ピアース・ブロスナン主演映画『スパイ・レジェンド』【監督：ロジャー・ドナルドソン｜原作：ビル・グレンジャー『There Are No Spies』｜原題：The November Man】（2014年）の動画フルを無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
スパイ・レジェンドの動画フルを無料視聴する安全な方法【映画】
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スパイ・レジェンドはパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの？【映画】
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スパイ・レジェンドのネタバレ感想と評価【映画】
映画『スパイ・レジェンド』は、元CIAの工作員がCIA、ソビエト大統領候補を敵に回して巨悪を暴き出していく物語です。
復讐劇としてスタートした物語が無理のないどんでん返しを経て次第に巨悪を暴く物語へと変わっていくこと、そして、物語の展開に合わせた派手でキレのあるアクションがふんだんに登場するなど、一瞬も見逃すことができない点で傑作と言っていい作品に仕上がっています。
映画『スパイ・レジェンド』では、元CIA工作員デヴェローを演じるピアース・ブロスナンも、『007』のジェームズ・ボンドで見せるようなキザなスパイではなく、怒りに震え、時に考えられないほど残忍になれるヒーローを演じている点も魅力です。
かつての恋人でもあった女性スパイのナタリア（メディハ・ムスリオヴィック）を救出に向かったデヴェローですが、ナタリアはCIAによって殺されてしまいます。
彼女が殺害されたシーンから物語のテンションが一気に上るのが印象的です。
ナタリアは自身も所属するCIAにより裏切られる形で殺されたこと、さらに彼女がデヴェローのかつての恋人であり、2人の間に娘がいることから、デヴェローの怒りは沸点に達しました。
ナタリアを殺害したCIAのチームをデヴェローが一瞬にして殺害するシーンがあるのですが、元恋人が殺されたことに対する怒りを象徴するシーンです。
そして、この殺害の背後に何らかの陰謀があることに気づいたデヴェローは、陰謀の背後にあるCIA幹部とロシア大統領候補による陰謀を暴こうとします。
デヴェローの激しい怒りの復讐劇をベースに、映画『スパイ・レジェンド』には複数の要素が盛り込まれています。
1つはロシア大統領候補が雇った殺し屋やCIA現役工作員とデヴェローとの戦いです。
そして、ここにはCIA工作員がかつてデヴェローの指導を受けていたことによる師弟対決という要素も加わります。
2つ目は、陰謀の背後にあるCIA内部の腐敗をデヴェローがあぶり出し、結果としてCIAとロシア大統領候補の結託と、それによるビル爆破事件の真相を暴き出そうとする物語です。
3つ目は、真相に迫るための重要証人をデヴェローが1人で守り抜くストーリーになっています。
これら複数の要素が絡み合いながら、次第にCIA幹部とデヴェローとの対決へと収斂していく物語の展開が素晴らしいです。
CIAの腐敗した幹部がかつてはデヴェローと親しい関係にあり、仲間と思っていた人物だとわかった段階で、それまでの復讐劇に加え、裏切られたことに対する怒りの感情が物語を支配していきます。
また、このCIA幹部の腐敗は、デヴェローを殺す命令を受けていた、かつての弟子であったCIA工作員の気持ちすらも変えさせ、幹部に背き、デヴェローに味方するようになったのです。かつての人間関係が微妙に物語の行方を支配している点にも物語の設定の妙を感じることができます。
また、デヴェローの激しい怒りと復讐の感情を反映したアクションシーンが印象的です。
怒りに任せて銃を撃ちまくる、力の限り相手をなぐる格闘シーンなど、元恋人を殺されたというストーリーがベースにあるだけに観ている側も力が入りました。
かといって、直接、恋人を殺害した元弟子をあえて生かしておくなど、冷徹な読みに基づいた判断も随所で見られます。
怒りに翻弄されるのではなく、怒りを感じさせながらも冷静さを失わないデヴェローのアクションのあり方も映画『スパイ・レジェンド』の大きな魅力だと感じました。
アリスを演じていたオルガ・キュリレンコはダニエル・クレイグ主演映画『007 慰めの報酬」ではカミーユ役でした。
また、トム・クルーズ主演の『オブリビオン』にはジュリア・ルサコーヴァ役を演じています。
⇒ オブリビオンの動画情報
まとめ
ピアース・ブロスナン主演映画『スパイ・レジェンド』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。
