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ミステリー

ドクターモーガンのNY事件簿の第11話あらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】

ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第11話【もう1人の不死の男】のあらすじとネタバレ感想をまとめています。

ドラちゃん
ドラちゃん
リース警部補(ロレイン・トゥーサント)は、とても厳しい上司だけど優しい一面もあって、イイよね。何かあったときは、とても頼りになりそう。
カバ吉くん
カバ吉くん
アダム役のバーン・ゴーマンは、映画『パシフィック・リム』では、ハーマン・ゴットリーブ博士で出演していたぞ。

前回はこちら
ドクターモーガンのNY事件簿の第10話【英国貴族の男】

ドクターモーガンのNY事件簿の第11話あらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】

第11話【もう1人の不死の男】

前回はヘンリー・モーガン(ヨアン・グリフィズ)が別の不老不死の男アダムに拉致されるシーンで終わりました。今回はモーガンが拉致された後の物語です。

シリーズ全般にわたる物語の柱として、モーガンとは別の不老不死の男が存在し、モーガンが常に彼の存在を意識して生きていかざるをえない状況になっていました。しかし、今回はこうした状況が少し進展しそうな気配です。

拉致されたモーガンの結末は?

冒頭、モーガンは別の不老不死の男が運転するタクシーに拉致されます。身動きの取れない状況の中、男は自分自身も不老不死であることを証明するため、自身の頭を銃で撃ち抜いたのです。

タクシー内でのモーガンと男の会話に、不老不死の男の正体が明かされるのかと思っていましたが、男が自殺してしまったのは意外でした。

この場での不老不死の男とモーガンとの直接対決は、これまで秘密を小出しにしてきた物語の結末としては最適であると考えていたからです。不老不死であることから、自殺した男の体は車内から消え、結果として男の行方はわかりません。

当然、正体もわからないままになってしまいます。直接対決という最高の舞台を用意しておきながら、その舞台が一瞬で終わってしまったことは、結局、不老不死の男の物語をずるずると引き延ばすことを予測させ、冒頭の期待感が少し裏切られた気分です。

自らの秘密を明かすかどうか葛藤するモーガン

この後、物語はモーガンの犯行を示唆するような殺人事件が起きることで、彼に対する疑惑が生じます。不老不死の男が関わっているだけに、モーガンが疑惑を晴らすには、自身が不老不死であることを明かさなくてはならない状況に陥ってしまいました。

このことはモーガンにとって、本当に打ち明けて大丈夫なのか、人を信じても大丈夫なのかという問題になるのです。以前、最初に死んだ際、妻ノーラ(ビクトリア・ヘインズ)に打ち明けたところ、精神病院に送られるという苦い経験をしています。

だから、モーガンは打ち明けるか否かについて非常に悩みました。この葛藤が今回、不老不死の男の正体に代わる、新たな物語の中心となります。

モーガンが秘密を打ち明けるとしたら、それは当然、ジョー・マルティネス刑事(アラナ・デ・ラ・ガーザ)になるのです。しかしながら、過去の苦い経験を考えると、彼女ですらも信じてよいのかどうかがわからなくなります。

モーガンが犯行の凶器である血のついたハンティング・ナイフを持っているところをマルティネス刑事に見られる部分が、まさに、その葛藤が最高潮になるシーンでした。

けれども、結果として不老不死については明かさず、自分にまとわりつくストーカー犯行説を作り上げ、窮地を切り抜けます。

意外な真犯人

実際に真犯人は自死願望を持つサイコパスの男クラーク・ウォーカー(エドアルド・バレリーニ)で、不老不死の男とは別人でした。ですので物語としては大きな波風も立たず続いていくこととなります。

しかし、真実を言わなければ逃れようがないと考えられたあれほどの窮地をストーカーという話をでっち上げて乗り切ることの背景には、モーガンの心にある深い人間不信がありました。

エイブ(ジャド・ハーシュ)はマルティネス刑事なら大丈夫だから真実を打ち明けろと忠告します。しかし、それでも真実を打ち明けられないモーガンに、不老不死であるがゆえの長年にわたる人間不信がありました。

それが想像を超えて深く彼の内部に根付いていることを示しているように感じます。

不老不死の男アダムの正体

また、今回のエンディングでは、不老不死の男アダムの正体が明かされました。男は病院でモーガンのカウンセリングを担当していた精神科医ファーマン(バーン・ゴーマン)だったのです。

今回、初めて登場したキャラクターを突然、因縁のある不老不死の男の正体に設定したところは、少しルール違反の印象を受けます。

それまで、まったくモーガンと日常生活において接点が無い未知のキャラクターであるか、あるいは、もう少しモーガンと関係の深い人物を正体に設定するほうが、自然であると感じるからです。

ファーマンは身元がモーガンに知られたことでニューヨークを去ります。このままシリーズからいなくなってしまうのか、あるいは、今後、何らかの形で物語に関わっていくのかが気になるところです。

気になる次回は
ドクターモーガンのNY事件簿の第12話【憧れのウォール街】

主な登場人物に関する情報は、こちらにまとめてあります。
ドクターモーガンのNY事件簿のキャストまとめ

まとめ

ヨアン・グリフィズ主演海外ドラマ『フォーエバー ドクターモーガンのNY事件簿』第11話【もう1人の不死の男】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。

ひきつづき、第12話【憧れのウォール街】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。