海外ドラマ『コードネーム:ウイスキー・キャバリエ ふたりは最強スパイ(Whiskey Cavalier)』第8話【黒幕の告白】(原題:Confessions of a Dangerous Mind)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ウイスキー・キャバリエ第7話【トラブルはスペインで】
ウイスキー・キャバリエ第8話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
第8話【黒幕の告白】
今回は、クリスマスエピソードですね。と言っても、スパイにとってホリデーシーズンは書き入れ時。
潜入先のパーティーをすっぽかしたら怪しまれますし、ターゲットの気も緩みますから情報収集にはもってこいの時期なのです。そこで、時期をずらして行われるのがS.H.E.P.――Supplemental Holiday for Espionage Professionals――という名のスパイ用補足休暇。
といっても、彼らに本当の休みなどありません。
ウィル(スコット・フォーリー)、フランキー(ローレン・コーハン)、そして、エドガー(タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ)の3人に与えられた任務は、囚人の護送でした。
フランスで彼らを待っていた囚人は、アレックス・オラーマン(ディラン・ウォルシュ)。第1話でエドガーの歯を抜き、レイ(ジョシュ・ホプキンス)を撃ち、ウィルの投げた包丁が胸に深々と刺さっていたあの人です。まさか、生きていたとは・・・。
護送車が襲撃されるシーンは良く出来ていますね。
先頭車両が爆破され、後方の車両も止められたことにより、護送車は前にも後ろにも進めません。フランキーの「Shooter! 11o’clock!」を皮切りに始まる、激しい銃撃。次々と浴びせられる銃弾で窮地に陥る3人ですが、よく見ると襲撃犯は1人。
視聴者だけに見える手掛かりは、手袋、そして、独特のグリップがついた拳銃だけ。
以前も、こんなカットがありましたね。”トラスト”の存在が初めて明かされたエピソードです。
そして、少々、時期の外れたクリスマスエピソードのテーマは、”信頼”です。オラーマンは心理分析の達人であり、マニピュレーター(心理操作者)でもあります。彼は事実を小出しにしつつ、チームの信頼関係に小さなひびを入れ続けます。
ジェイ(ヴィール・ダース)は組織に溶け込めないし、エドガーは自己破壊的。ウィルは良い子ちゃんのボーイスカウトで、フランキーは信頼するべきではない。
これは、すべて事実です。しかし、スーザン(アナ・オルティス)の言うとおり、すべて初期のプロファイル。みんな欠点を克服するために努力していますから、大なり小なり変わっているのです。
変わらない関係として取り上げられるのが、ウィルとレイの間にある友情です。
オラーマンに撃たれたレイは、結構、危ない状態だったらしいです。そして、ウィルは生死の境をさまようレイにずっと付き添っていたんですよ。レイが目を覚ます前に姿を消したのは、婚約者の件でわだかまりがあったからでしょう。
顔を合わせたくない友人・・・なんだか不思議な関係ですね。
レイに関しては、いくつか新しい面が見えています。
いつも軽いノリの彼が冷静さを失ってオラーマンに襲い掛かり、スーザンの救出シーンではエージェントとしての腕っぷしを披露しています。このおかげで、ようやく彼はチームに溶け込むことができました。
チームを崩壊させようとしたオラーマンの誤算は、敵としての自分とトラストが強力すぎて、逆にチームを結束させてしまったことです。トラストには、まだまだ謎が多いのですけど、一丸となったチームなら何とかしてくれるでしょう。
気になる次回はこちら
⇒ ウイスキー・キャバリエ第9話【心臓のゆくえ】
まとめ
海外ドラマ『コードネーム:ウイスキー・キャバリエ ふたりは最強スパイ』第8話【黒幕の告白】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第9話【心臓のゆくえ】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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