海外ドラマ『TRUST/トラスト』第7話【幸せの崩壊】のネタバレ感想とあらすじをまとめてあります。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しました。
前回の話はこちら
⇒ TRUST/トラスト第6話【駆け引き】
TRUST/トラスト第7話のネタバレ感想とあらすじ【海外ドラマ】
第7話【幸せの崩壊】
ポール・ゲティ2世(マイケル・エスパー)は第1話から息子である3世(ハリス・ディキンソン)に対して冷たい態度を取っていましたけど、今回はその背景が描かれます。
ポール・ゲティ1世の冷酷な育成方針
ケチで有名なポール・ゲティ1世(ドナルド・サザーランド)による2世の扱いは、控えめに言っても冷酷でした。
いや、これは異常なレベルでの残忍さと言えるでしょう。
とにかく要求を無視し、提案を否定し続ける、その態度は、何か恨みでもあるのかと言いたくなるほどでした。
ゲティ2世にイタリアの会社を任せるのですが、そこでやらせたのは首切り役、つまりリストラの陣頭指揮です。
この時点でストレスが半端じゃありません。
そこに、有能なアイツを辞めさせたのか等と言われ、挙げ句の果ては、その人を呼び戻されたりしたら、立場もありませんよね。
ゲティ2世のビジネスに関する提案は皆の前で全否定し、結局、自分の案を通してしまいます。
ポール・ゲティ1世はビジネスの天才ですけど、後継者の育成に関しては無能の極致でした。
壊れていくポール・ゲティ2世
特に酷いのは、涙ながらに助けを求めるゲティ2世を切り捨ててしまったシーンですね。
確かにアルコールとドラッグに溺れたゲティ2世は弱い人間ですが、その原因のほとんどはゲティ1世の態度に有ったのです。
それなのに息子からの電話を切って部屋から出て行くゲティ1世は、まるでビジネスと引き換えに人間性を失った怪物の様でした。
人を鍛えるのではなく、破壊が目的にしか見えません。
どんどん壊れていく夫を支えていたゲイル(ヒラリー・スワンク)ですが、それも限界を超え、映画俳優との浮気に溺れていきます。
ゲティ2世も別の女と浮気しているのですけれど。
最悪なポール・ゲティ3世の子ども時代
ポール・ゲティ3世はそんな両親を見て育ちましたが、幸運にも歪んだ性格にはならなかった様です。
甘っちょろい部分が有るにしても、人を惹きつけるその性質は、才能と言っても良い位。
ポール・ゲティ1世をして「子供は嫌いだけど、こいつは好き」みたいなことを言わせてしまうんですから。
いや、海に投げ込まれたりしてますけどね。
影絵を教えたのがゲティ1世と言うのも、驚きの事実です。
これはゲティ2世にも教えていないので、息子には徹底して何も与えなかったんだと強調することになっていますけど。
結局、ゲティ2世がゲティ3世に対して妙に冷たいのは、嫉妬によるものが大きいんですね。
でも、これでゲティ2世を責めるのは酷というものでしょう。
予想外の身代金を支払う方法
ちょくちょく挿入されるシーンでは、500万ドルの現金が用意されています。
ようやく、これで決着かと思いきや、現金の出所はゲティ2世の信託資金。
それだけではなく、そこから4パーセントの利息で貸し付けるというとんでもない契約を結ぼうとしています。
ポール・ゲティ1世は、どうしてニコニコしてるんでしょうか。
自分の孫が命の危機に瀕していても、そこから利益を得ようとする異常さ。
また何も与えられなかったゲティ2世は、当然のことながら契約書を破り捨てています。
プリモ(ルカ・マリネッリ)が待つ身代金の引き渡し場所に、結局、ゲティ家の使いは現れませんでした。
ポール・ゲティ3世には、一体どんな運命が待ち受けているのでしょうか。
気になる次回は
⇒ TRUST/トラスト第8話【マフィアの秘密】
TRUST/トラストシーズン1第7話のネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】
#TRUST #FOX
ものすごいスローペースで見てやっと7話。
ダニーボイル作品だし、ネタバレ防ぎつつ細部までじっくり。
世界一有名な誘拐事件?知らないし、同じとも限らないけどこれ、
間違いないのは、予算莫大すぎ打ち切りでしょねw
面白いのになぁ映画じゃないんだよってクオリティにスケールw— mik taka (@mik_taka) November 2, 2018
まとめ
海外ドラマ『TRUST/トラスト』第7話【幸せの崩壊】のネタバレ感想とあらすじをまとめました。
そして、記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をご紹介しています。
ひきつづき、第8話【マフィアの秘密】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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