海外ドラマ『インスティンクト 異常犯罪捜査』シーズン1第3話【秘密とウソ】のあらすじネタバレと感想をご紹介します。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をまとめました。
前回の話はこちら
⇒ 『インスティンクト』シーズン1第2話【「正常」は退屈】
インスティンクトシーズン1第3話のあらすじネタバレと感想【アランカミング主演ドラマ】
第3話【秘密とウソ】
悪性自己愛とは凄い言い回しだなと思って、あれこれ調べてみました。
何と言っても、このドラマ『インスティンクト』は、あまり解説してくれませんからね。
単なるナルシシズムではなく、そこに反社会性パーソナリティ障害(サイコパスやソシオパスと呼ばれるもの)、サディズム、攻撃性が混じり合った症候群だそうです。
つまりアレですよ・・・最悪な性格です。
極端な自惚れ屋で、罪悪感が無く、嗜虐的で攻撃的なんですから、出来れば近寄りたくもないですよね。
今回の犯人は、そんな悪性自己愛のニッキー(ガス・バーニー)です。
ドラマのレビューでいきなり “犯人は” とか書いちゃって良いのかと思われそうですが、ニッキーが犯人であることは早い段階で言及されますから大丈夫でしょう。
今回ディラン・ラインハート(アラン・カミング)が犯人を引っ掛けるやり方は、同じく元CIAが主役のドラマ『クローザー』を思い出させてくれますね。
他人をだまそうとする人間は、他人よりも頭が良いと思っているので、それを利用します。
ある程度そのウソに乗り、勢いづいたところを一気に引っ掛けてやれば盛大に転んでくれるという訳ですよ。
服のセンスが微妙に面白いのも、クローザーのブレンダ(キーラ・セジウィック)と似ている点かもしれません。
まあ、ブレンダの場合は微妙を超えた面白さでしたけど。
さて、今回注目したいのは、ディランが強い調子の言葉を何度か使うこと。
どことなくおどけた感じが多いキャラクターですから、いきなり怒り出すとビックリしますよね。
でも、彼は感情的ではなく、相手の決断を促すために怒りの表情と言葉を使っている感じです。
自分の知識を自慢したり鼻につくこともあるディランですが、決して自己中心的ではないんですよ。
その他に注目すべき点はゲイドラマとしての側面ですね。
インスティンクトで特徴的だと思うのは、ゲイの主人公を物凄く自然に描いていることです。
禁断の愛でもなく、マイノリティでもなく、変態でもなければ崇高でもなく、虹色の旗を掲げて声高に主張もしないのです。
単に男のパートナーがいる。それだけなんです。
ディランとアンディ(ダニエル・イングス)の二人は、完全にニューヨークに溶け込んでおり、全く浮いていないのですよ。
しかもこの二人、今のところ実に理想的なパートナーシップで繋がっています。
ポイントはただ一点、お互いを最大限に尊重していること。
互いに許し、支え合い、時に諫めるという関係には、絶対に心からのリスペクトが必要になります。
この二人は、これからどんどんお互いを高めあっていくのかと思うと、かなり羨ましい関係ですね。
そして今後の楽しみの一つは、ディランがどう呼ばれることになるのか。
ディラン教授やディラン博士、ディラン相談役等と本人は色々考えてます。
だけど、リジー(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)は、どうやらサイコパス教授と呼びたがっている様に見えました。
もちろん、面と向かっては呼ばないと思います。
でも、駆け足で紹介された市警のメンバーの誰かが 「よう、サイコパス教授」 なんて呼んでくれそうな気もするのです。
気になる次回は
⇒ 『インスティンクト』シーズン1第4話【過去に囚われて】
インスティンクトシーズン1第3話のネットでの評価や反応は?【アランカミング主演ドラマ】
https://twitter.com/h_nonomiya/status/1032989012909338624
https://twitter.com/js2820/status/1033040475597430785
https://twitter.com/Citrus_A_GoGo/status/1033104995569160192
まとめ
海外ドラマ『インスティンクト』シーズン1第3話【秘密とウソ】のあらすじネタバレと感想をご紹介しました。
そして、記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応がまとめてあります。
ひきつづき、第4話【過去に囚われて】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
インスティンクトの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
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