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ミステリー

ドクターモーガンのNY事件簿の第17話あらすじネタバレ【海外ドラマ】

ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第17話【サイバー殺人】のあらすじネタバレと感想をまとめています。

記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応を紹介しました。

ドラちゃん
ドラちゃん
マルティネス刑事とヘンリーがベッドの上でマスクをつけて横たわっていたシーンが、ほのぼのしていて好きっ。目と目を見つめ合って、これからってときに「ピーピー、ピーピー」だったから残念。
カバ吉くん
カバ吉くん
ノーラが再登場するとは思わなかったぞ。若いころ以上に年老いたら、厄介な人物になっていたからヘンリーに同情したくなったわ。

前回はこちら
ドクターモーガンのNY事件簿の第16話【70年代の女】

ドクターモーガンのNY事件簿の第17話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

第17話【サイバー殺人】

巨悪を暴くことを目的としたハッカー集団の1人が殺害されるのが今回のメインとなる事件です。

ネットワークを利用した遠隔操作による殺人が疑われたことから、サイバー犯罪課が殺人課の捜査に協力することとなります。ハイテクを駆使したサイバー犯罪課の捜査と、ヘンリー・モーガン(ヨアン・グリフィズ)やジョー・マルティネス刑事(アラナ・デ・ラ・ガーザ)がこれまで用いてきた従来通りの捜査方法の対抗が物語の1つの軸を作りました。

他方でヘンリーの最初の妻ノーラに関する回想が今回、再登場します。どちらかと言えば今回はヘンリーの過去の回想シーンのほうが見応えがあったように感じました。

新旧の捜査方法の対立

ハイテクを駆使したサイバー犯罪課による捜査と、殺人課が踏襲してきたこれまでの、いわゆる経験と足を用いた捜査が対立する形で、今回の事件の捜査は進みます。

最新技術を用いて極めて短時間で捜査を進めていくハイテク捜査課には、名門大学出のエリートが集っていました。そうした集団から醸し出される態度は、カンや経験に頼る従来のやり方を馬鹿にするものです。

他方で最新技術に懐疑的なヘンリーやマルティネスは、自身の技術音痴に対するコンプレックスもあり、ハイテク捜査課の捜査手法をあまり信用しません。こうした新しい捜査手法と従来の捜査手法との対抗関係は、例えばプロファイリングが世に知られるようになった時代の刑事ドラマでもよく見られる構図です。

物語の結末は、モーガンの豊富な知見に基づく捜査手法が真犯人を見つけていくのですが、犯人がサイバー犯罪捜査課に勤務する捜査員だった点が、従来の構図とはちょっと違うのかもしれないと感じました。

ヘンリーの秘密が暴露されるピンチ

また、今回はハッカー集団にヘンリーの秘密の経歴が漏れてしまいます。不老不死であることを隠すためにヘンリーは偽の出生証明書、職歴等を作り上げてきたのです。けれども、それがハッカー集団の1人にばれてしまい、ヘンリーが脅迫されてしまいます。

しかし、彼を脅迫した女性ハッカーのリズ(エリン・ダーク)は、真犯人であったサイバー犯罪課のイリーナ(メーガン・ケッチ)に殺されそうになりました。そして、危篤状態になり、さらに、その捜査員は、自らの犯罪が露見したことで自殺してしまいます。

その結果、ヘンリーの秘密の経歴は誰にも知られることなく、無事、秘密を守ることに成功したわけです。ヘンリーの秘密を知った人間が次々と口がきけない状態になっていくのは、やや都合が良すぎるような物語の展開でした。

新旧の捜査方法の対立という古典的構図がベースにあり、都合良く秘密を守る人間が排除されていく流れは、あまりに予定調和的にすぎる印象です。

ヘンリーとノーラの悲しい結末

その一方で、ヘンリーの最初の妻ノーラに関する回想は秀逸でした。ノーラは、ヘンリーの不老不死を信じず、彼を精神病院に送り込んだ女性です。今回の回想では、数十年後、老女となったノーラ(ジェーン・アレクサンダー)がヘンリーの勤務する病院を訪れることから始まります。

ノーラが新聞で偶然、ヘンリーに関する記事を見かけたことがきっかけです。自身の辛い精神病院への入院のきっかけを作った女性であり、また、自身の過去をバラされても困るため、ヘンリーは彼女に対して他人のフリを装います。

それでも、ノーラはヘンリーをかつて自分の夫だった男性だと主張し、不老不死であることを公表するようヘンリーに迫りました。過去に彼女が行った仕打ちを考えれば、あまりに厚顔無恥な態度でしょうか。

精神病患者が人間以下の存在として扱われていた時代の精神病院を経験したヘンリーは、当然、彼女に対しては思うところがあるはずです。そのため、ヘンリーが彼女にどのような対応をするのかが注目されます。

結果は、ノーラが不老不死を証明しようと放った銃弾がヘンリーの恋人でもあった看護師にあたり、ノーラは犯罪者として余生を送ることになるというものでした。

ヘンリーの積年の恨みを考えると、例えばノーラに虚言癖があると主張して精神病院送りにすることもできたはずです。しかし、そうすることは、これまでの心優しいヘンリーの人物像と矛盾してしまいます。

そのため、ヘンリーの人物像を傷つけずにノーラに一種の復讐がなされなければならず、結果としてノーラを殺人者に仕立て上げることになったように感じました。こちらも秘密を守るための予定調和といえばそうなのですが、ヘンリーの内面の恨みが関わっているだけに見応えがありました。

気になる次回は
ドクターモーガンのNY事件簿の第18話【沈没船の財宝】

主な登場人物に関する情報は、こちらにまとめてあります。
ドクターモーガンのNY事件簿のキャストまとめ

ドクターモーガンのNY事件簿の第17話ネットでの評価や反応は?【海外ドラマ】

カバ吉くん
カバ吉くん
ハイテクに興味を示さないヘンリーにとって、こんな形で過去バレするとは思わなかっただろうな。そこも完璧にしていたら、面白くないけど。

まとめ

ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第17話【サイバー殺人】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

記事の後半では、ドラマのネットでの評価や反応が紹介してあります。

ひきつづき、第18話【沈没船の財宝】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。