ライアン・エッゴールド主演の海外ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』(原題:New Amsterdam)第1話【改革のはじまり】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
ニュー・アムステルダム第1話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第1話【改革のはじまり】
海外ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』は、ニュー・アムステルダム病院を舞台に、医療ディレクターとして就任したマックス・グッドウィン(ライアン・エッゴールド)の活躍を描く物語です。
医療ドラマは、たくさんありますけど、大体は珍しい症例を出すか、緊急性があるかのどちらかですよね。医師たちは、それを治すために動き回り、あとは恋愛模様が描かれたり、個人的な事情が絡むという感じ。
聞いたこともない病名や医療用語が飛び交い、リアルに作り込まれた手術シーンが目を引きます。どちらかと言えば、医師よりも病気や怪我が主役に近いのです。
もちろん、ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』にも患者が登場します。今回はエボラ出血熱の疑いがある少年という、いきなりの強敵が現れていますね。でも、第1話を見たかぎり、このドラマで描かれるのは病院という組織に潜む病気でしょう。
ティザーで良く流されているシーンは心臓外科の全員を解雇するというものですが、それよりもこの病院の状態をよく表しているシーンがあります。
マックスが「何をして欲しい」と聞いた時、誰一人として要望を言わないんですよね。これは組織として非常に良くない状況で、”誰かがやるだろう”という投げやりな雰囲気が表れています。
無関心が蔓延した組織は停滞し、停滞した組織は必ず腐敗します。そして、腐敗した組織は組織事故(不運などではなく、組織の構造や体質が大きな要素になる事故)を起こすのです。
ニュー・アムステルダム病院でも、院内感染が多いと言っていますよね。すでに安全に対する無関心が広まりつつあり、マックスの姉はその犠牲になったのかもしれません。
マックス以外のキャラクターも紹介しておきましょう。
ローレン・ブルーム(ジャネット・モンゴメリー)……救急科の責任者。今回は、身の危険を顧みず少年の治療をする。
フロイド・レイノルズ(ジョッコ・シムズ)……心臓外科で唯一、再雇用された医師。なるべく手術をしない方針なので、売り上げは悪い。ローレンとは浅からぬ関係。
イギー・フロム(タイラー・ラビーン)……精神科の部長。マックスの呼びかけに対して、初めて要望を出した。患者からは慕われているが、入れ込む傾向あり。
ヴィジェイ・カプール(アヌパム・カー)……脳神経外科の部長。少々、わかりづらい冗談を言う。
ヘレン・シャープ(フリーマ・アジェマン)……腫瘍科医だが、広報活動の方に力を入れている。
“医師たちのカルテ”というサブタイトルが示す通り、見事に医者だらけ。しかも組織改革の話ですから、部長クラスばかりじゃないですか。
さて、マックスが改革を急ぐのには、それなりの理由があります。どうやら、彼にはあまり時間が残されていないようなのです。と言っても、組織改革は一朝一夕になせるものではありませんし、マックス1人でどうこうできるものでもありません。
部長クラスたちの協力をとりつけ、組織全体の意識をどう変えていくのか。この辺が、このドラマの見どころになっていくでしょう。
気になる次回はこちら
⇒ ニュー・アムステルダム第2話【祈りよ届け】
主演のライアン・エッゴールドといえば、ドラマ『ブラックリスト』のトム・キーン役で一躍、有名になりました。
⇒ ブラックリストの動画情報
まとめ
ライアン・エッゴールド主演の海外ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』第1話【改革のはじまり】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第2話【祈りよ届け】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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