海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』第9話【とらわれの身】のあらすじネタバレや感想をご紹介します。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめました。
前回の話はこちら
⇒ 9-1-1 LA救命最前線第8話【因果はめぐる】
911 LA救命最前線第9話のあらすじネタバレや感想【海外ドラマ】
第9話【とらわれの身】
シーズンラストまで、残り1話となりました。
10話構成だと早いですね。すでに、名残惜しさを感じています。
しかし、このドラマは半年ループらしく、本国では9月からシーズン2が始まるようです。
1年も待たなくて良いのが、嬉しいですね。
これほど楽しめたドラマは久々なので、もう次のシーズンが待ち遠しくてたまりません。
911 LA救命最前線第9話のあらすじネタバレ
今までと違う点は、救出した人々のその後が少し描かれていることです。
そのため、かなり奥が深く、考えさせられる内容でもありました。
また、【とらわれの身】というタイトルを、上手く付けたものだと感心しました。
ごみ収集車に閉じ込められた、ホームレスの救出(救出成功)
雨を避けようとゴミ箱の中で寝たため、ゴミと一緒に回収されてしまいます。
とはいえ、すごく臭い中で、寝れるものなのでしょうか?
また、なぜホームレスが携帯を持っているのと不思議に思いませんでしたか?
アメリカでは、ホームレスが家族と連絡できるよう、無料で携帯を配布するそうです。
一部の都市だけだと思いますが、きちっとしたケアがなされてますね。
ホームレス専用の施設もあったりと、日本との大きな違いを感じました。
そして、救出後、この男性は、一旦は施設に入ります。
しかし、結局は抜け出して、またホームレスの道へ戻ったんです。
一度、ホームレスになると、なかなか抜け出せないものだと考えさせられました。
落下したエレベーターに閉じ込められた、親子の救出(救出成功)
険悪なムードの親子ですが、事故にあったことで変わります。
母親が息子に、自立して自由に生活するよう提案するのです。逆に、息子の方は面食らってましたが・・・。
これを観て思ったのは、本音をぶつけ合うことの大事さです。
つまり、命の危機を感じたことで、、彼女たちは本心を言えました。そして、それがお互いが変わる、第一歩となったのです。
アシーナからの通報(救出成功)
恋人との手錠を使ったプレイ中に、鍵のある場所まで届かなくなってしまいます。
これは、違った意味での【とらわれの身】で、大笑いしました。助けに来たヘンも大爆笑でしたね。
ただ、ここで現代病だと感じたことがあります。
それは、携帯が手元にないと、友人に電話ができないことです。アシーナの場合も同じです。
自宅へ電話はできないので、911へ電話しアビーを呼び出します。そして、ヘンに連絡してもらったのです。
ベットの横に、電話があって良かったですね。とはいえ、携帯がないと、どれだけ不便か身にしみる思いがしました。
便利なものに慣れてしまうのは怖いですね。
罠が張り巡らされた家の中で、動けなくなった男性の救出(救出成功)
家の中はゴミだらけです。しかし、そのゴミは整頓されていて、それを使って罠が張り巡らされています。
そして、そのゴミの一部が倒れて、男性が動けなくなったのです。
正直なところ、どうして罠が必要か分かりませんでした。
じつは、1967年に両親が亡くなり、その子供が家を相続しました。残された兄弟は、家の中の物が盗まれないよう罠を仕掛けたのです。
そして、そこに閉じこもって何十年も生活してきました。きっと、治安の良くない地域での、子供二人だけの生活だったのでしょう。
ちょっとやりすぎな気もしましたが、理解できるようにも感じました。頼る人がいなければ、そうなって当然かもしれません。
そして、救出された後も、また同じ生活に戻ります。
何十年も培った生活スタイルは、簡単には変えれないのでしょうね。
911 LA救命最前線の登場人物
第9話では、それぞれの登場人物の【とらわれの身】が描かれていました。
アビー・クラーク(Abby Clark)/コニー・ブリットン-緊急通報のオペレーター
認知症の母親の病状が進行してきました。そのため、バックとのデートも、途中でキャンセルになったりもします。
介護から離れての息抜きも、まともに出来ないのは辛いですね。ストレスが貯まらないか、心配に思っていました。
しかし、その母親がストーリーの最後に、急に亡くなってしまいます、こうなると、アビーが心配です。
介護から開放されて、自由になれたと思える性格ではなさそうすし・・・。逆に、自分自身を責める気がしてなりません。
アシーナ・グラント(Athena Grant)/アンジェラ・バセット-警察官
離婚を決意したことで、家族という柵から開放されました。
新しい恋人もでき、自由な生活を満喫しています。つまり、彼女は、【とらわれの身】から抜け出したのです。
ドンドン魅力的になってゆき、今後が楽しみですね。
ボビー・ナッシュ(Bobby Nash)/ピーター・クラウス-救命隊のリーダー
今回、彼のことは余り語られていません。
しかし、彼も【とらわれの身】の一人です。
過去の火事のトラウマから、逃れられないだけではありません。自身の血液が特別だと分かり、一生、献血を続ける必要があります。
彼にとっては、大変な人生になるでしょうが、頑張って欲しいですね。
ヘンリエッタ・“ヘン”・ウィルソン(Henrietta “Hen” Wilson)/アイシャ・ハインズ-救命士・消防士
登場人物たちの中で、一番の【とらわれの身】状態です。
元カノのせいで、完全に生活がズタズタになってしまいました。妻と子供は出て行き、裁判も控えています。
とはいえ、一番感心するのは、同性愛者の表現方法です。
違和感がなく、特別視しない描き方に、とても好感が持てる気がします。
一般人と、何ら変わらないというのが良いですね。
エヴァン・“バック”・バックリー(Evan “Buck” Buckley)/オリヴァー・スターク-新人消防士
アビーの大人の魅力に、完全に捕われてしまっています。
デートのために気球を予約するとことからも、彼の本気度が分かりますね。
しかし、いままで真剣な付き合いをしたことない彼にとっては、負担にも感じているようです。仕方はないことですが・・・。
しかし、ここで一踏ん張りして欲しいです。ボビーの助言のように、彼女に寄り添う覚悟さえあれば、上手くゆくと思います。
ホーウィー・“チムニー”・ハン(Howie “Chimney” Han)/ケネス・チョイ-救命士・消防士
ある意味、彼も以前は、【とらわれの身】だった気がします。
恋人に翻弄され、自身を見失っていました。
しかし、事故にあったことで、彼女や自身の問題に気付くことが出来ました。
今は、嫌がっていた任務も率先するようになり、彼らしさを取り戻したように感じます。
ドラマのキャストに関する情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ 911 LA救命最前線のキャストを画像と動画でまとめて紹介
ドラマ『911 LA救命最前線』第9話で使われている音楽(BGM)
今回は、4曲が使われていました。
Trapped – BRUCE SPRINGSTEEN/ブルース・スプリングスティーン & THE E STREET BAND/Eストリート・バンド(1985)
オリジナルはJIMMY CLIFF/ジミー・クリフのレゲエの曲で、BRUCEがライブで好んで使用しています。ホームレスの男性が登場するシーンで使われていました。
I Dare You – THE XX/ザ・エックス・エックス(2017)
イギリスのインディー系オルタナティヴバンドの曲です。アビーがバックとのデートに、車で向かう際に使われていました。
Sunny – STEVIE WONDER/スティーヴィー・ワンダー(1968)
オリジナルはBOBBY HEBB/ボビー・ヘブの曲で、多くのアーティストがカバーし、何度もヒットさせました。家の中に何十年も閉じこもっていた男性が、外に出るシーンで使われていました。
I Of The Storm – OF MONSTERS AND MEN/オブ・モンスターズ・アンド・メン(2015)
アイスランドのインディー系フォークバンドの曲です。アビーが起床し、亡くなっている母親を見つけるシーンで使われていました。
911 LA救命最前線第9話を観終わった感想
アビー役のコニー・ブリットン(Connie Britton)が、シーズン1で降板だそうです。
海外ドラマでは、メインキャラが急にストーリーから消えて、居なくなることは良くあります。
しかし、アビーの母親を死亡させたということは、彼女のストーリーを完結させたいのかな?と思いました。
そうであれば、彼女をスッキリした気持ちで見送ることができます。とはいえ、好きなキャラが居なくなるのは、残念で寂しいですね。
来週は、彼女の最後の勇姿を、きちっと見届けたいと思います。
気になる次回は
⇒ 9-1-1:LA救命最前線第10話(最終回)【新たな一歩】
まとめ
海外ドラマ『9-1-1:LA救命最前線』第9話【とらわれの身】のあらすじネタバレや感想をご紹介しました。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もまとめてあります。
動画に関する情報は、こちらにまとめてあります。
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