サスペンス

メジャークライムスシーズン6第13話(最終回)あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

海外ドラマ『メジャークライムス~重大犯罪課(Major Crimes)』シーズン6第13話(最終回)【最後の戦い パート4】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

また、ドラマ内の登場人物について、紹介しました。

前回の話はこちら
メジャークライムスシーズン6第12話【最後の戦い パート3】

メジャークライムスシーズン6第13話(最終回)あらすじネタバレと登場人物【海外ドラマ】

メジャークライムスファイナルシーズン第13話(最終回)【最後の戦い パート4】

最終回というのは、いつもは待ち遠しく楽しみになるものです。しかし、今回の場合は違います。もう次がないと分かっているだけに、複雑な心境でした。とはいえ、今回の内容は、最後に相応しい緊張感や緊迫感、意外性がありました。

これには、満足以上のものを感じずにいられません。これほど良いストーリーと演出に仕上げてくれたことへの、感謝感激の想いでいっぱいです。

プロヴェンザがウェスに頼んだことが判明

重犯課はハントが殺害された現場検証を行います。そして、「次はラスティだ!」と、その現場の壁に書かれていたのです。

そのころ、ラスティは自宅で、殺されたべクテルの娘タミーと連絡が取れないことを心配していました。そして、自ら自宅から抜け出し、彼女に会いに行こうとします。しかし、制服姿のウェスが家の中に侵入しており、ラスティは驚きます。

ウェスは「ここはもう安全じゃない」と、言い放ちました。その後、重犯課に連れてこられたラスティとガスは、どうやって家の中にウェスが入れたかの説明を受けます。じつは、プロヴェンザの本当の目的は、彼らの安全の確保でした。

そのため、ウェスに彼らの自宅の警備の穴を見つけさせ侵入させたのです。これによって、彼らを署内に置き、プロヴェンザ自ら警護にあたることとなりました。

そのころ、ラスティはストローが、なぜべクテルを殺したのか気になりだします。そこで、ストローの別の目的が、べクテルの何か所有物ではないか?と、気付くのです。

その後、重犯課では捜査会議が行われ、ストローとディランの顔写真の公開に踏み切ります。また、タオの携帯を捜査ボードに連携させ、囮のフォルダをディランが開けるよう仕向けます。

ストローに人質とされたエラ

そのころ、ディランはハントから奪った大金を、自らの口座に送金する最中でした。また、彼は盗撮中のボードにある、”ストロー用ホットライン”という、フォルダの存在にも気づきます。そして、彼はまんまと囮のフォルダを開いてしまうのでした。

その後、やっと送金が終わり、彼はストローの元から逃げることにします。当然、お気に入りのエラにも連絡を取り、彼女と一緒にです。しかし、彼女に電話をしたところ、何か様子が変だと気づきます。

そこで、彼女の部屋の盗撮映像を見たところ、映っていたのはストローと拉致されている彼女でした。つまり、ストローはディランの計画を、前から感づいていたのです。

そのため、彼は彼女を人質に、ディランから大金を奪い返すことにしたのでした。そして、ディランは仕方なく、大金を彼に返すことにします。

ディランの結末

一方、重犯課ではディランの居場所が特定され、逮捕に向かうこととなります。そうとは知らないディランは、まだストローの口座に送金中でした。そして、ちょうど送金が終わったころ、SWT部隊と重犯課が彼の自宅に突入します。

それに気づいたディランは銃で抵抗し、あっけなくタオの応戦で亡くなってしまいました。その後、ディランの自室に入った重犯課は、モニタに映るストローの姿を見つけます。また、彼がエラを殺そうとしていることもわかりました。

そこで急遽、彼女の居場所を特定し、救出することとなります。しかし、タオだけは、ディランの部屋にあったカウントダウンが気になり、一人現場に残ることとなったのです。この時計の意味するものが爆弾なのか、別の何かなのかを調べるためでした。

その後、エラは無事に救出されます。しかし、ストローはもうそこにはいませんでした。彼女の車を奪い、どこかへ逃走したのです。

ストローの行方

ディランの自宅に、一人残っていたタオは、カウントダウンが爆弾ではないと感じ始めます。なぜなら、彼はディランのPCを調べ、暗号化されたファイルの存在を見つけていたのです。また、そのファイルは、FBIと重犯課へ送信される手はずだともわかってきました。

しかし、爆弾ではないという確証は100%ではありません。時計の時刻が0:00に迫る中、緊張が走ります。そして、とうとうカウントダウンは0:00になってしまいました。

しかし、爆発はしません。そこで、タオは自分が正しかったことを確信し、重犯課宛にファイルが届いていないか?を、バズに確認させるのでした。

タオの予想通り、大量のファイルが、ディランから重犯課へ届いていたのです。そして、その中の一つから、ストローがプライベートジェットを予約していたことが判明します。

そこで、急遽、重犯課はプロヴェンザとバズ、フリンを残し、空港へ向かうこととなりました。しかし、フリンは自分がストローを撃つと、躍起だって飛び出してゆきます。

その後も、本部に残ったバズはファイルの分析を進めました。そこで、ストローが大量の缶詰や水、ウォッカを買っていたことがわかってきます。また、彼の検索履歴の中の、ミズ・べクテルに?マークがついていることに関して、疑問を感じます。

なぜなら、ミズ・べクテルはストローの母親で、すでに見つかっているからです。では、もし、ミズ・べクテルがタミーだとしたら、どうなのでしょう?ハテナマークがついていても、おかしくないという推測が成立してくるのです。

そこで、マリーナの別荘にいる彼女の安全確認に向かうこととなります。しかし、空港に人員を割いていたため、彼女の所に行ける人がいません。そんな中、ラスティが自分一人でも行くと、飛び出して行ってしまいます。

そこで、仕方なくプロヴェンザとバズ、ガスも、彼を追って別荘に向かうこととなりました。別荘に到着したものの、中からは反応がありません。そこで、バズがドアを蹴破り、プロヴェンザと共に中へ入ります。そして、そこで見つけたものは、タミーの変わり果てた姿でした。

凶悪犯ストローの最期

プロヴェンザはタミーの死の報告を、まだしないようバズに言います。そして、自分の携帯が追跡されていないことについて、バズから確認を得ました。なぜなら、彼はストローが、まだ近くにいるのではないか?と、感づいていたのです。

また、部屋に飾ってあるクルーザーの写真を見た彼は何かを確信します。じつは、このクルーザーの名前がミズ・べクテルでした。つまり、ストローは船で逃げようとしていたのです。

飛行機での逃走は計画は、囮ということになります。そして、プロヴェンザはラスティに、適当な言い訳をし、一人でクルーザーへと向かうのでした。

クルーザーの中では、ストローがくつろいでいる最中です。そこへ、プロヴェンザが到着し、中を調べ始めます。当然、ストローもそれに気づき、クローゼットの中へ身を隠しました。

そして、彼はプロヴェンザの居場所を確認しようと、電話をかけます。しかし、プロヴェンザのほうが一枚上手でした。彼は、携帯を身に着けず、クルーザーのダイニングテーブルに置いていたのです。

そうとは知らないストローは、まんまとテーブルのそば行きます。そして、待ち構えていたプロヴェンザに、背後を取られてしまいました。

そのころ、べクテルの別荘の内部を、窓から覗いていたラスティも、クルーザーの写真に気づきます。そして、プロヴェンザとストローが対峙する中、彼も一人でクルーザーへと向かうのでした。

その後、プロヴェンザの説得に、とうとうストローが降伏します。ところが、ストローがしゃがみこもうとした瞬間、ラスティが突然、乱入し、彼めがけて発砲したのです。そして、そのままストローは死んでしまうのでした。

この予想だにしなかった状況に、プロヴェンザは慌てふためきます。ところが、彼はストローの靴下から、拳銃を見つけて少し安心しました。つまり、正当防衛の証拠になるのです。そして、彼はラスティの罪を、自分が被る決意をします。

重犯課の未来

事件が解決し、重犯課に平和が訪れます。プロヴェンザは正当防衛が認められ、おとがめなしとなりました。また、フリオの転属も決まり、彼の別れの挨拶と昇進式が執り行われます。

そのあとすぐに、プロヴェンザの決意表明も、その場で行われました。どうも彼は、、正式に重犯課のリーダーに任命されたようです。そして、シャロンのいた部屋に飾られた花束をメンバーたちが懐かし気に眺める中、最終回の幕が閉じました。

一度、判明したと思っていたミズ・べクテルが、これほど重要な鍵になるとは予想していませんでした。また、ラスティがストローを殺したことにも、驚きを隠せません。本当にドキドキハラハラで、奇想天外な結末でした。これで終わりだと思うと、残念でなりません。

メジャークライムスシーズン6第13話(最終回)の登場人物

最後の最後まで楽しませてくれるステキなキャラクターたちに感謝です。

ルイ・プロヴェンザ/Louie Provenza – 一時的な重大犯罪課のリーダー – G・W・ベイリー /G.W. Bailey

プロヴェンザの行動力や裁量、洞察力が、存分に表現されていた内容だったと思います。

今までの彼は、なんだったのでしょう?

格好良すぎて、もはや別人?と思えるほどです。特に、ストローをおびき寄せるために、携帯を囮にした場面では、プロヴェンザの狡猾さも見られました。また、彼の指揮官としての采配は、副本部長より上です。これなら、重犯課を彼に、安心して任せることが出来ます。

ところで、プロヴェンザとラスティの関係は、これからもっと深いものになるでしょうね。彼はラスティの恩人となりました。それは、彼がラスティの罪を被ったからです。

しかし、逆も言えます。なぜなら、ストローはしゃがんだ瞬間、プロヴェンザを撃つ気でした。ただ、ラスティは、それを知らずに発砲しています。つまり、プロヴェンザからみてラスティは、命の恩人になります。

このことを、二人が気づいているかは分かりませんが、これが実情です。とはいえ、プロヴェンザにとってラスティは、息子同然の存在なのでしょうね。それは、彼が以前からラスティの相談に、親身だったことからも解ります。

また、罪を被る代わりに、ラスティを検事局で働かせるとは、上手い方法を考えましたね。この取引がなければ、ラスティは検事への道を、諦めていたと思います。正義感が強い彼だけに、人を殺した人間が、検事になるべきではないと考えるはずです。

つまり、表向きは取引と言ってますが、私には親心に思えます。しかし、なにか釈然としないものを感じます。プロヴェンザとの取引だとはいえ、彼には別の道を進んで欲しかったです。

そのほうが、スッキリ出来たのではないでしょうか?

しかし、ラスティのことを想えば、好きな道に進み、羽ばたいて欲しいとも思います。道徳的、社会的意識を重視するのか?個人的感情を重視するのか?結局のところ、これは結論の出ない問題なのかもしれませんね。

アンディ・フリン/Lieutenant Andy Flynn – 警部補でシャロンの夫 – トニー・デニソン/Tony Denison

てっきり、シャロンが亡くなったことで周囲が気を遣い、フリンを捜査に参加させないのだと思っていました。しかし、まだ彼は忌引き休暇中だったようです。それで、今までの彼の行動が、やっと理解できました。

ところで、今回のフリンは格好良かったですね。自分がストローを撃つと、プロヴェンザに直談判したシーンは見ごたえがありました。「丸腰のストローを撃てば問題になる、だから俺が撃つ!」と、言ったのです。

また、「お前はここにいろ」と、プロヴェンザに言われ彼は、「ならクビにしろ」と言いました。つまり、職を失う覚悟が、フリンにはあったのです。一見、自暴自棄な行動に思えます。

彼はシャロンを失ったことで、「他に失うものはもうない」と、考えていたのかもしれません。しかし、これか彼なりの筋の通し方であり、優しさではないでしょうか?この時のフリンの気持ちは、2つあったと思います。

一つ目は、ラスティを守るというシャロンとの約束です。そして、2つ目は、他のメンバーの身代わりになることだと思います。つまり、どれも人を思いやる気持ちからなのです。

この時のフリンからは、力強さと男らしさが漲っていたように感じました。とはいえ、最後には、いつものフリンに戻っていましたね。彼がフリオのいた席に移りたいと、言ったシーンを観て少し安心しました。

ときおり、子供っぽい我がままを言う、フリンらしさを久々に観た気がします。これで、彼もやっと立ち直れたのだと、確信できました。

マイク・タオ/Lieutenant Michael Tao – IT系担当警部補 – マイケル・ポール・チャン/Michael Paul Chan

ディランの部屋のカウントダウンが、爆弾ではないとわかり、大喜びするタオの姿が、まだ忘れられません。普段は感情を表に出さない彼だけに、とても稀なシーンだったと思います。

あの装置を見て、爆弾かも?と、普通は思いますよね?

我々は今までの経緯を知っているため、そう思わないだけです。とはいえ、今回のタオは大活躍だったと思います。ディランに、フォルダを開けさせる方法もさすがです。実際のところ、IT系に関しては最近、バズに任せっきりの場面が多く観られました。

そのため、タオの影が薄くなり、かなり不安を感じていました。そのため、やっと彼の本領発揮が観れて、思わず拍手したくなったほどです。バズには申し訳ないですが、タオはこうでなくてはなりませんね。これで、やっと安心することができました。

フリオ・サンチェス/Julio Sanchez – マフィア事情に精通した捜査官 – レイモンド・クルツ/Raymond Cruz

フリオはストローを殺した、本当の人物に気づいているようです。そうでなければ、ラスティに、「ジョー先生のセッションは必要だぞ」と、こっそり言いません。また、プロヴェンザにも、「FIDのおとがめがなくて良かった」と、意味あり気に言っていました。

結局のところ、フリオも納得済なのだと思います。つまり、ウェスとカミラ以外のメンバーたち誰もが、自分の手でストローにトドメを刺したいと思っていたからです。

また、ラスティをかばう状況に関しても、同じ思いのはずです。きっと、他の人たちも気づいていて、口には出さないだけかもしれませんね。とはいえ、彼の涙を堪えたスピーチと敬礼に、思わず貰い泣きしそうになりました。

また、マイクも一緒に登場していることが、一層、この場面を深いものにしていたように思います。彼がメンバーたちを家族と慕っていることが、胸に響くようでした。

バズ・ワトソン/Buzz Watson – 映像担当の予備警官 – フィリップ・P・キーン/Phillip P. Keene

バズのドア蹴破りには、思わず笑ってしましました。慣れていないのもあるのでしょうが、下手すぎますね。あれでは、もし犯人が中にいれば逃げられてしまします。

プロヴェンザに、「今まで見た中で、最低のドア破りだ」と、言われるのも当然です。とはいえ、これからバズは警察学校へ行くことになります。そのため、プロヴェンザからは、「予備警官の訓練の話は、二度とよせ」とも、言われていました。

そして、正式な警官となったあかつきには、重犯課へ迎え入れられることも決定済です。本当に良かったですね。予備警官という中途半端な役職から、やっと抜け出せます。できればバズの警官姿を、見届けたかったですね。

エイミー・サイクス/Detective Amy Sykes – 元軍人の捜査官 – キアラン・ジョヴァンニ/Kearran Giovanni

今シーズンのエイミーは、残念ながら出番が少な目でした。カミラが参入したため、仕方がありませんね。しかし、登場シーンやセリフが少なくとも、なぜか印象に残ります。

それだけ、存在感があるということだと思います。もし、スピンオフがあるのなら、是非、エイミーを登場せて欲しいですね。

ウェス・ノーラン/Detective Wes Nolan – 元潜入捜査官 – ダニエル・ディトマソ/Daniel di Tomasso

ウェスはプロヴェンザに頼まれ、危険な特別任務に就いていました。それは、てっきり、ストロー逮捕のためだと思ったのは、私だけではない気がします。

ところが実際のところ、ラスティの自宅が安全ではないことを証明するための任務だったのです。正直なところ、これには肩透かしを食らった気分でした。

また、どこが危険で特別なの?と、首を傾げた方も多いのではないでしょうか?

私自身も、しばらく唖然とし考え込んでしまいました。そこで考えられるのは、彼が身分を隠し行動していたことだと思います。そのため、ラスティの兄リッキーから、鍵を盗む際にバレて逮捕される危険性がありました。

また、ラスティの家へ侵入する際に関しても、同じことが言えます。とはいえ、なんとも釈然としない任務でしたね。ところで、ウェスの制服警官姿は、似合わなさすぎます。あまりにダサくて、言葉が出ませんでした。

着る服で、こんなに印象が変わるのですね。服装は大事だと、改めて感じさせられました。

カミラ・ペイジ/Detective Camila Paige – 未成年者の捜索に精通した捜査官 – ジェシカ・メラズ/Jessica Meraz

カミラはウェスのの言葉や表情を見るたびに、ニッコリしながらうなずきます。これは、もう完全に惚れちゃった?と、言うしかありませんね。彼女の乙女心が伝わってくるようです。

少し前までは、この二人が上手く行くの?と、心配でした。それは、カミラが乗気でないような素振りを見せたり、はぐらかすことが多かったためです。しかし、ここまで来れば、もう大丈夫な気がします。

素敵なカップルに嬉しくなりました。できれば、最終的にどうなるか?も見たかったですね。それだけが、心残りでたまりません。

レオ・メイソン/Leo Mason – 副本部長 – レナード・ロバーツ/Leonard Roberts

メイソン副本部長はプロヴェンザに対し前回は、「あなたが正しかった」。そして今回は、「今のあなたはヒーローだ」と、言いました。これは、彼が完全に、プロヴェンザを認めた証拠だと思います。

また、プロヴェンザもメイソンのことを、見下すような態度をしなくなりました。これは良い兆候ですね。今後も、お互いを助けないながら、きっと難事件を解決してくれることでしょう。

これが最後というのが残念ですね。もっと、観ていたかったという気持ちが、ドンドン沸いてきました。

フリッツ・ハワード/Fritz Howard – 元FBI特別捜査官でSWAT部隊のチーフ – ジョン・テニー/Jon Tenney

フリッツは、ストローを撃ったのはラスティだと、気付いているのではないでしょうか?

なぜなら、「よく分からない、何が起こったのか・・・」と、言うラスティに対し、彼はこう話しました。「ああ、ブレンダもそう言ってた」。これは、彼女がストローを撃った時のことと比べています。

また、正当な行為だという時の彼の表情は、全てお見通しのようにも感じました。つまり、どう考えても、事実を知っているとしか思えないのです。

元敏腕FBI特別捜査官なら、気付いて当然ですね。しかし、ストローの極悪ぶりやラスティの境遇から、彼は全て納得済なのだと思いました。

ところで、『クローザー』のスピンオフとして、フリッツを主役にしたドラマの案もあったそうです。最終的には、シャロンが主役に決まりましたが、彼が主役の作品も観てみたかったですね。

ラスティ・ベック/Rusty Beck – シャロンの養子でストローの犯罪の証人 – グラハム・パトリック・マーティン/Graham Patrick Martin

「ストローが生きているかぎり、一生、怯えて暮らさなければいけない」という、ラスティの気持ちがよく伝わってくる内容でした。そのため、彼がストローを射殺したことに関しては、納得できる気がします。これで彼は、安心して暮らすことができるからです。

しかし、本当にそうでしょうか?

相手が自分を殺そうとした極悪人であれ、人を殺したことに違いはありません。その重みを、ラスティは一生背負うことになるのでは?と、心配になります。

ところが、ストーリーの後半で、その不安は消えました。ラスティはケッロっとし、いつもと同じ様子です。逆に前よりも、生き生きしたようにも感じます。きっと、ストローの呪縛からの、解放感からでしょう。

また、ラスティがプロヴェンザを表現した言葉は、なかなか的を得ていました。「先生でもある、俺たちを見捨てない」まさしく、その通りですね。なかなか良いことを言うと、感心しました。

そして、なんと言ってもラスティは、やっとガスに対し素直になれました。これで、やっとドロドロした恋愛に終止符が打たれ、想い残すことはありません。正直なところ、観ていて少し嫌気がさしていました。

とはいえ、今回の結末により、ラスティの前に立ちはだかっていた問題は、全て解決しました。これからは、シャロンの遺志を引き継ぎ、彼には立派になって欲しいですね。

フィリップ・ストロー/Phillip Stroh – 逃走中の連続殺人犯 – ビリー・バーク/Billy Burke

ストローが生きて逮捕されるとは、はじめから予想はしていませんでした。そのため、彼の死亡に関しては、何とも思いません。当然の報いであり、まだ物足りないと感じるほどです。つまり、もっと悲惨な死に方であっても良かった気がします。

それにしても、ストローは極悪さだけでなく、頭脳の高さもピカイチでしたね。サイコパスでなければ、優秀な弁護士になっていたはずです。ひょっとすれば、もっと上を目指せたかもしれません。

とはいえ、ストローのことが好き嫌いは別として、とても良くできたキャラクターでした。性格や背景、見た目といい、ゲストにしておくには、もったいない気がします。

そのため、ストローの生い立ちを知れば知るほど、彼を主役にしたドラマが出来そうに思えます。きっとクロスオーバー部分も多く、別の意味で楽しめたかもしれませんね。

ディラン/Dylan – ストローの協力者 – ウィル・アッテンボロー/Will Attenborough

まさか、ディランが亡くなるとは驚きの展開でした。生きて確保され、ストローとの決着の鍵になると予想していたからです。しかし、後になって考えると、彼の死亡フラグは最初から立っていました。

カウントダウンが0になれば、ストローの情報が送信されます。つまり、ディランの生死に関わらず、重犯課は情報を得ることが出来る仕組みだったのです。彼のキャラクターの濃さに惑わされて、そのことを深く考えていませんでした。

とはいえ、最後に相応しい、クレイジーで味のあるキャラでしたね。個人的には、ストローを上回っていたように思います。できれば、生きて逮捕され、その後はFBIで働くでも良かった気がします。

たとえるなら、『クリミナル・マインド』のガルシアと同じ経緯です。しかし、彼女ほど優秀ではなく、未成年の少女好きなところで、不採用となりそうですね。

メジャークライムスシーズン6第13話(最終回)を観終わった感想【海外ドラマ】

『メジャークライムス』ファイナルシーズンの最終ストーリーは、重犯課の今後が、きちっと表現されており、納得できるものでした。また、各キャラクターの行く末も伝わってきて、安心できます。見事にシャロンのいない重犯課を描き切りましたね。

特に見事だと感じたのは、最終ストーリーの4話の中の前半と後半の構成の違いです。前半は犯人に焦点を当て、シャロンのいないことを実感できるストーリーでした。これは、犯人に焦点を当てていたからだと思います。

つまり、最初にシャロンを失った重犯課の無力感や喪失感を視聴者がトコトン味わう内容でした。ところが、後半からは、ジワジワと重犯課の存在感がアップしてゆきます。そして、最終的には、重犯課全員が主役だという感覚に陥りました。

ここでは、メンバーたちの実力や将来性、個性の違いなどを、見せつけたのです。これは、本当に観る側の感情を上手く利用していますね。おかげで、なぜシャロンの死を最終話にしたくなかったのか?が、やっとわかった気がします。

正直なところ、シャロンが亡くなった際は、プロデューサーに憎悪をに近いものを感じました。彼女のいない『MAJOR CRIMES』は、もう観たくないと思ったほどです。

しかし、意を決して最終話まで観たところ、ドンドンと引き込まれていく自分がいました。回が進むごとにシャロンのいない辛さが薄れ、みるみる変化してゆきます。そして、残ったメンバーはどうなるのだろうか?ということだけが、気になるようになってきたのです。

つまり、制作サイドの策に完全にハマってしまいました。そのため、スッキリした気持ちで、最後を観終えることができました。

もし、シャロンの死が最終話であったなら、こうは感じなかったでしょう。きっと、モヤモヤ感を引きずったまま、喪失感だけが残っていたと思います。そう考えると、本当に良い終わり方だったと、思わずにはいられません。

ところで、プロヴェンザのスピーチは感動的でしたね。

「俺たちは神に試され、大小の試練を味わった」、「そして、悲しみと闘ってきた、俺たちを頼りにする人を優先することでな」、「何が起ころうと、悪人を捕まえるまで、重犯課は諦めない!」「これからも、それは変わらない!」。

そして、各メンバーの名前を言った後、「そして、俺はここにいる」、「みんなと一緒に、この仕事を続けられる、永遠にな!」。

これらの言葉からはメンバーを称えると同時に、仕事への誇りとシャロンへの敬意が感じられますね。また、彼の強い決意というものが、胸の奥まで響いてくるようでした。おかげで、思わずウルっとしてしまったほどです。

ところで、彼がシャロンの手法である交渉術を、今後も取り入れるとわかり嬉しくなりました。このことは彼の妻の、「ルイは、最初の取引を済ませたわね」という、言葉からわかります。また、新リーダが誰かを明言しない点にも、感心しました。

これは、シャロンへの配慮ではないかと思います。そのことは、エンディングでメンバーたちが、花束を眺めていたことからわかります。そして、その花束がクローズアップされ、幕が閉じられました。

これが意味するものは、花=シャロンでありブレンダなのです。つまり、重犯課や視聴者にとって、彼女たちだけが永遠のリーダーだと言いたいのだと感じました。また、この花束は同時に、最後まで観てくれた、視聴者への感謝だった気もします。

このシリーズは気軽に楽しめる、本当に良いクライムサスペンスでした。名残惜しくて仕方がありません。とはいえ、、『クローザー』からの13年間を、本当にありがとうと、感謝感激いっぱいの気持ちになれました。

まとめ

海外ドラマ『メジャークライムス~重大犯罪課(Major Crimes)』シーズン6第13話(最終回)【最後の戦い パート4】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

また、ドラマ内の登場人物についても紹介しています。

今なら、シーズン1からシーズン5まで見放題で、一気見できますよ。
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