海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン2第3話【背中を押す声】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ミスターメルセデス2第2話【遠隔操作】
ミスターメルセデス2第3話のあらすじネタバレと感想【ドラマ】
第3話【背中を押す声】
今回は、ブレイディの弟(グレーム・バッフェンバーガー)が登場します。ブレイディ(ハリー・トレッダウェイ)曰く「なんでここに居るんだよ」ですけど、たしかかにそうですよね。当然ですが、ブレイディの頭の中に出てくるのは、気にしているからに他なりません。
根っこまで腐りきったブレイディに後悔があるとすれば、喉を詰まらせて死んだ弟のことでしょうから。この”自分のせいで弟が死んだ”と言う後悔が、「ママもお兄ちゃんが殺したの? 」と言うセリフに表れています。半面、母親は墓石としてしか出てきませんよね。
さて、前回はブレイディ覚醒の報を聞いてジェローム(ジャレル・ジェローム)を放ったらかしにしたビル(ブレンダン・グリーソン)。と言ってもさすが元刑事ですよね。ちゃんとジェロームの様子がおかしいことには気づいていました。
髭を生やそうが電子タバコをふかそうが、ビルから見れば、まだまだ子供です。その場で話を聞けなかった分、東屋の修復を手伝わせながらじっくりと話し合っています。
と言うかこれは本来、父親の役割なんですが、息子がハーバードに行ったと浮かれている父親に「実は勉強についていけない」だなんて言い出せませんよね。
第2話では、あまり出番が無かったルー(ブリーダ・ウール)は、やはり事件を引きずっていました。それも当然で、腹に残った傷は、よく生きてたと思うほどの大きさなんですよ。セラピーもサボり気味ですし、いざ出席しても反抗的な態度をとり続けています。
ブレイディが目覚めたという報せが徐々に彼女の心をむしばみ、彼女との関係もギスギスし始めました。通り魔的連続殺人犯のブレイディは、動いていようが止まっていようが他人の生活を少しずつ壊しているのです。
ブレイディに乗っ取られていたセイディ(バージニア・カル)は、ビル・・・というか、ファインダーズ・キーパーズ探偵社が監視中。
報酬のある仕事をしたがるホリー(ジャスティン・ルーペ)と、どことなく人情刑事になってしまうビルが軽い衝突をした後のことです。たしかにセイディの監視は無報酬ですが、ビルはこの”探偵講座”でホリーを現場に出しています。
そうすることによって、探偵社で扱っている事件が、データ上の取引ではなくて人間が絡む生々しい物なのだと認識して欲しかったのでしょう。
そんな中、監視対象のセイディはどんどんおかしくなって行きます。モニターを見つめてぼんやりしてしまうのは、光過敏性てんかんの発作だったようで、ブレイディはそこに付け込んで操っていたんですね。
しかし、ビルの襲撃に失敗し、モルヒネの過剰投与に失敗し、同僚の看護師を車で轢くことも出来ませんでした。
どうしても人を殺したいブレイディはどうしたか・・・。彼は、唯一、直接操れる人物を殺すことにしました。
セイディ”殺害”のシーンでは、飛び降り方がドギツいですよね。とにかく死ぬための飛び降りですから、後頭部を打ち付けるため背中側から落ちるんですよ。
セイディの死体とブレイディの首が同じ角度になるシーンも、中々ギョッとさせてくれます。
それにしても、これからブレイディはどうするつもりなんでしょうかね。新しい玩具を見つけるつもりかもしれませんけど、ブレイディが乗っ取りに使うモニターで意識が飛んでしまうセイディみたいに、簡単に乗っ取ることは出来ないでしょう。
次回からは、ブレイディがどうやって他人を乗っ取るのかにも注目したいですね。
気になる次回は
⇒ ミスターメルセデス2第4話【マザーボード】
まとめ
海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン2第3話【背中を押す声】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第4話【マザーボード】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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