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クイーンメアリーシーズン4第16話(最終回)ネタバレ感想【海外ドラマ】

海外ドラマ『REIGN/クイーンメアリー』シーズン4第16話(最終回)【旅路の果て】(NHK的には第34話)のネタバレ感想とあらすじをまとめました。

記事の後半では、ネットの評価や反応をご紹介します。

前回はこちら
クイーンメアリーシーズン4第15話(NHK的には第33話)【未来を担う者】

クイーンメアリーシーズン4第16話のネタバレ感想とあらすじ【海外ドラマ】

第16話【旅路の果て】

メアリーの作戦は最悪の結末に

メアリー(アデレード・ケイン)の息子はダーンリーに誘拐されたうえに山中に置き去りにされました。子供のために父親が必要と考えていたメアリーも、さすがにダーンリーを殺害しようとボスウェル(アダム・クローズデル)に依頼し、殺害は成功。

しかし、ダーンリー(ウィル・ケンプ)はお飾りでも一応、国王なのでボスウェルとメアリーは国王殺しで捕まってしまいました。枢密院のおじさんたちは状況判断もできないのと思っていたところへノックス(ジョナサン・ゴード)が登場します。

まぁ、そんな展開になるでしょうね。スコットランドはノックスの勝利でメアリーはエリザベスのもとで幽閉されてしまいます。

ジェーン裏切りの真相

イングランドでジェーンがナルシス(クレイグ・パーカー)に協力した件は、解き明かされないで終わるかと思っていましたがちゃんと分かりました。

エリザベス(レイチェル・スカーステン)の父がジェーンの祖父の指をバターナイフで切り、おじいさんの指は腐り2日も叫び続けて死んだという恨みから協力したのです。じわじわ死ぬのは最大の拷問と言われ、アレルギー症状で生還した人も“死ねない苦しみ”と表現するほどです。

だから、想像するだけでゾッとしました。エリザベスのせいではないのですが、どこかにぶつけないとジェーンもやりきれなかったのかと思うと同情はします。

けれども、関係ない人を巻き込むのはいかがなものかと感じました。2度も信じた人に裏切られたエリザベスは、王は孤独なものとして心が氷になってしまうのでしょうね。

カトリーヌの切り札

フランスではカトリーヌ(ミーガン・フォローズ)が息子たちの対立を防ぎましたが、その見返りにナルシスと共に黒魔術の魔女の言いなりとなっています。しかも、何度ナイフで刺しても死なないという、さすが魔女です。

カトリーヌは自分の家族を守るために酷いことをしてきたのに、ここで死ななければ子供たちは生き残れないのかと魔女に質問します。

すると、フランソワほどの子供はいないけど、娘のマルゴを迎え入れれば血は流れるけど生き残れると告げられました。最終回にして初登場のマルゴを迎えに行きます。

これぞカトリーヌ、生きるために逞しい努力です。

クロードから学んだ愛

番外編ともいえますが、これまでクロード(ローズ・ウイリアムズ)には楽しませてもらったので、彼女についても。

自分は心変わりはしたくないと頑なだったクロードでしたが、愛した男レイス(ジョナサン・ケルツ)は他の女と結婚し、愛してくれたリュック(スティーブ・ランド)は宮廷を出ていきました。

愛した男と愛された男のどちらも失ったのですが、クロードが自分の気持ちを押し殺し、他人の気持ちを見ないふりをしてでも、なりたい自分を通した結果です。

考え方を柔軟に受け入れられる人は、それなりに影響を受けて気持ちは揺れるものなので、一生、何かを好きでい続けるというのは、特に相手がいればお互いに努力が必要なことなので難しさを考えさせられました。誰が悪いわけじゃないんですよね。

ジェームズの悲しい決断

そんなこんなで色々割愛され、21年後に画面は変わります。メアリーが処刑される前日です。

すっかり大人になったメアリーの息子ジェームズは、叔父ジェームズ(ダン・ジャノット)の苦悩と、本来であればメアリーが正当な後継者であり両国を治めるべきだということ、そして婚約を破棄しヴァージン・クイーンを貫きながらも常に外敵に怯えて暮らしている薔薇の女王エリザベスの孤独、そんな全てを説明してくれながら母の命を救おうとします。

しかし、逆にエリザベスから、母メアリーの命を助けるつもりなら彼女を一生、幽閉し続ける。もし、メアリーを処刑するのならイングランドの後継者もジェームズに指名する。

そんな提案をされ、決断を迫られます。ジェームズは母が一生、自由がない生活を強いられるより、かつて、母が望んだ両国の併合と和平の意思を継ごうと決断し、メアリーの最期の場所は断頭台となりました。

クイーンメアリーを通して見て思うこと

結局、ノックスの真意はどこにあったのか?

と思っていましたが、ただの女性に支配されたくないという年配の男性にありがちな嫉妬を抱いたそのままの悪い人でした。

てっきり、過去に何かの遺恨があるとか、王制で悲劇を迎えた人が親しかったから民主制政治に変えたいとか、そんな信念があるのかと思ってたので深読みしすぎだったみたいです。

カトリーヌは悪いことをした代償で魔女に対価を払い続けることになるのでしょうね。必死だったとはいえ悪いことは悪いことなので・・・。

でも、ドラマ『クイーンメアリー』では本当に良いスパイスでした。演技力も高く、カトリーヌだけでもドラマが作れるんじゃないかと思ったほどです。

エリザベスは孤独と引き換えに揺るぎない王となりました。メアリーの息子ジェームズも可愛いがっているようですが、結局はずっとメアリーに怯えて生きることとなり、最終的にはメアリーの処刑を執行する許可してしまいます。

メアリーが欲しかったもの

メアリーはエリザベスに狙われないため、自分の親しい人がこれ以上、傷つかないためとはいえ、イングランドの王座を狙った代償として21年もの長い間、幽閉されてしまい、最後は処刑されました。

結局のところ“クイーン・オブ・スコッツ”白百合の女王メアリーが本当に欲しかったのは国でも権力でも跡継ぎでもなく、愛だったのではないかという考えは、処刑後に目を覚ました状況を見て感じました。

この世ではないどこかで、先立たれた最初の夫フランソワ(トビー・レグボ)と甘い時間を過ごしています。彼女を取り巻く状況がそうさせてくれなかっただけで、普通の幸せが欲しかったのではないかと思うラストシーンでした。

最後に

落としどころは納得できる最後だと感じますが、幽閉期間の21年を5秒くらいで終わったのは残念です。ただ、衣装や小道具、セットなどのレベルが高く、役者の質も高かったので見ごたえがあり最後まで飽きないドラマでした。

メアリー役のアデレート・ケインや、実はプライベートでは彼女と仲良しのエリザベス役レイチェル・スカーステンなどの今後の活躍にも注目していきたいと思います。

以上、最終回の【旅路の果て】は終了です。

クイーンメアリーシーズン4第16話のネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】

カバ吉くん
カバ吉くん
あのラストを見たら、フランソワとともに生きていたメアリーに会いたくなるわ。

ドラちゃん
ドラちゃん
フランソワ様、グリア様、長い間、お疲れさまでした。素敵ななドラマをありがとうございます。

まとめ

海外ドラマ『クイーンメアリー』シーズン4の第16話(最終回)【旅路の果て】(NHK的には第34話)のネタバレ感想とあらすじがまとめてあります。

記事の後半では、ネットでの評価や反応をご紹介しました。

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