海外ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』11話【生け贄】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
また、ドラマ内で流れていて、気になった音楽(BGM)をご紹介します。
前回の話はこちら
⇒ レジデント型破りな天才研修医10話【ゴースト】
レジデント型破りな天才研修医の11話あらすじネタバレと感想とBGM【海外ドラマ】
第11話【生け贄】
予想どうり、今回は大きな展開がありました。やはり1回おきに、ストーリーの強弱をつけていましたね。
とはいえ、あと残り3話です。そろそろ、この法則が崩れる頃だと思います。なぜなら、法則どうりの展開なら、最終回に盛り上がりがないことになるからです。
残り3回とも盛り上げるのか?
もしくは次に休憩を挟んで、ラス前とラストを思いっきり盛り上げるのか?
楽しみな展開になってきました。
レジデント型破りな天才研修医の11話のあらすじネタバレ
ベルが手術中に使った電気メスから火花が飛び、火事を起こしてしまいます。彼の責任ではないとは言え、動揺を隠せません。
また、その様子が録画されていたことも、彼には気がかりでした。その後、その動画がハッキングされ、ネットに流されます。
コンラッドたちはリリーの一件もあり、ハンター医師の他の患者が心配です。また同時に、彼女の悪事の証拠探しもしなければなりません。
そこで彼らは、まず患者たちの血液検査をし、無事を確認します。その頃、ニッコールはCEOに呼び出され、彼女と病院がリリーの家族に訴えられたと伝えられました。
そして、危機管理委員会による聞き取り調査が、行なわれることとなるのです。そこで彼女はリリーの死因が、カリウムの過剰摂取だと知りました。
化学療法での死亡ではなかったのです。また、この結果が意味するものは、ニッコールのミスを表します。つまり、彼女はハンター医師に嵌められたのです。
その後、CEOは火事の一件を発端に、ベルの以前のミスを暴き出します。そして、彼を追求する会議を開くのです。
しかし、先手を打っていたベルとハンター医師によって、逆にCEOは解雇されてしまいます。しかも、その一件の後に新しいCEOとなったのは、なんとベルでした。
そして、彼に呼び出されたニッコールは、病院を解雇されてしまいます。
今回は、シリアスとコミカルな内容が交互に展開する、面白いストーリーでした。デヴォンが玩具にされていて、なかなか笑えます。
また、ネットにアップされた、火事の動画は必見です。たまにはこのような構成も、新鮮さがあって良いですね。
レジデント型破りな天才研修医の登場人物
どんどん、善と悪のキャラに差が出てきて、感情移入しやすくなってきました。
コンラッド・ホーキンズ(Conrad Hawkins)/マット・ズークリー(Matt Czuchry) – シニアレジデント(後期研修医)
コンラッドの医師としての活躍は余り目立ちませんでした。しかし、彼のニッコールへの気持ちと覚悟が、強く伝わってきたと思います。
特に、コンラッドが彼女を見つめる眼差しには、愛情と思いやりを感じます。会話を少な目にすることで、逆に二人の信頼度の高さを表現していました。
そして何よりも、コンラッドには以前とは違う、力強さがあります。ハンター医師と彼の会話は、格好良かったですね。
今回は彼女に惑わされることなく、ハッキリ言いたいことを言います。おかげで、ハンターの本性を知ることが出来ました。これからは、彼女の涙や嘘に、もう惑わさることはないでしょう。
また、CEOへの直談判も格好良かったですね。
「真実から目を背けていれば、この病院は破滅します!」
病院のトップへ下っ端の医師が、ここまでのことを普通は言えません。暫くの間、イライラしたり落ち込んだ状態が続いていたコンラッドだけに、観ていて嬉しくなりました。
ニッコール・ネヴィン(Nicolette Nevin)/エミリー・ヴァンキャンプ(Emily VanCamp) – 看護師
ニックの患者さんに対する気持ちに感動しました。
「患者を気遣うのは、看護師の役目なんです。」「医師は指図を出すだけ。」「実際に患者に寄り添うのは、医師よりも看護師なのです。」
たしかに、その通りだと思います。常に声をかけてくれたり、体調を気遣ってくれるのは看護師さんです。自分も通院した時に、医師よりも看護師さんたちの、優しさと大変さを感じます。
また、ハンター医師の策略だと、ハッキリ言わないのも偉いですね。証拠がない以上、名前は出さないとは天晴です。危機対策委員の医師も、逆に彼女を信頼したと思います。
実際、ハンター医師がニッコールを陥れたと感じている、女性医師もいました。
とはいえ、解雇された彼女は、どうなるのでしょう?
考え方によっては、病院という柵がなくなり、動きやすくなったかもしれません。つまり、ハンター医師の悪事の証拠集めが、やりやすいとも言えます。
やられっぱなしで大人しくしている、ニックではないはずです。どうしても、ドラマ『リベンジ』のエミリーのような活躍を期待してしまいます。
期待というより、絶対にしてくれると信じ、今後が楽しみでなりません。
デヴォン・プラヴェシュ(Devon Pravesh)/マニシュ・ダヤル(Manish Dayal)- インターン(実習生)
デヴォンには厄介な症状の患者ばかり、回されてきます。自分が病気だと思い込む女性、鼻にビー玉を入れた少女、そして喉にヘビがいると思っている男性です。
じつは、これには理由がありました。彼がキチッと治療できるかが、賭けの対象だったのです。そして、この3人の患者を、きちっと治療した彼は見事でした。
しかし、彼の採血の下手さには参りました。ニッコールが、「もう良い自分がやる」と、言い出すのは当然です。
採血は本当に、上手い下手があります。以前、入院した時のことを思い出しました。他の患者さんたちと、「今日の担当はハズレだね」とか、「当たりだね」と、良く話したものです。
とはいえ、デヴォンは医師として、本当に成長したと思います。コンラッドが見込んだだけのことはありますね。
レーン・ハンター(Lane Hunter)/メリーナ・カナカレデス(Melina Kanakaredes)- 腫瘍専門医
今回もさらに、悪役としての株が上がりました。現在ダントツで、悪人NO.1を突っ走るだけのことはありますね。もう誰も止められないといった感じです。
全くの余談になりますが、偶然にも先日、『CSI NY』の再放送を観る機会がありました。当然、ステラも登場していたのですが、もう違和感しか感じません。
裏がある?とか、証拠隠してない?とか、変な勘ぐりをしてしまいます。おかげで、全く楽しむことができず、途中で観るのを辞めました。
とはいえ、彼女がここまでの悪人役を演じるとは、誰が想像したでしょう?
他の医師が怖くて何も言えないことを、ハンターは分かっています。そのため、性質の悪さは天下一品です。ニックとCEOを上手く追放し、ベルを操る準備も整いました。
さて、次は何をしてくれるでしょう?気になって仕方がありません。これはある意味、怖いもの見たさですね。
ミーナ・オカフォー(Mina Okafor)/シャウネット・レニー・ウィルソン(Shaunette Renee Wilson)- 外科研修医
CEOの意欲に根負けしたミーナは、ベルの医療ミスをバラしてしまします。しかし、このことが逆にCEOを窮地に追い込むとは、彼女も気づかなかったでしょうね。
ベルとハンターが先手を考えていたとは、知らなかったので当然です。しかし、困っているCEOへの親切心だとは言え、告げ口はミーナらしくないですね。
やはり彼女には、正々堂々と正面からベルに文句を言って欲しかったです。ミーナの存在感が今回、初めて薄いと感じたこともあり、残念な気がしました。
ランドロフ・ベル(Randolph Bell)/ブルース・グリーンウッド(Bruce Greenwood)- 外科部長
今回の火事といい、毎回、何かと話題を振りまいてくれますね。ネタが尽きないという意味では、一番、恵まれたキャラかもしれませんね。
また、彼のオドオドした時や自慢げな表情に、嫌味がありません。そのためでしょうか?悪役なのに、親しみを感じることがあります。
不器用で危なっかしく、放っておけないと感じることさえあります。ハッキリ言えば、虚勢を張る割に、詰めが甘いのです。そのため、いつも間抜けさを感じてしまいます。
今回は、ハンター医師の協力があったからこそ、彼はCEOになれました。彼一人が頑張っても、絶対に無理だったでしょうね。
とはいえ、CEOの椅子に座り、嬉しそうにしているベルは、まるで子供のようでした。年齢の割に童顔ということもあり、とっちゃん坊やそのものです。
考えてみると、今までにない悪役として、彼は新境地を開いてくれたのかもしれません。珍しいタイプの悪役として、シーズンラストまで目が離せませんね。
キャリー・トォープ(Claire Thorpe)/メリン・ダンジ(Merrin Dungey)- 病院のCEO
「ミイラ取りがミイラになる」とは、まさしく今回の彼女のことでした。ベルの医療ミスを暴き追い詰めたはずが、逆に彼女が解雇されてしまいます。
あれだけ大っぴらに、彼のことを他の医師から聞き取りすれば、バレますね。彼女が何を考えていたのか?彼には筒抜けでした。とはいえ、こうもあっさり消えたことに、言葉が出ません。
しかし、彼女には存在感不足があったため、いずれは消えるかな?とは思っていたのは事実です。遅かれ早かれ、こうなる予想はしていました。
欲を言えば、格好の良いところを、最後にもう少し見せて欲しかったですね。
ベルかハンターの悪事の証拠を、こっそり何処かに残してくれていないでしょうか?
せっかくコンラッドたちの強い味方になりそうだったのに、残念でなりません。
オリヴィア・タン(Olivia Tan)/ジョリーン・パーディ(Jolene Purdy)- 自身を病気だと思い込んでいる患者
彼女は決して病気になりたいわけではありません。ただ、病気かも?と、気になっているだけです。たしかに誰も調子が悪いと、もし重病だったら、どうしようと、気になりますね。
彼女の場合は、その度合が強いだけだと思います。しかし、医者泣かせなことに、違いはありません。ネットでいろんな病気を調べては、自分の症状に当てはめるのです。ネットが悪いとは言いませんが、行き過ぎは良くないですね。
ただ、他の患者とは違い、彼女のことが妙に気になります。なぜなら、彼女はハンター医師を紹介してもらいました。つまり、彼女の再登場があるような予感がするのです。
そうであれば、きっとハンター医師の悪事を暴く証拠を持ってくる気がします。コンラッドたちには手詰まり感があるだけに、救いの女神になる気がしてなりません。
こちらで、ドラマの主要キャストを紹介しています。
⇒ レジデントのキャストを画像と動画でまとめて紹介
ドラマ『レジデント型破りな天才研修医』の11話で気になった音楽(BGM)
今回は、1曲ありました。
Just the Same(2017)- BRUNO MAJOR/ブルーノ・メジャー
イギリスのオルタナティヴ・シンガーソングライターの曲です。エンディンシーンで使われていました。
レジデント型破りな天才研修医の11話を観終わった感想
ニッコールが停職か解雇になるだろうと、今回ある程度の予想はしていました。
しかし、CEOの解雇には、正直驚きました。なかなか見ごたえのある、緊急会議のシーンでしたね。
ベルとハンターの準備周到さには、ある意味、脱帽です。二人の息もピッタリでした。これで、ベルの悪人株も少し上がり、楽しみが増えました。
とはいえ今回は、医療の闇を描くよりも、ストーリーを進展させることに重点を置いた感じでした。この流れから行くと、医療の闇については、暫くの間お休みかもしれません。
残り3話となれば、いたし方ないですね。何と言っても今一番の盛り上がりは、ハンター医師とニッコールがどうなるか?です。この結末を、誰もが楽しみにしていることでしょう。
そして、なんといっても今回の収穫は、コミカルさの表現にあります。患者のアップした、ベルの手術中の火事の動画には、大笑いしました。これは最高傑作です。
動画を合成しラップを組み合わせ、PVのように仕上げています。数時間で、56万回以上再生されたそうです。まさに、その数字どうりの出来栄えでした。
完全動画を欲しいと思ったほどです。それ以外にも今回は、笑える要素が多数ありましたね。コミカルさを期待していないドラマなだけに、大いに楽しむことが出来ました。
気になる次回は
⇒ レジデント型破りな天才研修医12話【レジデントの決断】
まとめ
海外ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』11話【生け贄】のあらすじネタバレや感想がまとめてあります。
また、ドラマ内で流れていて、気になった音楽(BGM)をご紹介しました。
ひきつづき、第12話【レジデントの決断】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
>>海外ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』第11話の動画を無料視聴する方法はこちら