スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)シーズン2第14話【罪と混乱】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップ2第13話【苦汁をなめる】
ロック・アップ2第14話のあらすじとネタバレ感想【スペインドラマ】
シーズン2第14話【罪と混乱】
前回、スレマ(ナイワ・ニムリ)の罠にかかってセサレオ(イーヨ・アロンソ)を刺してしまったスサナ(エレナ・セイホ)。残念ながら、セサレオは帰らぬ人となってしまいました。
まあ、彼が死んだのが残念かどうかは別として、アマイア(サラ・ヴィドレッタ)の居所を聞き出す手掛かりが減ったのは残念ですからね。
今、アマイアは危険な状況に置かれています。2週間、水だけで過ごしたとは思えないほど元気ではありますけど、それもここまでです。最後の水を飲み干し、馬が水を飲むためのバスタブは、縁にギリギリ手が届くだけ。彼女に残された時間は、あと1週間となりました。
スレマは、ここからどうするつもりなんでしょうかね。スサナをセサレオから独立させるというのは成功しましたけど、スレマ自身は電話での工作がバレて懲罰房送りです。ハンニバル・レクターを気取ってカルメンをバックに悠々と歩いていますけど、懲罰房から出なければ何もできないのと同じ事。
とりあえず、服をちぎり始めたのは懲罰房から出るためでしょう。ここに来たのは計画の内なのか、それとも予定外のハプニングだったのか。隣に声をかけたのも少し気になりますね。どちらにしても、もうひと騒ぎ起こしてくれることに間違いありません。
さて、ドラマ『ロック・アップ』の登場人物は犯罪者ばかりですし、場所は、ほとんど刑務所なので殺伐としたシーンが多いですよね。
でも、そんな雰囲気の中、パラシオス(アルベルト・ヴェラスコ)の恋は一服の清涼剤になりました。パラシオスとしては、ファビオ(ロベルト・エンリケス)の元妻であるカロリーナ(イレネ・アルコス)の相談に乗っているのだから、恋愛感情は押し殺すべきと思っていたみたいですね。
友情や同僚との関係を重く見ていたからです。そもそも、ファビオが元凶ですから、ロッカールームでファビオに対し「好きだったら悪いか?」と少し切れ気味なのも分かります。
しかし、ファビオにとってカロリーナは過去の人。さらに、ファビオはパラシオスが恋人を作るべきだと思っていたのです。そこで、彼の背中を押してやるんですよ。「バーで何杯か飲んだら家まで送ってやれ」みたいな感じで。ぶっきらぼうではありますが、ファビオらしい友情の示し方だと思います。
軽くビールを引っ掛けてからカロリーナに告白するパラシオス。黙って席を立つカロリーナ。男アントニオ・パラシオス、スペインの夜に散る・・・というわけではありません。この後、カロリーナが留守電にメッセージを吹き込むシーンがいいですね。
この恋、ぜひとも上手くいって欲しいです。そのうち刑務所内でも噂が広がって、「ファビオの女房を取ったんだって?」なんて、からかわれる時が来るでしょう。「静かにしろ」とか注意しつつ、内心ニヤニヤしているパラシオスが目に浮かびます。
たまには、こんな話があって良いのではないでしょうか。
気になる次回はこちら
⇒ ロック・アップ2第15話【存在価値】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン2第14話【罪と混乱】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第15話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
こちらに動画に関してまとめてあります。
>>『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』の動画情報