スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)第6話【森での出来事】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップ第5話【女とは恋に落ちない】
ロック・アップ第6話のあらすじとネタバレ感想【スペインドラマ】
第6話【森での出来事】
『ロック・アップ』は刑務所を舞台にしたドラマですから、いろんなな囚人が登場しています。同様に、職員も様々です。それなりの大きさがある刑務所なので、もっと職員がいるはずなんですけど、主要な人物は現在5人となっています。
ミランダ所長(クリスティーナ・プラサス)とサンドバル医師(ラミロ・ブラス)。そして、看守は3人で、ファビオ(ロベルト・エンリケス)、パラシオス(アルベルト・ヴェラスコ)、バルブエナ(ハリス・ベセラ)。
今回は、看守たちに注目してみましょう。特に重要なのは、彼らが囚人からどう見られているかですね。
ファビオは殺人課の刑事という経歴からか、一目置かれている存在のようです。凶悪犯のあしらい方は慣れたものですから、スレマ(ナイワ・ニムリ)に対して一歩も引きませんし。
パラシオスは、ちょっと舐められているみたいです。彼は性格も少し甘めですし、どこか抜けています。でも、極端にからかわれたりはしてませんよね。ちょっと駄目だけどなんとなく可愛い、マスコット的な位置づけでしょうか。
バルブエナは、これまであまり目立ちませんでした。せいぜい”ファビオに殴られた奴”程度の認識でしたが、今回は囚人との絡みで彼の立場がわかります。
この人、おそらく囚人のおもちゃです。スレマにシーツを運ばせるシーンを見ると、立場の強さをアピールしたがる傾向がありますね。だからこそ、女たちは彼をからかうのが楽しくて仕方がないのです。
見慣れてきたので忘れてしまいそうですが、クルス・デル・スールの中にいるのは、すべて犯罪者。彼女たちからすれば、バルブエナはヒーロー気取りの坊ちゃんに見えるのかもしれません。
当然、スレマはこういう男が大嫌い。恋人のハンバル(ラモン・ラドス)が強烈ですから、バルブエナのような粋がった男と馬が合うはずもないでしょう。
洗濯室のシーンでは”パワーレンジャー”とか”マッチョ”とか言われています。「俺の制服を洗え」と言うバルブエナに対して、「股間に詰め物を入れましょうか?」と見事な返し。バルブエナの性格を知っているからこそ言えるセリフに、もちろん女たちは大笑い。
ここで”30センチぐらいで頼む”とか言えるぐらいの度量があれば良いのですが、バルブエナは自分を舐めきっているスレマがとにかく気に食わないのです。そこで、彼が始めたのは派閥間の対立を煽ることでした。
ソレ(マリア・イサベル・ディアス)がマカレナ(マギー・シヴァントス)に言った「どの派閥につくのか」はこのことだったんですね。スレマ派が目立ち過ぎていたおかげで、運び屋のアナベル派が陰に隠れていたのです。
アナベル(インマ・クエヴァス)に頼みごとをしながらスレマと取引するマカレナが、八方美人と呼ばれたのも仕方ありません。
スレマの”奴隷”カスペル(ドゥニア・ロドリゲス)を半殺しの目に遭わせ、凶暴な一面を見せ始めたアナベル派。クルス・デル・スールの中は一気にきな臭くなりました。
塀の中と同様、塀の外でも急展開があります。こちらは実際に見て確かめていただきたいのですが、そりゃあマカレナも驚いて立ち尽くしますよ。次回、彼女はどんな行動をとるのでしょうね。
気になる次回は
⇒ ロック・アップ第7話【残酷な真実】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』第6話【森での出来事】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第7話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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