海外ドラマ『ブラインドスポット4 タトゥーの女』第12話【「秘密の書」をめぐる冒険】(原題:The Tale of the Book of Secrets)のあらすじとネタバレ感想をご紹介いたします。
前回の話はこちら
⇒ ブラインドスポット4第11話【ミステリー作家殺人事件】
ブラインドスポット4第12話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン4第12話【「秘密の書」をめぐる冒険】
とうとう、ZIPの中毒症状は限界に達しようとしています。ジェーン(ジェイミー・アレクサンダー)は視力を失い、体の自由も効かなくなって、自力の呼吸すら苦しい状態。彼女の命は、今まさに風前の灯火となったのです。
ただし、スタントン細胞が手に入れば話は別。細胞を持つ大富豪で医療マニアのケン・リー(ルイ・オザワ・チャンチェン)の所にリッチ(エニス・エスマー)とパターソン(アシュレイ・ジョンソン)が赴きますが、病気が怖くてしょうがない彼はスタントン細胞を手放す気がありません。
ここでパターソンがケンの部屋にある短剣に気付き、1つ条件を出したのです。すべての病気の治療法が書かれた古代の書――リッチが言う秘密の書――と交換しないかと。
「秘密の書」そのものはジェーンのために役立ちませんけど、これならば大丈夫。一つだけ問題があるとすれば、秘密の書がどこにあるのか、まったく分からない事だけです。ケンが示した期限は48時間。ラボで見つけた手掛かりを元に、2人はペルーへ向かいました。
パターソンとリッチが次々に謎を解いていくエピソードですけど、わかりやすいヒントが都合よく出てくるので、まったく苦労してません。ロマンの準備が完璧すぎて、単に足跡を追うだけになってるんですよ。
クスコ大聖堂の荘厳な外観、緑眩しいマチュピチュの景色、そして、リッチとパターソンの軽妙なトークを楽しめということでしょう。ちなみに、スリップノットにアレハンドロ・メンドーサなんていませんからね。リッチの機転、というかその場しのぎの嘘には困ったものです。
中身の薄い本探しを何とかまとめているのが、カート・ウェラーことサリヴァン・ステイプルトンの演技でしょうか。涙をこらえてジェーンを抱きしめるシーンなんて、グッときますよね。
さて、ZIP中毒の治療に関するデータは、ロマンが12個のメモリーに分けて隠したはずです。ところが、現在ラボにあるのは4つだけ。なぜ、こんなやっつけエピソードでジェーンを助けてしまったのでしょうか。
恐らくですけど、ドラマの路線を変更したのでしょう。ZIP中毒の話はどうしても間延びしがちですし、個人の問題に終始すると話の規模も小さくなってしまいます。
ここからは巨大な敵を相手にするザパタ(オードリー・エスパーザ)の話をメインにした方が、『ブラインドスポット』らしい仰々しさを出せますからね。それに、やっぱりジェーン・ドウは暴れてナンボですし。
後は、マデリン(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)がちゃんとテロリストとして行動してくれるかどうかに掛かっています。シェパード、ハンク・クロフォードに続く、強烈な悪役になってくれることを期待しましょう。
気になる次回は
⇒ ブラインドスポット4第13話【遅れてきた男】
ブラインドスポットの動画を視聴する安全な方法【海外ドラマ】
現在、ブラインドスポットシーズン4は、WOWOWで毎週、オンエア中です。
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詳しい動画情報は、以下に詳しくまとめました。
まとめ
海外ドラマ『ブラインドスポット4 タトゥーの女』の第12話【「秘密の書」をめぐる冒険】のあらすじとネタバレ感想をご紹介しました。
ひきつづき、シーズン4第13話【遅れてきた男】も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。