、各キャストの新たな一歩の表現シーンで使われていました。
911 LA救命最前線第10話(最終回)を観終わった感想
あっという間に、シーズン1が終わってしまいました。
毎週、これほど楽しみに感じたドラマは、久々だった気がします。
放映5分前に、アラームをセットし待機するなど、かなり気合を入れて観ていました。
それにしても、近年、稀に見る傑作ですね。しばらくは、911ロスに陥りそうです。
911 LA救命最前線シーズン2について
本国アメリカでは、シーズン2の公開が先週から始まりました。
あまりに気になったので、シーズン2のトレーラーを探して観てきました。
緊急通報の内容が、シーズン1以上に緊迫感と迫力がありそうです。
また、新しく、ジェニファー・ラブ・ヒューイット(Jennifer Love Hewitt)が、コニー・ブリットン(Connie Britton)の代わりにオペレーター役として出演します。
消防士も1名新しく増えるらしく、楽しみでたまりません。
すでに本国では、かなり話題になっているようで、日本での公開が待ち遠しいです。
気になるシーズン2はこちら
⇒ 9-1-1:LA救命最前線シーズン2第1話【プレッシャー】
まとめ
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』第10話(最終回)【新たな一歩】のあらすじネタバレや感想をご紹介しました。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめてあります。
動画に関する情報は、こちらにまとめてあります。
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