スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』第1話【ショーシャンク刑務所】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
キャッスルロック第1話のあらすじネタバレと感想【スティーヴン・キング海外ドラマ】
第1話【ショーシャンク刑務所】
1991年。夜の山中、銃に弾を込めて車から出る男が一人。
スティーヴン・キングの作品ですから、当然舞台はメイン州。行方不明の少年、ヘンリー・ディーヴァーについてのニュースが流れています。いわく、寒波のため少年の捜索はあきらめ、春になってから遺体の捜索に移るとのことでした。
外気温はマイナス34度にもなる冬の山中で、11歳の子供が生き延びられるはずもありませんから。
男が持っている木の棒は、雪に突き刺して何かが埋まっていないか探すための物です。一度、それっぽい手応えを感じて掘ってみましたが、鹿の死体でした。防寒具のおかげで目しか見えませんけど、ヘンリーじゃなくてホッとするのと同時に、まだ見つからないと言う疲れの様な表情です。
湖のほとりにたどり着いた彼の胸には、パングボーンと言う名札。若いころのパングボーン(ジェフリー・ピアーズ)は、凍った湖の真ん中で立ち尽くすヘンリーを見つけます。
時は流れて2018年。一人の老人が出かけようとしています。
今日が最後の出勤らしく、奥さんが「短パンを買ってあげる」なんて声をかけています。”退職した後はどこかに出かけて、のんびり釣りでも楽しんで”と言うことでしょうね。
メイン州は日本の北海道と同じような気候で、ロブスターとブルーベリーの一大産地です。そして、バフンウニもおいしいとのこと。当然、釣りも楽しめますが、バケーションランドの別名を持つほど一年中、何かしら楽しめる州だそうです。(参考:https://www.gousa.jp/state/maine)
老人が愛車のリンカーンを止めたのは、これまた湖のほとり。高すぎて釣りには不向きな場所ですし、車から伸びているのは釣り糸ではなく太いロープ。
一方は木に結び付けられ、車の中の端はハングマンズノット。釣りにも使われますけど、その名の通り絞首刑のシーンでよく見かける結び方です。
一旦、ためらった後、輪っかを自分の首にかけてからアクセルを踏み込む老人。インパネに飛び散る血しぶき。湖に沈むリンカーン。・・・何とも不気味な始まり方じゃないですか。
でも、これは、まだ導入に過ぎません。凄まじい方法で自殺した老人は、ショーシャンク刑務所のレイシー所長(テリー・オクィン)でした。
1987年に起きた火災をきっかけに閉鎖されたままのF棟で、監禁された青年(ビル・スカルスゲールド)が見つかります。どれほど長い間、閉じ込められていたのかは定かでないのですが、シャワーすら怖がる様子からして、小さなころから監禁されていたのでしょう。
救出された青年が口にしたのは、ヘンリー・ディーヴァーの名前。ヘンリー(アンドレ・ホランド)は現在は弁護士になっています。
なぜ、彼がヘンリーの名を告げたのか。どうして、この”青年”は閉じ込められていたのか等の謎が残りますけど、この後の脱獄シーンで、物語は一気に超常現象じみてきました。
点いたり消えたりする照明。監視カメラの映像が切り替わるたびに増える死体。鉄格子を揺さぶって助けを求める囚人。そもそも青年はどうやって房から出たのか。そして、カメラの方を見る青年の顔。
ここで恐ろしい顔をするのではなく、単に見ているだけみたいな表情なのが、逆に怖さを掻き立ててくれます。青年を閉じ込めた人物が判明して第2話に続くのですが、この時点で前のめりになって見ている自分に気付きました。
久々に凄いドラマを見たような気がするのは、多分気のせいではないと思いますよ。
気になる次回は
⇒ キャッスルロック第2話【呪われた町】
まとめ
スティーヴン・キング原作の海外ドラマ『キャッスルロック』第1話【ショーシャンク刑務所】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第2話【呪われた町】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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