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ミステリー

ドクターモーガンのNY事件簿の第18話ネタバレ感想|アダムの過去【海外ドラマ】

ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第18話【沈没船の財宝】のあらすじとネタバレ感想をまとめています。

記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応を紹介しました。

ドラちゃん
ドラちゃん
マルティネス刑事(アラナ・デ・ラ・ガーザ)とヘンリーのロマンスがあるかと思っていたら、いきなりアイザック登場。今後も登場するのか、次回が楽しみだよね。
カバ吉くん
カバ吉くん
エイブ(ジャド・ハーシュ)がいるから、ヘンリーも安心できるんだろうな。それくらい、今回もGJだった。

前回はこちら
ドクターモーガンのNY事件簿の第17話【サイバー殺人】

ドクターモーガンのNY事件簿の第18話あらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】

第18話【沈没船の財宝】

沈没船捜索を専門におこなう船の船長が殺害される事件が発生します。今回は、この殺人事件の捜査がヘンリー・モーガン(ヨアン・グリフィズ)の過去へと広がりを見せていきました。そして、次第に事件の犯人よりも、ヘンリーが初めて死んだ時のエピソードへ引き込まれていく展開です。

過去のできごとが現在のヘンリーと直接結びつく事件は、これまでもたびたびありました。しかし、今回の事件は、そのできごとがヘンリーの不老不死と深く関わってくる問題であるだけに、俄然、殺人事件そのものよりも沈没船とその積み荷に関心が向かいます。

ヘンリーが乗っていた奴隷船の発見

序盤では、沈没船船長の殺人事件を中心に物語が進みました。船長が生前、最後に発見した沈没船が、200年前にヘンリーが初めて死んだ時の船であったことから、ヘンリーの沈没船に対する関心が異常に高まります。

沈没船はアフリカから黒人奴隷を運ぶ奴隷船であり、奴隷の扱いをめぐり船長(ジャック・ケーニッヒ)と対立したヘンリーは射殺されてしまったのです。そのため、当時、彼が計画していた奴隷による反乱や彼が気にかけていた1人の奴隷の行く末を彼は知りません。

このことがヘンリーの沈没船事件に対する異常な関心の原因となります。過去に自身が体験したことの顛末を知り、物思いにふけるというのは、これまでもたびたび見られた場面です。今回も、そのように物語が展開していくものと考えていました。

映画『アメイジング・グレイス』は、奴隷貿易を廃止するために奔走した政治家ウイリアム・ウィルバーフォースの半生を描いた作品です。そのウイリアムをヨアン・グリフィズが演じているのは、何か縁を感じますね。
アメイジング・グレイスの動画情報とネタバレ感想

初めて明かされたアダムの過去

しかし、沈没船から見つかった物の中に、200年前のヘンリー殺害の凶器であった銃が発見されたあたりから物語の様相が変化していきます。もう1人の不老不死の男であるアダム(バーン・ゴーマン)が再び登場しました。

殺害の凶器となった銃を前にヘンリーとアダムの間で交わされた会話は、2人それぞれの来歴が語られて面白いです。とりわけ、アダムの来歴は初めて語られるように思います。

彼は約2,000年前、ローマで腹をナイフで切られて殺されたことがわかりました。それ以来、彼は不老不死になり、ヘンリーの存在を知ってからは、彼のことを執拗に追跡してきました。

これまで、ヘンリーよりも長く不老不死の人生を送ってきていることはわかっていたのですが、具体的な地名や殺害方法まで踏み込んだのは今回が初めてです。

不老不死を終わらせられるかもしれない仮説

さらに、物語の終盤にアダムはヘンリーに自分自身を殺した凶器を使えば死ぬことができるかもしれないことを告げます。すなわち、沈没船から発見された銃を使えば、ヘンリーは死ぬことができるかもしれないのです。

しかし、これが本当か、どうかはわかりません。アダム自身も試したことがないからです。これまでヘンリーは不老不死に悩み、何とか自身の命を終わらせたいと考えてきました。

しかし、現実に自分を殺すことができるかもしれない銃を目の前にし、それを実行できるかどうかは別問題です。実際、アダムにしても、一度は自分を殺した凶器を目の前にして、自分を殺すことができず、やがては凶器自身をなくしてしまったと語っています。

ヘンリー以上に長く生き、不老不死の苦渋をなめてきたアダムがこうなのですから、ヘンリーも簡単に実行することはできないのは当然です。これまで、どうやって死ぬことができるかをヘンリーは探し求め、死の研究を行ってきました。

しかし、今回の銃の発見により、実際にその方法を実行するか否かがヘンリーにとっての新たな苦悩の種となったようです。

ヘンリーの過去との結びつき

沈没船船長殺害事件の犯人は、実は沈没船捜索の際に死亡したダイバーの妹マーゴ(ケイト・ローガル)であることがわかります。兄の死に対する復讐を実行したのです。

しかし、この沈没船の事件をめぐっても、ヘンリーの過去との結びつきが出てきます。沈没船のスポンサーであった大富豪アイザック・モンロー(キューバ・グッディング・ジュニア)は、実はヘンリーが乗船していた時に気にかけていた奴隷の末裔であることがわかったのです。

奴隷は死んでしまっただろうと推測し、しかも、その死は自分のせいだと考えていたヘンリーにとって、奴隷がアメリカで生き延び、しかも子孫まで残していることを知り、200年以上抱いてきたヘンリーの苦悩は1つ消えたことになります。

今回は、初めて死んだ時から抱き続けてきた苦悩が1つ消え、代わりに新たな、より根深い苦悩が誕生する物語でした。

気になる次回は
ドクターモーガンのNY事件簿の第19話【壁の中のミイラ】

主な登場人物に関する情報は、こちらにまとめてあります。
ドクターモーガンのNY事件簿のキャストまとめ

ドクターモーガンのNY事件簿の第18話ネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】

ドラちゃん
ドラちゃん
ここにきて、第1話のシーンがつながりましたね。なぜ、ヘンリーが殺されたのか、わかってスッキリしました。

カバ吉くん
カバ吉くん
200年も苦悩していたかと思うと、ホント良かったねと声をかけたくなるぞ。

まとめ

ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第18話【沈没船の財宝】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。

記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応が紹介してあります。

ひきつづき、第19話【壁の中のミイラ】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。