サラ・シャヒ主演海外ドラマ『レヴェリー 仮想世界の交渉人』シーズン1第7話【阻まれた脱出】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回はこちら
⇒ レヴェリー 仮想世界の交渉人の第6話【2人のダンス】
レヴェリー 仮想世界の交渉人の第7話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第7話【阻まれた脱出】
レヴェリーは、脳と体の間にBCIを入れることによって、現実と全く同じ感覚を与えるVRシステムです。
そのおかげで究極のリアリティを楽しむことが出来ますけど、どれほどリアルでも、その世界は偽物に過ぎません。
自分の居る世界が偽物だと知った人々の話として有名なのは、やはり映画の『マトリックス』シリーズですかね。
異様な姿勢で弾丸をかわしたり衝撃波で人を吹っ飛ばしたりと、やりたい放題でした。
と言うことで、オープニングはポール(センディル・ラママーシー)とマラ(サラ・シャヒ)のマトリックスごっこで始まっています。
現実でないと分かっていれば、空を飛んだり火を吐いたり、何でも自由にできるはず。
ところが、左脳がそれを拒否してしまうんだそうです。
高い所では落下の恐怖が付きまといますし、熱いものに手を触れたらとっさに引っ込めますよね。
自分の居る世界がプログラムだと知り、なおかつ自分の意志で出入りしている人ですら、本能的な反応を抑えることは至難の業。
では、もしも知らない間にレヴェリーに連れ込まれたらどうなるのでしょうか。
ポールのレヴェリーに異変が生じ、マラが偶然、紛れ込んでしまったレヴェリーに居たのは、エメット(ベン・J・ピアース)という名の少年。
彼こそが、レヴェリーに拉致された被害者なのです。
レヴェリーに入るためには、基本的に”アペルトゥス”というコマンドを唱えなくてはなりません。
しかし、第5話【最後の願い】で示された通り、このプロセスは省略可能です。
第5話の場合は本人の記憶を引き出すためのレヴェリーでしたから、違和感にも気づいていました。
でも、今回は拉致の続きをレヴェリーで行っています。
薬か何かで眠らせてレヴェリーに連れ込めば、仮想世界でじっくり尋問できますね。
マラは当然、脱出用のボイスコマンドを知っていますから、エメットに”エクシトゥス”を唱えさせるのですが・・・出られませんでした。
ボイスコマンドが無効にされ、エメットは、ここが現実と信じて疑わないという状況の中、マラはエメットをレヴェリーから救い出すことができるのでしょうか。
さて、このエピソードでは「知ってるのと信じるのは違う」がカギになっていますね。
エメットは現実だと信じ込んでいるので、無限の深さの溝なんか見たら足がすくむのも当たり前。
そして、仮想世界だと知っているマラですら、撃たれたと認識した途端に動けなくなってしまいました。
マラは、まだまだネオになれないみたいです。
マトリックスでも仮想世界で好き放題するためには修業が必要でしたから、心の底から信じることが如何に大変か分かりますよね。
さらに、現実のマラにまで撃たれた影響が出ています。
BCIは感覚を乗っ取りますけど、生命維持に必要な機能はそのままにしておきます。
そうでないと、ちょっとしたバグで命を失いかねません。
しかし、生命維持機能は「激しい運動をしている」と感じれば心拍数を上げたり、「大怪我をした」と感じればその部分に血を送ったりしてしまうのですよ。
とすれば、「死んだ」と認識したら、生命維持機能が止まってしまう可能性も出てきました。
こういうのを考えると、大きなヘッドセットとコントローラーを付けている現在のVRシステムは、安全面で理にかなっているのかもしれません。
あちこちぶつけたりしますから、出来るだけ広い空間で、周りを片づけてから楽しまなければいけませんけれど。
気になる次回は
⇒ レヴェリー 仮想世界の交渉人の第8話【遠い日の別れ】
主な登場人物に関する情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ レヴェリー 仮想世界の交渉人のキャストまとめ
まとめ
サラ・シャヒ主演海外ドラマ『レヴェリー 仮想世界の交渉人』シーズン1第7話【阻まれた脱出】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第8話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
動画の配信情報は、こちらにまとめてあります。
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