スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『アウトサイダー(The Outsider)』第8話【化けたキツネ】(原題:Foxhead)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ アウトサイダー第7話【葛藤】
アウトサイダー第8話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
第8話【化けたキツネ】
第8話は、「警官が撃たれた」との通報から始まります。
仲間を助けるために次々と現場を離れる車を見ているのは、電話を持ったジャック(マーク・メンチャカ)です。
偽の通報で邪魔者を追い払った後、彼は自宅に侵入。
狩猟のためだけとは思えない量の武器を持ち出し、自分の車を盗んで逃走を開始しました。
一方、前回、町を出たクロード(パディ・コンシダイン)は、実家のあるテネシーに到着しました。
兄シール(マックス・ビーズリー)と再会の喜びを分かち合いますけど、「見られているような気がして夜中に何度も起きる」と言っているのが気になりますね。
エル・クーコの下僕と、エル・クーコが姿を借りようとしている人物が動き出しました。
もちろん、ラルフ(ベン・メンデルソーン)やホリー(シンシア・エリヴォ)をはじめとする主要な登場人物も動き始めます。
ホリーの作戦は、エル・クーコが弱っているうちに追い詰めてしまう事。
ホリーの捜査を止めようとしたことからも、エル・クーコが変身中に見つかるのを恐れているのは明らかです。
偽クロードを見つけて接触した人間を追えば、次はもっと早い段階で見つけることが出来るかも。
こうやって伝承上の怪物を徐々に弱らせ、この世界から消し去ってしまうつもりなんですね。
とは言え、これは仮説に基づいた作戦です。
まず、本当にクロードが2人存在したことを証明するため、ラルフ、ホリー、アンディ(デレク・セシル)、ユニス(ユル・ヴァスケス)の4人はクロードを追うことにしました。
ビッタリ張り付いて目撃者となれば、本物のクロードをえん罪から守ることだって出来ますから。
ちなみに、アレック(ジェレミー・ボブ)は「銅の味がしたから」と同行を見送っています。
彼はもしかすると、”かがやき”の持ち主かもしれませんね。
当然、エル・クーコだって消されたくありませんから、現在の隠れ家を放棄して移動を開始しました。
ジャックに命じて車を走らせた先は・・・、こちらもテネシーです。
夢にしか出てこなかった存在は、すでに実体を得ていたのです。
さて、今回はエル・クーコの食事シーンが何度か挿入されます。
ポリポリと何かをかみ砕くような音やガツガツ食べる咀嚼音、
そして、食べ残しの映像がほとんどですが、妙に想像力をかき立てる演出です。
柔らかい内臓が大好きなエル・クーコは、なんとも恐ろしい怪物じゃありませんか。
しかし、食べているのはエル・クーコですが、獲物を狩っているのは全てジャックなんですよね。
もっと正確に言えば、子供をさらおうとしたのはエル・クーコで、大人と動物を殺しているのはジャックです。
エル・クーコって、もしかするとそれほど強くないんじゃないでしょうか。
祭りのシーンでも結局、取り押さえられ、ほうほうの体で逃げ出していますし。
相手が大人だと敵わないけど、自分でも殺したいから子供を狙っている・・・とすれば、居場所さえ分かれば結構、簡単に捕まえることができるかもしれません。
単に変身中だから弱いのかもしれませんから、油断は禁物ですけれど。
第8話を終えて、ついに主要なキャラクターが全て1つの町に集まり、クライマックスへの準備が整いました。
はたして、ホリーたちは、伝説の怪物を追い詰めて倒すことができるのでしょうか。
気になる次回はこちら
⇒ アウトサイダー第9話【洞窟の悲劇】
まとめ
海外ドラマ『アウトサイダー』第8話【化けたキツネ】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第9話【洞窟の悲劇】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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