海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』第17話【修復の方法】(原題:Fixation)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター3第16話【心の解剖】
グッドドクター3第17話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン3第17話【修復の方法】
ショーン(フレディ・ハイモア)とリア(ペイジ・スパーラ)の話の前に、今回、大きな決断を下したオードリー(クリスティーナ・チャン)の話をしましょう。
不良少年の更生プログラムを担当しているウェス(ハロルド・ペリノ―)は、サボテンの棘が原因で酷い感染症にかかっています。
若い頃のやんちゃ――覚せい剤や、恐らく注射針の共用が原因のC型肝炎など――で体がぼろぼろのウェスは、この感染症で重篤な腎不全に陥ったのです。
ウェスが生き残るためには2日以内の腎移植が必要ですが、親族とのやり取りも上手く行かず、状況は絶望的。
しかし、ウェスが受け持っていた少年たちが自主的に検査を受け、マックス(ルーク・スラッテリー)の腎臓が適合すると判明しました。
当然、マックスは提供を申し出ます。
今こそ、ウェスから受けた恩を返す機会ですからね。
もちろん、パク(ウィル・ユン・リー)、モーガン(フィオナ・グーベルマン)、アンドリュース(ヒル・ハーパー)もこの意見に賛成です。
マックスの腎臓を使えばウェスは助かりますし、不良少年の恩返しは素晴らしい美談になります。
ところが、オードリーだけが移植に反対します。
ウェスの命を救えば、16歳の少年に一生かかる負担を押し付けることになるのです。
「俺の仕事はアイツらを救う事だ。その逆じゃない」というウェスのセリフが、彼の固い決意を物語っています。
だから、オードリーはマックスに嘘をついたのでしょう。
やっと人の役に立てるというマックスの心を打ち砕くことになっても、ウェスの意志を重んじたのです。
患者の命を救うことも職務ですが、患者の意思を尊重することも医師としての職務なのですから。
さて、前回、リアはショーンの告白を断っています。
と言っても、キッパリ断っていないのも事実です。
ショーンから見れば、これは、まだまだ何とかできるという事。
猛烈なアタック・・・僕は君に合わせることが出来るんだ・・・を開始しました。
ほんの少しでも可能性がある限り諦めないのは、ショーン最大の長所です。
そして、同時に、彼の持つ致命的な短所でもあります。
それを知っているからこそ、リアは今回、ハッキリと理由を告げることにしたのでしょう。
前回と違って涙は無し。
そして、「治らないんだよ」という残酷な言葉を投げかけています。
そんな事はショーンが一番よく知っています。
自閉症は病気ではなく障害ですからね。
無言で背を向けて立ち去るショーンは、部屋に帰った後、リアのために我慢していたトイレットペーパーの向きを”正しい”向きに直しています。
モーガンの言う通り、ショーンはリアのために”自閉症じゃない振り”をしていたのです。
自分流の正しさや主義を曲げるのは、ショーンにとって相当な負担だったはず。
とすれば、リアがショーンを突き放したのは、自分がショーンの負担になると知っていたからかもしれませんね。
最低女になれば、ショーンだって自分をあきらめてくれるでしょうから。
でも2人とも、もっと良い答えばかり探して、大事なものを見逃しているんじゃないでしょうか。
相手のためと思っていることが、相手の気持ちと合致しているとは限らないのですから。
気になる次回はこちら
⇒ グッドドクター3第18話【失恋の手ほどき】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター3 名医の条件』の第17話【修復の方法】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第18話【失恋の手ほどき】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
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