海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』第7話【切り札】(原題:Hubert)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ グッドドクター2第6話【歩み寄ること】
グッドドクター2第7話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン2第7話【切り札】
今回は、ショーン(フレディ・ハイモア)が犬を抱いているシーンから始まります。ペットを選んでいるのですけど、ショーンはあまり楽しそうではありません。
一緒に来ているリア(ペイジ・スパーラ)に渡すときは放り投げそうな勢いですし、渡した後は匂いとか毛を気にしています。スキンシップが苦手なのは人間だけかと思っていたら、動物も含むみたいですね。
ところが、猫コーナーで猫を抱いている姿を見ると、その予想はまったく的外れだと気付かされます。もう、猫にベッタリじゃないですか。よくよく考えると、ショーンは小さなころにウサギを飼っていたこともあるんですよ。スキンシップ云々ではなく、単なる猫派だったのです。
もちろん、猫を飼いたそうなショーンに、リアが「私、猫アレルギーだから」と一言。この2人、本当に何もかも反対ですよね。しかし、今回ほのぼのしていられるのはここまでです。
クレア(アントニア・トーマス)が向かった先は、親友のケイ(レイチェル・ボストン)の家でした。ケイの卵巣がんはステージ4に達しており、余命は1か月しかありません。鎮痛剤すら効かない痛みに身をかがめるケイと、それを何とかしてやりたいクレア。
そして、いつもとは違い、静かな曲を使ったオープニングが流れます。末期がん、生体腎移植、認知機能障害と患者たちの状況は深刻で、普段のような少し笑える状況がありません。
その中でも、腎移植が必要になった兄サンティアゴ(ヘムキー・マデーラ)と、腎臓を提供する弟アルマンド(ゴンザロ・メネンデス)の話が印象的ですね。
実はこの弟、腎臓の提供に”自分の仲介で兄の会社を売る”という条件を付けたのです。これにはモーガン(フィオナ・グーベルマン)が激怒していますね。条件付きの臓器提供は連邦法に違反していますけど、それ以上に人道にもとる行為に対しての怒りでしょう。
何とか提供させたいモーガンは法に反していると直接、言ったり、親戚を巻き込んでみたりと様々な手を使って合意を取り付けようとしています。父から引き継いだ会社を何としても守ろうとする兄に、どうして弟は会社を売れと言うのでしょうか。
実は、彼らの父には兄の知らない一面がありまして、弟としてはそんな父の影響下から抜け出して欲しかったのです。交渉とか切り札とか言いながらも、兄の誇りを守りたかったんですね。
結局、兄弟は仲たがいしてしまい、取り付く島もない兄を置いて病室を出る弟。諦め顔のアルマンドに、ショーンが声を掛けています。
ショーンの父も問題のある男でした。ウサギを叩きつけて殺すような人でしたから、息子にも、ずいぶん心ない言葉を浴びせていたようです。親に否定され続けたせいで、ショーンの自己評価はとてつもなく低かったでしょう。
でも、そんなショーンを常に助けた弟のおかげで、ショーンは自分にも価値があるのだと気づけたのです。ショーンの切り札は、無償の兄弟愛。
この話をする最中、ショーンの目線がいつもより相手の顔の近くに行ってます。ショーンにとって弟の存在がどれほど大事な物かよくわかる、実に良いシーンでした。
さて、そんな弟の名前・・・、何といいましたっけ。次回までに思い出しておきましょう。
気になる次回は
⇒ グッドドクター2第8話【それぞれの物語】
まとめ
海外ドラマ『グッドドクター2 名医の条件』の第7話【切り札】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第8話【それぞれの物語】以降も情報アップしていくので、お待ちくださいね。
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