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サスペンス

メジャークライムスシーズン6第5話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

海外ドラマ『メジャークライムス~重大犯罪課(Major Crimes)』シーズン6第5話【聖域都市 パート5】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

また、ドラマ内の登場人物について、紹介しました。

前回の話はこちら
メジャークライムスシーズン6第4話【聖域都市 パート4】

メジャークライムスシーズン6第5話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

ファイナルシーズン第5話【聖域都市 パート5】

終始、シャロンの体調が気になり、事件のことは中々頭に入りません。結婚式を無事に迎えられるのだろうか?と、心配し通しでした。

しかし、5部構成の長編のラストとしては、上手く纏め上げたと思います。特に、最後の結婚式のシーンは、必見の価値ありです。参加できるものなら、自分もその場に居たいと感じたほどでした。

メジャークライムスシーズン6第5話のあらすじネタバレ

ルーカスの父親のPCから遺書が見つかり、彼の自殺が疑われます。しかし、重犯課のメンバーたちは納得できません。父親が息子を殺したとは、どうしても考えられないのです。

事件の概要を整理するため、もう一度、2人の少年たちから事情を聴くことになります。

そして、ミゲルに対しては、彼の信頼しているジョナス神父と会話をさせたのです。そこで解ったことは、ミゲルが養父を殺したという事実でした。また、その養父が麻薬カルテルに関係していたため、ミゲルは報復だと考えています。

その後、ライアンへの聴収からは、別の事実が浮かびあがったのです。彼は、狙いはルーカスだけではなかったか?と考えていました。なぜなら、カルテルの報復であれば、3人ともリムジンで殺されていたはずと思っていたからです。

また、ルーカスの母親が浮気をしていたことも、彼は知っていました。こうなれば、事件の概要が変わってきます。

犯人は彼女の浮気相手ではないだろうか?

また、ルーカスと父親が元々の狙いではなかったのか?

という、筋書きが成り立つのです。さらに、ルーカスの父親の喉からは、彼と同じ炎症の痕跡も見つかります。つまり、同じ方法で殺された可能性が出て来たのです。

そのころ、重犯課にFBIの二人が、謝罪のために戻って来ます。そこで、シャロンたちは、彼らを上手く丸め込むことに成功したのです。そして、2週間以内にアメリカへ入国した、人物の記録の提出を要求するのでした。

その後、ルーカスの母親への聴き取りが再度、行われます。彼女が浮気をしていたことは、カードの記録などから明白です。しかし、彼女は浮気を認めようとせず、相手も明かしませんでした。

ジョナス神父の取り調べが行われる中、カミラが新たな情報を手に戻ります。少年たちが、なぜ校外学習をサボったのか?を、見つけ出したのです。彼らは、野球選手たちのサインを貰おうとしていました。

つまり、その途中に拉致されたのではないか?と、推測出来ます。また、野球選手たちの多くはルーカスの父親の病院の患者でした。それだけではなく、試合のチケットが病院に配られていたとも判明します。

また、ジョナス神父の証言から、彼がルーカスの母親の浮気相手ではないことがわかりました。彼はヒスパニック系の女性に肉体的魅力を感じない、性的思考の持ち主だったのです。

その後、出入国記録から、ひとりの野球選手が浮かび上がります。彼は、少年たちが拉致された日の夜に、検問所を通過していたのです。

しかし、その時の映像を確認したシャロンたちは、疑問を感じます。顔がハッキリしないだけではありません。8時間前にルーカスの父親の病院で、膝の手術を受けた人物だとは思えないのです。

これで、ルーカスと野球選手と病院という、繋がりが見えてきました。また、ミゲルの養父殺しとは関係がないのではないか?という仮説も成り立ちます。つまり、ルーカスの父親の同僚であるガーザ医師が、第一容疑者として浮かび上がったのです。

シャロンはガーザ医師に少年たちの喉の検査を依頼します。これは、もしルーカス親子を殺した犯人が同一人物なら?という賭けでした。つまり、同じ手口の犯行なら、同じ痕跡が被害者たちにもあると考えたからです。

そして、ガーザ医師は彼らの喉には異常がないと診断を下します。これこそが、重犯課の待っていた彼の反応でした。じつは、モラレス医師により、少年たちの喉の検査を終えた後だったのです。つまり、ガーザ医師が嘘をつくかどうかで、犯人か?という証拠を得たかったのでした。

その後、無事に事件も解決し、シャロンとフリンの結婚式が行われます。シャロンの実の息子と娘、プロヴェンザの嫁、マークにガズと、懐かしい面々も参列していました。派手過ぎす賑やか過ぎない心温まる結婚式です。

今回の後半まで、犯人を推測できないという、手の込んだ内容でしたね。また、サブストーリーの充実さにも、満足できます。

しかし、シャロンの交渉術を見れなかったことが、残念でなりません。長いストーリーだっただけに、彼女の18番である司法取引を、是非見たかったですね。彼女の独自の目線から解決というのも良いのですが、少し物足りなさを感じました。

メジャークライムスシーズン6第5話の登場人物

シーズン1から考えるとシャロンの結婚式が見られるなんて思いもよらなかったです。

シャロン・レイダー/Sharon Raydor – 重大犯罪課のリーダー – メアリー・マクドネル/Mary McDonnell

彼女のコメディーシーンへの参加を、久々に観ることが出来ました。少年たちに事情を聴くにも弁護士がいるため、聴くことが出来ません。そんな時バズが、疑いは晴れたと弁護士を帰し、両親を待つ間に聴収しようと提案します。

それに対してシャロンは、「それは卑怯だわ」と言うのです。そして、場が悪そうなバズは、「警察学校で習ったので・・・」と取り繕いました。しかし、彼女は「その計画で行きましょう」と、真顔で言います。

この言葉には、一瞬「え?」と思うと同時に、笑ってしまいました。このドラマらしい、コメディータッチのシーンでしょうね。このように、クスっと笑える場面を取り入れるところが、憎らしいです。

行き過ぎたコメディーではないことに、現実味があります。また、これがこのドラマの愛される理由ではないかと、改めて実感しました。

ところで、結婚式でのシャロンの表情を観て、感動した方は多いのではないでしょうか?

彼女の魅力満載と言える場面でした。しかし、自分はというと、家族での会食時の会話のほうに、より感動を覚えたのです。外食しようとしていたのにも関わらず、彼女が夕食を用意します。

その時の彼女の言葉には、家族への想いが詰まっていました。「家族のために作らせてよ、でなきゃ生きている意味がないわ」

これは、大事な家族との夕食だからこそ、手作りに拘ったのではないでしょうか?

また、これこそがシャロンの考える家族の在り方であり、幸せなのです。忙しくても体調が悪くても、彼女にとっては、家族が心の拠り所になっています。そう考えると、ラスティーを養子にし、フリンと結婚する理由が、わかる気がしました。

シャロンには、常に一緒にいてくれる誰かが必要なのではないでしょうか?

また、家族が一緒だからこそ、いっそう頑張れるのではないでしょうか?

つまり、シャロンは自立した女性に見えて、見かけほど強くはないのでは?と感じました。言い方は悪いですが、古風な女性らしさを兼ね備えている気がします。これが彼女の魅力であり、素晴らしさです。

とはいえ、会食中の会話は、事件に関するものでした。フリンとラスティーが食事の輪にいるので、仕方がないことですね。しかし、せっかく実の息子や娘も一緒なのに、これは酷すぎます。

結婚式の前日なので、もっと別の会話をすれば?と、少し笑ってしまいました。これに関しては、職業病とも言えるのかもしれませんね。

ルイ・プロヴェンザ/Louie Provenza – 古株の警部補 – G・W・ベイリー /G.W. Bailey

プロヴェンザとフリオがミゲルを聴収する姿には、迫力がありました。2人とも強面な上に、少年相手でも容赦がありません。もう少し手加減してあげても良いのでは?と、思ったほどです。

この2人を相手にして、怖いと感じない人は居ないのではないでしょうか?

自分なら直ぐに、全てを正直に話してしまうでしょう。ところで、彼と奥さんとは、今も仲睦まじそうですね。結婚式での、言葉でなく身振りで会話をしているのを観ていて、安心しました。彼にとっては5人目の奥さんなだけに、末永く幸せでいて欲しいですね。

アンディ・フリン/Lieutenant Andy Flynn – 警部補でシャロンの恋人 – トニー・デニソン/Tony Denison

シャロンの花嫁姿を見た時の、彼の表情が忘れられません。

感無量という言葉が、ピッタリではないでしょうか?

いままで、彼らは幾つもの試練を、乗り越えてきました。それだけに、結婚まで漕ぎつけたという達成感は、ひとしおだと思います。また、信頼できる仲間からの祝福も大きいですね。フリンは家族にも仲間にも恵まれていて、羨ましいかぎりです。

フリオ・サンチェス/Julio Sanchez – マフィア事情に精通した捜査官 – レイモンド・クルツ/Raymond Cruz

今までのフリオは、感情のままに言葉を発し、時には手を出すことが頻繁にありました。しかし、もう違います。怒っっている際も、ぐっと気持ちを抑え言葉を選んでいるように見えます。

何が彼をそこまで変えたのでしょうか?

それは、マークの後見人となり、父親として過ごし始めたからでしょう。そのため、今までになはい落ち着きを、フリオから感じるようになりました。

言い方を変えるなら、父親としての自覚でしょうか?

人は変われるのもだと、改めて感じました。とはいえ、結婚式での彼とマークの一瞬の演出には、心が和みました。本当に仲が良く幸せそうですね。しばらく、マークの出演がなかっただけに、安心しました。

カミラ・ペイジ/Camila Paige – 未成年者の捜索に精通した捜査官 – ジェシカ・メラズ/Jessica Meraz

亡くなったルーカスが、なぜ校外授業を抜け出したのか?

カミラがその理由を見つけ出します。少し興奮して状況を説明する彼女の気持ちが伝わって来るようでした。なんせ、重犯課での初手柄です。観ていて嬉しくなりました。

ところで、結婚式での、カミラとメイソンの会話は良かったですね。彼女が「なんだか家族みたいに見える」と言った時に、彼は「もちろん我々は家族だ、君も仲間に入るかい?」と答えます。

カミラにとって、こんなに嬉しい一言はなかったはずです。なぜなら、早くに両親を亡くした彼女にとって、「家族」とは特別な意味を持つでしょう。また、メイソンも自分も、その家族の一員だと思っているからこそ、彼女を誘ったのだと思います。

とはいえ、この重犯課そのものを表す、「家族」という言葉に、思わず納得してしまいました。メンバーたちや、その周囲の人間模様を表す、最適な言葉ですね。そして、この言葉こそが、このドラマが愛される、理由の一つであるとも感じました。

フェルナンド・モラレス/Fernando Morales – 監察医 – ジョナサン・デル・アーコ/Jonathan Del Arco

今回は、モラレスの珍しいシーンを観ることが出来ました。まず、被害者の検死の共通点をシャロンの言葉から気づきます。いつも、優秀な彼だけに、なかなか観ることがない場面でした。

それ以外にも、モラレスは検死以外のことでも、犯人逮捕に貢献します。シャロンの計画に協力したとはいえ、捜査官さながらでしたね。また、「弁護士を」と言う犯人の医師に対し、「そうか、なぜ?」と言い放ちます。この時の彼の表情は、怒りに満ちていました。

きっと、同じ医師が犯した犯罪ということで、感情を露わにしたのだと思います。なぜなら、モラレスは亡くなった人のための医師です。しかし、殺人犯は人を救う側の医師で、彼とは逆ですね。そう思うと、彼の憤りが伝わって来るようでした。

ラスティ・ベック/Rusty Beck – シャロンの養子でストローの犯罪の証人 – グラハム・パトリック・マーティン/Graham Patrick Martin

結婚式で、恋人のガズと久々の再会に喜ぶのかと思いきや、全く違いました。二人とも気まずい雰囲気で、雲行きが怪しそうです。遠距離恋愛となり、連絡もなかなか取れなくなると、仕方がないことなのかもしれません。

彼らのことは、シャロンとフリンのカップルに次いで応援していました。それだけに、今後の行方がとても気になります。せっかく再会できたのですから、これを機に仲良くして欲しいですね。

アンドレア・ホッブス/Andrea Hobbs – 検事 – ケーテ・メイザー/Kathe Mazur

結婚式で、「ブーケトスの時は目をつぶるわ」と言いながらも、真剣な表情の彼女に笑ってしまいました。言葉とは裏腹に、ブーケを取る気満々ですね。

また、今でも思い出すのが、ルーク・ペリーが出演した際の出来事です。事情聴取時に「男前だわ」と、何度も彼に見惚れていました。彼女には堅物さがなく、中年女性らしさが溢れているのです。他のドラマに出てくる検事と違い、本当に親しみが持てますね。

メジャークライムスシーズン6第5話を観終わった感想

やっと待ちに待った、シャロンとフリンの結婚式を観れました。このドラマが好きな人にとっては、絶対に見逃せないほどの名場面といえます。どれだけ、このシーンを待ち望んでいたことでしょう。

それにしても、全員が家族のように幸せそうで、観ていて胸が一杯になりました。ひとつだけ残念なのは、フリッツとブレンダが居なかったことでしょうか・・・。彼らがもし、いれば、もっと盛り上がったでしょうね。とはいえ、事件のことは完全に忘れてしまうほど、良い結婚式でした。

事件のほうに関しては、不倫の代償としてここまでするの?と、唖然としてしまいます。身勝手すぎる事件としては、歴代NO.1かもしれません。

また、この事件を通じて、宗教の持つ権力の大きさを感じました。完全に司法を無視した行動ですね。それでも許されるというのが、不思議でなりません。

また、シャロンが神父に胸の内を打ち明けて涙するシーンがあります。ここでは、宗教に疎く、あまり信心深くない自分とっては、理解できませんでした。不安な気持ちや今後のことを、「すべては神の御心」と言われても、ピンときません。

それだけ、宗教というものが、人々の支えになっているのでしょうね。この言葉一つで解決できてしまう、宗教の偉大さを感じました。

気になる次回は
メジャークライムスシーズン6第6話【陰謀のセオリー パート1】

まとめ

海外ドラマ『メジャークライムス~重大犯罪課(Major Crimes)』シーズン6第5話【聖域都市 パート5】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

また、ドラマ内の登場人物についても紹介しています。

ひきつづき、第6話【陰謀のセオリー パート1】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。

今なら、シーズン1からシーズン5まで見放題で、一気見できますよ。
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