海外ドラマ『キリング・イヴ(Killing Eve)』シーズン2第5話【じゃまたね】(原題:Smell Ya Later)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回はこちら
⇒ キリング・イヴ2第4話【病める時も】
キリング・イヴ2第5話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン2第5話【じゃまたね】
ついにゴースト(ユン・スン・デン・オランダー)を捕まえましたが、これは単なるとっかかりです。彼女を起点にしてピール殺害事件の全貌に迫りたいですからね。まずは、誰の依頼なのかを突き止めなければなりません。
ゴーストだってプロですから、そう簡単に口を割らないのです。通常の尋問では、まったく埒が明かない中、イヴ(サンドラ・オー)はヴィラネル(ジョディ・カマー)を頼ることにします。
でも、彼女を自由に呼び出せるわけではないので、自分の殺害を依頼してコンタクトすることにしました。滅茶苦茶な作戦ですよね。
イヴは、よほどヴィラネルが気になるのでしょう。それはMI6も重々承知ですから、サイコパス講座を装ってイヴの様子を見ています。突然、挿入される死体の写真、そして、サイコパスの見本として取り上げられるヴィラネルの写真。
これらを見た時の反応を事細かに観察されていたのです。当然、報告を受けているのはキャロリン(フィオナ・ショウ)です。
今回のエピソードを見ていると、サイコパスとして監視すべきなのがヴィラネルなのかイヴなのか、分からなくなってきました。
例えば、地下鉄の一件です。
きっかけは、ちょっとした事なのですが、とにかく、ある男が気に食わないのです。イヴは、その男の後ろに忍び寄り、電車が来るのを見計らってその背中を押す・・・寸前で思いとどまりましたね。
自分の行為の恐ろしさに気づいて思いとどまったのか、それとも”今回は想像だけで勘弁してあげる”なのかは分かりませんけれど。
サイコパス講座では、人との関係が築けないとも言っていましたね。”私”と”これ”になってしまうと。
イヴにとって、ゴーストは正に”これ”でしかありません。
イヴの目的はヴィラネルに会うことであり、ゴーストはそのための単なる道具。もし、ヴィラネルの尋問によってゴーストがどんな目に遭ったとしても、そんな事はどうでもいいのです。
ゴーストに「人でなし」と言われたからって、まったく問題ありません。魚を釣るとき、誰がゴカイの痛みなんて気にするでしょうか。
もう1人、道具として使われているのがニコです。
玄関先に届いた花を見た後、イヴの雰囲気ががらりと変わっていますよね。フェロモンが立ち上る様子が見えそうなほど、色気が増しているのです。
ヴィラネルがここに来た。ヴィラネルが近くにいる。
それだけで、自分を抑えきれません。そのはけ口として、イヴはニコをベッドに誘います。
ドラマ『キリング・イヴ』は、前のシーズンではヴィラネルがイヴに執着している感じでした。ところが、シーズン2ではイヴもヴィラネルに執着し始めています。
この相思相愛は、イヴがヴィラネルを追ううちに引きずり込まれてしまったからでしょうか。それとも、イヴは元々そういう素質があったのでしょうか。
とりあえず、イヴは執着心のせいで周りが見えなくなっていることに気づくべきですね。以前の彼女なら、コンスタンティン(キム・ボドゥニア)とのコンタクトが早すぎるんじゃないかと疑問に思ったはずですし。
気になる次回はこちら
⇒ キリング・イヴ2第6話【正常位楽しんで!】
まとめ
海外ドラマ『キリング・イヴ』シーズン2第5話【じゃまたね】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第6話【正常位楽しんで!】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
キリング・イヴの動画情報やエピソード一覧は、こちらにまとめてあります。
⇒ キリング・イヴの動画配信を無料視聴する方法