海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』第4話【最悪な一日】のあらすじネタバレや感想をご紹介します。
また、ドラマ中で使われている音楽(BGM)もまとめました。
前回の話はこちら
⇒ 9-1-1:LA救命最前線第3話【家族愛】
911 LA救命最前線第4話のあらすじネタバレや感想【海外ドラマ】
第4話【最悪な一日】
喜怒哀楽のすべてを感じる、素晴らしい出来栄えです。
どこをとっても、文句のつけようもありません。正直なところ、この良さをどう伝えるべきか悩みました。
どの言葉も表現不足で、的確な表現が思い浮かびません。観ればわかります!としか、言えなさそうです。
あらすじネタバレ
今回の緊急要請は、飛行機事故関連だけです。そのため、今までとは少し違った構成となっています。
凄惨な事故ほど、周囲へ与える影響が大きいのです。関係のないようなことでも、この事故がきっかけだったりします。
そう考えると、とても考えさせられる内容でした。
飛行機事故に遭った人々の救出と救助
機内で異変が起きた瞬間と、墜落後の状況が生々しく表現されています。
とにかく、カメラワークが素晴らしく、緊迫感と臨場感に溢れています。まるで体験してるかのように伝わってきました。
離陸待機中の飛行機から、機内で暴れている人がいるとの要請
8時間も機内に閉じ込められていたら、文句を言って当然です。
先に手を出し、テープで拘束した航空警察官に非があります。
そして、仲裁に入った、アシーナの態度や言動は見事でした。
全員を逮捕することで、機内から救出するのです。機転が利きますね。
これには参りました。乗客たちと同じように、拍手を送りたくなりました。
墜落前の飛行機から男性の通報
緊急通報で、遺言を託されることがあるのですね。
遺言を伝える男性の必死さと、絶望感。
それを託されるアビーの戸惑いと、やり切れなさ。
そして、その遺言を聞く妻の悲しみ。
すべてが痛いほど伝わってきました。
特に、遺言を聞く時の演出は素晴らしいものでした。
PC画面に映される音の波形と、妻の表情だけで音声は聞こえません。バックミュージックだけです。
この演出が、悲しみの表現を盛り上げていて、涙が出てきました。
911 LA救命最前線の登場人物
ずっとベールに包まれたような感じのボビーについて、少しだけヒントが明かされました。
アビー・クラーク(Abby Clark)/コニー・ブリットン-緊急通報のオペレーター
疲れて転寝した間に、母親の行方が分からなくなります。そして、母親を探し回るところで、次回へ引き継ぎとなりました。
ペットと例えるのは不謹慎ですが、盲目の老犬を探し回った経験があります。一瞬の隙に居なくなるのです。
彼女の母親は認知症ということもあり、心配さが分かる気がしました。
余談ですが、母親のお気に入り映画を聞き、懐かしさが込み上げました。
ゴールディー・ホーン主演の『潮風のいたずら』です。リメイクも決まったハートフルコメディーで、オススメ映画の一つです。
興味のある方は、オリジナルを、ぜひ一度見てください。
アシーナ・グラント(Athena Grant)/アンジェラ・バセット-警察官
娘をイジメた相手を逮捕するとは、少しやりすぎましたね。
たしかに、仕事を復讐の道具にしているように見えます。警官なので、職権乱用と言われても仕方はありません。
しかし、個人的には応援しています。
その子がイジメていたことも、ドラックを持っていたことも事実です。
また、その親も人間として最低です。裕福でお金があると、こうなるのかと悪いお手本を見ているようです。
不正の証拠でも見つけて、ギャフンと言わせてやって欲しいです。
しかし、謹慎を言い渡され、今後は内勤です。
そんな状況で、どう立ち向かうのでしょうか?
ちょっと楽しみですね。
ボビー・ナッシュ(Bobby Nash)/ピーター・クラウス-救命隊のリーダー
憶測ですが、彼は妻と子供を、飛行機事故で失ったのではないでしょうか?
そのため、禁酒していたお酒を、口にしたのだと思います。つまり、今回の事故が引き金となったのです。
そう考えると、お皿が4枚、テーブルに用意してあった説明がつきます。妻と子供のことを、まだ諦めきれないのです。
大切な家族を助けられなかったのに、他人を助けなければなりません。それが、救命士としての仕事です。
そのジレンマが、大きなストレスになっている気がします。
一歩、距離を置いたような雰囲気は、そのせいかもしれません。
エヴァン・“バック”・バックリー(Evan “Buck” Buckley)/オリヴァー・スターク-新人消防士
初めての飛行機事故現場とは思えない、活躍ぶりでした。
普通なら、事故の大きさと悲惨さに驚き、たじろぎそうなものです。
しかし、彼は、ひるむことなく立ち向かいます。褒めてあげたくなるほど、彼の成長ぶりを感じました。
ただ、彼の軽さが消えたわけではないので、ご注意を・・・。
ヘンリエッタ・“ヘン”・ウィルソン(Henrietta “Hen” Wilson)/アイシャ・ハインズ-救命士・消防士
周囲からの信頼度は一番かもしれません。
チームの母親的存在でしょうか?
面倒見もよく、話し相手としても最高です。
特に、ボビーからの信頼度は、かなり高いと思います。何かあったときのために、自宅の鍵を託されているのです。
そして、落ち込んだボビーへの、彼女の言葉には胸に響くものがありました。温かみと、懐の深さを感じます。
ドラマのキャストに関する情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ 911 LA救命最前線のキャストを画像と動画でまとめて紹介
ドラマ中で使われている音楽(BGM)
今回は、2曲が使われていました。
Heavenfaced-THE NATIONAL/ザ・ナショナル(2013年)
アメリカのインディーズロックバンドの曲です。ボビーが女性と共に、ヘリで救助された時に使われていました。
Finesse (Remix)-BRUNO MARS feat. Cardi B/ブルーノ・マーズ カーディ・B(2016年)
全米チャート3位の曲です。イジメっ子のパーティーで使われていました。
第4話を観終わって感じたこと
期待を大きく上回る出来栄えに、満足以上のものを感じます。
点数をつけることが出来ないほど最高でした。
しかし、逆に心配でもあります。高いクオリティーの内容を一度、作ると後が大変です。毎回、視聴者の期待も高まるのです。
そして、それに答えるための努力が、さらに必要となります。とはいえ、頑張ってくださいと、今は応援するしかありません。
毎回このクオリティーを、出来るだけキープしてくださいね。よろしくお願いします!
気になる次回は
⇒ 9-1-1:LA救命最前線第5話【過去の呪縛】
まとめ
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』第4話【最悪な一日】のあらすじネタバレや感想をご紹介しました。
また、ドラマ中で使われている音楽(BGM)もまとめてあります。
動画に関する情報は、こちらです。
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