海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』第6話【歩み寄ること】(原題:Two-Ply 〈or Not Two-Ply〉)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター2第5話【ロバの歩かせ方】
グッドドクター2第6話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン2第6話【歩み寄ること】
ついに同居を開始したショーン(フレディ・ハイモア)とリア(ペイジ・スパーラ)。バラ色の生活が待っているのかと思いきや、細かいことで小さな衝突が発生しています。
歯ブラシやリモコンの置き場所、トイレットペーパーの銘柄にいたるまで、とにかくショーンはすべてが決まった通りでないと気が済みません。彼には”これぐらい”とか”後で直すから”とかがまったく通じないのです
けれども、少し大雑把なリアは、これがどうにも我慢ならないみたいです。ショーンのこだわりはトイレットペーパーを垂らす向きにまで及んでおり、先端が手前側に出ていないとダメなんですね。リアはどちらかと言えば奥側が好み。
リアは好み”Like”を重視し、ショーンは正しさ”Right”にこだわります。2人は問題にしている部分が違うので、話がかみ合うはずがありません。どうしたらいいのか分からなくなったリアが怒り出すと、ショーンは固まってしまうだけでした。
たまりかねたリアは、グラスマン(リチャード・シフ)の家へ相談しに行くのです。自分の正しさを押し通すべきか、歩み寄るべきか。これは時と場合によりますよね。
ここからは、ショーンとモーガン(フィオナ・グーベルマン)の例を挙げましょう。
ヴァイオリニストのコーリ(スーピンダー・ラーチ)は、ネイルサロンに寄った後に指先が化膿したので来院しました。演奏会が近いので、病院でもイメージトレーニングに余念がありません。
ちなみに、彼女が聴いているのはパガニーニのカプリース第24番 クワジ・プレスト イ短調。ちょっと聞いただけでパガニーニと言えるメレンデス(ニコラス・ゴンザレス)は、クラシックかメタルのファンですね。
治療は指先を麻酔して膿を押し出す簡単なものですから、ショーンとモーガンに任せています。ところが、コーリの痛みは指先だけでなく関節まで広がっていました。
今のところ熱は上がっていませんが、ショーンは「もし人食いバクテリアだったら指を切断する必要がある」と言ってしまうんですよ。組織を少し切り取って検査すればすぐに結論が出ますけど、そんなことをしたら演奏会に影響が出てしまいます。
ショーンは現在の症状から考えられる最悪の可能性を挙げたのですが、これは彼がよくやってしまう間違いの一つです。とうぜん、モーガンはショーンを連れ出し、患者の不安をあおるなとたしなめていますね。
その最中、ショーンはコーリの体温が上がっていることに気付き、事態は急展開を迎えます。
今回、印象深いのは、何といってもモーガンの涙。
まさか、彼女のこんな表情を見ることになるとは思いませんでした。高圧酸素療法のタンク内で付き添いをするのは、彼女なりの責任の取り方だったのでしょう。一度、加圧してしまえば、減圧するまでの間は患者と二人きりになります。
どれほど責められても、そこから逃げることはできないのです。たしかにモーガンの判断は間違っていたかもしれません。でも、自分のやり方に対する覚悟を見せた、良いシーンだと思います。
さて、冒頭のトイレットペーパー問題に関しては、リアが上手い解決方法を見つけ出しました。ちなみに、グラスマンのアドバイスは「傷が深くなる前に出て行った方が良い」だったんですけどね。
リアはショーンの障害を少し甘く見ていたのかもしれませんが、それでも一緒に暮らす覚悟を決めたみたいです。
気になる次回は
⇒ グッドドクター2第7話【切り札】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』の第6話【歩み寄ること】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第7話【切り札】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
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