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サスペンス

カウンターパート2第2話のネタバレ感想!どん底のハワード【ドラマ】

J・K・シモンズ主演海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』シーズン2第2話【向き合うべき真実】(原題:Outside In)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。

前回はこちら
カウンターパートシーズン2第1話【新しい相棒】

カウンターパート2第2話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】

シーズン2第2話【向き合うべき真実】

第1話はアルファの世界だけが舞台になっていました。対して、今回はプライムの世界だけが舞台になっています。

最初に登場する2人は、ミラとアルドゥス。インディゴのスパイ養成所、”学校”から逃げたメンバーです。書類を焼き尽くし、職員も生徒も皆殺し。何ともおぞましい話でした。

インディゴの恐ろしさは、今回も存分に描かれています。特にシュミット夫妻の息子に関する話は残酷ですね。

彼らの息子は、インフルエンザで命を落としています。随分前に埋葬まで済ませていますし、親が息子を見間違うはずがありません。でも、パラレルワールドの同一人物とすり替えられたらどうでしょうか。

“息子アルファ”の死体を用意して埋葬させ、”息子プライム”はシャドウとしてアルファ世界に潜入していたのかもしれませんよ。とすれば、夫妻があの世で会う息子は、同じ遺伝子を持った他人なのです。親子の絆は、無残に踏みにじられてしまいました。

主人公の方はどうなっているかと言えば、こちらも負けず劣らずひどい話になっています。

幸せそうに料理を作るハワード(J.K.シモンズ)。裏ハワードは料理できませんから、このハワードは表ですね。でも、彼は拘束されていたはず・・・。これは、苦痛から逃れるために作った聖域なのでしょうか、それとも彼の精神は限界に近いのか。

まあ、間違いなく後者です。表のハワードは、つい最近まで一番、下っ端の使いっ走りでしたから。裏ハワードに、その不甲斐なさを笑われるような人物が、工作員としての訓練など受けているはずもありません。

何の成果もあげられず、それどころか自分のやっていることの意味すら知らされない。若い連中にどんどん追い越され、言われたことだけをこなす日々。そんな役立たずのウスノロジジイが、ハワード・シルクという男。

彼は、自分をそんな風に捉えていたのです。

“crush”と言う表現を使っているので、相当に打ちひしがれていたのでしょう。どんなに昇進を願い出ても使いっ走りのまま30年ですよ。仕事を失うよりましだと思い込んで、浮気されているのを知りながら、愛する妻のために耐え忍んできたに違いありません。

それだけに、昇進を阻んでいたのがエミリー(オリヴィア・ウィリアムズ)だと知った時のショックは、計り知れないものだったはずです。この事実を知って、なおハワードは、エミリーを嘘ごと愛せるのでしょうか。

視聴者にとってショックなのは、実は裏の世界でも全く同じことが行われていたという事実。裏エミリーも裏ハワードの昇進を阻止していたんですね。

つまり、裏ハワードも戦略部に昇進できたのは最近の事。たまたま、ちょっと早かっただけで、あれほどマウントを取っていたとは。滑稽でもあり、哀れでもあります。機会があれば、ハワードとハワードで、この件についてじっくりと話し合っていただきたいですよ。

表ハワードが料理を作り、裏ハワードが酒を選べば一晩中でも話せるでしょう。

“暗躍する分身”というサブタイトルが付けられたこのドラマ。暗躍するのは裏ハワードかと思っていたのですが、エミリーの方が数倍、暗躍していますね。特に、表エミリーは、どこを信じていいのか、分からなくなってきました。

裏か表か、嘘か本当か。誰がいつどこにいるのかしっかり把握しないと、一瞬にして煙に巻かれてしまいそうです。

気になる次回はこちら
カウンターパート2第3話【共同戦線】

まとめ

海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』シーズン2第2話【向き合うべき真実】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。

ひきつづき、シーズン2第3話【共同戦線】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。