海外ドラマ『ベイツモーテル サイコキラーの暴走』シーズン4第10話(最終回)【ノーマンの世界】のネタバレ感想とあらすじをご紹介いたします。
記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応をまとめました。
前回の話はこちら
⇒ ベイツモーテルシーズン4第9話【永遠に二人で】
ベイツモーテルシーズン4第10話(最終回)のネタバレ感想とあらすじ【海外ドラマ】
ヴェラ・ファーミガの演技力に脱帽した最終話です。
彼女が演じるノーマ・ルイーズ・ベイツは前回、死んでますよね。
ということで死体の演技も多いんですけど、先ずはオープニングの”思い出のママ”です。
当然、メイクの技術もありますが、どう見ても若返ってるんですよ。
クレジットにYoung Norman(ルーク・ロエスラー)は居ますけど、Young Normaは居ないんです。つまり、全部、ヴェラ・ファーミガですよね。
そのしぐさや表情は、まるで20代だと言っても過言ではありません。
女は化けるなんて言われますが、映し出された瞬間に”ノーマンが昔のママを思い出している”と理解させる演技力は、化け物じみているとも言えますね。
そして、見事な死にっぷり。
意外と長めのカットも多いのですが、動く気配が全くありません。
当然、死体の演技で動くような人は居ませんけど、どこかに生気みたいなものを感じることが有るじゃないですか。
ところが、ヴェラ・ファーミガは、それすら感じさせないのです。
これが、葬儀屋でのシーンをより恐ろしく見せていますね。
見てるこちらとしては、ちょっと声が出たぐらい驚いてます。
そして、クリスマスのシーン。
ノーマ・ベイツはちょっと生活に疲れたような雰囲気があります。
実際、あれもこれも上手く行かないような状況ですから、疲れているんだと思います。
それをきれいさっぱり消し去って、きれいで若々しくて優しいママを蘇らせているんですよ。
ここでのポイントは、若いのではなく若々しいこと。
似てるようで全く違いますからね。
美化されているであろう思い出、二度と還らぬ人、そしてノーマンが作り出した世界のノーマを見事に演じ分けてくれました。
アレックス・ロメロ役のネスター・カーボネルだって、演技では負けていません。
特にモルグに現れた時のやつれ方は、尋常な雰囲気ではありません。
病院ではノーマンを絞め殺しそうな勢いだったのに、あそこまで変わってしまうとは。
ちなみに、さらばアレックス・ロメロとはなりませんでした。それどころかシーズン5にも出てますよ。
フレディ・ハイモアも、そのキャリアを思う存分発揮しています。やっぱりこの人も只者じゃないですよね。
喜怒哀楽の全てを演じたエピソードの中、特に印象に残ったのはチェンバース刑事(モリー・プライス)の質問にスラスラ答えているシーンです。
立て板に水という表現がぴったりですけど、ここでのノーマンは絶妙に口数が多すぎるのですよ。
本当だと思い込んでいるのではなく、刑事を早く帰したいがために嘘をついているんですね。
3人の俳優が織り成す演技合戦、本当に見事でした。
クリスマスイルミネーションと共にシーズン4は幕を閉じましたが、ファイナルシーズンの放送も決定しましたね。
まあ、ここまでやって最後が無いとかありえませんから当然のことですけど。
出来れば半年ぐらいで放送してくれると嬉しいです。
気になる次回は
⇒ ベイツモーテルシーズン5第1話【暗闇の楽園】
ベイツモーテルシーズン4第10話(最終回)のネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】
https://twitter.com/elle299/status/1027932884345151488
https://twitter.com/nyonpa1010/status/1027935415376916480
まとめ
海外ドラマ『ベイツモーテル』シーズン4第10話(最終回)【ノーマンの世界】のネタバレ感想とあらすじをご紹介しました。
記事の後半では、ネットでの評価や反応をまとめてあります。
ひきつづき、『ベイツモーテル』シーズン5以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。