海外ドラマ『キリング・イヴ』第1話【その顔、すてき】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
キリング・イヴ第1話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第1話【その顔、すてき】
いきなり、こんなことを言うのもなんですが、第1話は結構、不気味なタイトルですよね。何と言うか、顔の皮を剥ぎ取ったりしそうです。
最初のエピソードは、タイトルと同じく、ちょっと変な雰囲気で始まっています。ウィーンでアイスを食べている可愛い女の子。そして、少し離れたテーブルにいる一人の女性。
女性は女の子に笑いかけ、最初は無視していた女の子もそれに応えます。腕時計には赤い小さな汚れ。それを拭きとって店を出る時、なぜか女性は女の子のアイスをひっくり返すんですよ。
彼女が主人公の一人であるヴィラネル(ジョディ・カマー)です。
この後は、もう一人の主人公が登場します。ベッドの中で叫んでいるのがイヴ・ポラストリ(サンドラ・オー)。何で叫んでいるのかと言えば、自分の腕を下敷きにして寝ていたおかげで、痺れて感覚がなくなっていたせいです。
MI5に勤める人騒がせな彼女は、ヴィラネルとはうって変わったガサツな雰囲気がありますね。特に髪の毛の暴れ具合が、凄いことになっています。ポーランド人の夫、ニコ(オーウェン・マクドネル)との夫婦仲は良好な様子です。
前の日、仲がよい同僚のビル(デヴィッド・ヘイグ)と飲み過ぎたせいか、土曜のミーティングに遅刻していますね。MI6のキャロリン(フィオナ・ショウ)の話では、ロシアの政治家がウィーンで暗殺されたとのこと。
深刻な話の最中でも、イヴは隙を見て食べ物を口に放り込んだり、ビルと犯人の性別について賭けをしたりしています。
どことなくズレているような感じの彼女ですけど、”どうして犯人が女だと考えたか”に関しては、キャロリンが興味を示しているくらいの鋭さです。まあ、直属の上司であるフランク(ダーレン・ボイド)は、余計な口を挟みたがるイヴが好きではないようですけど。
そんなイヴに与えられた任務は、ウィーンでの暗殺の目撃者、カーシャ(エディータ・バドニック)の保護です。しかし、ここでも余計なことをしたがるのがイヴ。勝手に聴取して、犯人が貧乳であることを聞き出しています。
当然、犯人はヴィラネル(胸は押さえつけて小さく見せていた)なんですけど、目撃者を生かしておくはずがありません。
カーシャがいる病院のトイレでイヴとばったり会ったヴィラネルは、髪をおろすようにアドバイスをします。イヴが用を足して戻る途中、誰もいないナースステーションでは電話が鳴りっぱなし。
異様な雰囲気に気づいた彼女が見たのは、凄惨な殺人現場と化した病室でした。この一件で、イヴとビルはMI5をクビになってしまいました。
このドラマ、ヴィラネルとイヴの対比が面白いですよね。
まるでモデルのような服装のヴィラネルは、大音量のポップミュージックをバックに登場します。どれぐらいの音量かと言えば、BGMとしては少しやり過ぎなんじゃないかと思うほどです。
対するイヴは、相当な地味さです。グレーと薄茶色と焦げ茶色みたいな組み合わせで、服の彩度が低いんですよね。音楽は目立たないか、まったく無いかのどちらかになっています。
こんな二人が、これからどう絡んでいくのか。今のところ、イヴは”リストにない女の暗殺者がいるらしい”としか気づいていませんし、ヴィラネルはイヴに会ったことすら忘れているでしょう。
暗殺者と言うには少し目立つ行動が多いヴィラネルですから、ウィーンとトスカーナの事件を結び付けられるのも、時間の問題だと思いますけどね。
気になる次回は
⇒ キリング・イヴ第2話【あとで行く】
まとめ
海外ドラマ『キリング・イヴ』第1話【その顔、すてき】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第2話【あとで行く】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
キリング・イヴの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
⇒ キリング・イヴの動画配信を無料視聴する方法