スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)第9話【アリ地獄】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップ第8話【頼み事はするな】
ロック・アップ第9話のあらすじネタバレと感想【スペインドラマ】
第9話【アリ地獄】
マカレナ(マギー・シヴァントス)が両親と面会するシーンから始まっています。今回は孫ができるんだとかいろいろ話してますし、マカレナは努めて明るく振舞っていました。でも、このシーンは少し泣き出しそうにも見えますね。
ここに割り込んできたのがエステファニア(ベルタ・バスケス)。面接の一件が忘れられず、いまだにちょっかいを出してきます。マカレナはエステファニアの胸ぐらをつかんで追い返し、「頭がイカれてるだけよ」と一言。
マカレナの着こなしが少し崩れていますし、どちらかと言えば気弱な娘が犯罪者と渡り合っているのを見て、レオポルド(カルロス・イポリート)は心配そうです。「あの子は変わった。娘を失いそうだ」のセリフ通り、マカレナは徐々に刑務所になじんできたのです。
実際、この後のシーンでは新入りをはやし立てる側に回っていますよね。やはり、スレマ(ナイワ・ニムリ)から逃げてばかりじゃいられないと決意したのが大きいでしょう。ここからはマカレナの逆転劇が始まる・・・と行きたいところですが、そう簡単ではないんですよね。
マカレナだって犯罪者ですけど、クルス・デル・スールで彼女の周りを取り囲むのは筋金入りの犯罪者ばかり。ヨーロッパ随一の悪党が恋人のスレマや、塀の中でも密売で稼ぐアナベル(インマ・クエヴァス)に目を付けられています。
それに、マカレナに優しく接しているソレ(マリア・イサベル・ディアス)ですら2人殺しているのです。男に騙されて会社の金を横領し、結局、その金を持って逃げられたような小物がいくらイキがっても無駄でしょう。
そして、今回はイキがった分の報いを受けることになりました。アナベルからは、また運び屋の仕事をやらされます。そこにサンドバル(ラミロ・ブラス)が絡んだおかげで仕事は失敗に終わりました。
アナベルから素直に薬を受け取ってお金を払っていれば・・・、あの時サンドバルの要求を呑んでいれば・・・んどと後悔しても、すでに手遅れです。マカレナはもがいた分、タイトル通りのアリ地獄にハマっていたのですから。
アナベルたちに捕らえられ、恐ろしい制裁を受けそうなマカレナ。レオポルドがハンバル(ラモン・ラドス)の元に向かうシーンと交互に切り替わって、緊張感は最高に達します。裁ちばさみがマカレナの乳首を切り落とそうかというその時、救いの手を差し出したのは意外な人物でした。
さて、”アリ地獄”とは砂がすり鉢状にくぼんでいる罠のことです。アリが上に登ろうとすると砂が崩れて出られないようになっているのですが、その底に待ち受けているのはアリジゴクと呼ばれる虫。
マカレナはアリ地獄から救い上げられたのでしょうか。それとも、アリジゴクの所まで落ちてしまったのでしょうか。
気になる次回は
⇒ ロック・アップ第10話【午後の5時】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』第9話【アリ地獄】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第10話【午後の5時】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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