海外ドラマ『キリング・イヴ(Killing Eve)』シーズン2第4話【病める時も】(原題:Desperate Times)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
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⇒ キリング・イヴ2第3話【私ははらぺこあおむし】
キリング・イヴ2第4話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
シーズン2第4話【病める時も】
今回、登場するファラデー社は、アーロン・ピール(ヘンリー・ロイド=ヒューズ)の会社です。彼の父はゴーストに殺されており、そればかりではなく関係者が次々と命を落としています。
心臓麻痺、甲殻類アレルギーによるアナフィラキシーショック等、死因は多様なのですが、イヴ(サンドラ・オー)はゴーストの手口だと見抜いていますね。
血みどろにしたり苦しめたりせず、一見、殺人だと分からないように命を奪うのがゴースト。セキュリティが厳重なはずの超巨大IT企業に潜入できるほど目立たないのも、ゴーストと呼ばれる所以でしょう。
ファラデーのアテンダントは「コーヒーかコンブチャはいかが?」なんて親切ですけど、差し出したのは機密保持契約書。そして、アーロンの態度は木で鼻をくくるという言葉がぴったりな不愛想っぷり。
機密保持契約を拒否したイヴやジェス(ニーナ・ソサーニャ)を全く相手にせず、話がデリケートな部分に差し掛かるとタブレットを操作して弁護士を呼ぶ始末。いちいち断るのも面倒だと言わんばかりです。
それもそのはず、ファラデーが売っている物は情報なのです。その量は膨大で、MI6ですらインターネットで情報を検索するときはファラデーのお世話になっています。アーロンにとって、諜報機関の人間など過去の遺物に過ぎません。
しかし、いくら嫌な奴が社長でも、周囲の人間を短期間で次々殺す理由としては弱いですよね。このファラデー社、もしくはアーロン個人がもっと大きな秘密にかかわっていることは間違いないでしょう。
さて、現在、暗躍しているゴーストには、本人も知らない役割があります。それがイヴとヴィラネル(ジョディ・カマー)を引き離す理由になるという事。
コンスタンティン(キム・ボドゥニア)は「イヴはゴーストに夢中だぞ」と言って関心を他に向けさせようとしていますけど、これは逆効果にしか見えません。
“デ・ウィット兄弟の死体”――ヴィラネルいわくベーコン――の絵はがきで招待状を出したのに、アムステルダムに来たのはジェス。このときの表情を見れば、どれほど、がっかりしているのか一目瞭然です。結局、想いを募らせるだけになってしまいました。
キャロリン(フィオナ・ショウ)は、イヴをゴーストの捜査に集中させるため、ヴィラネルから届いたはがきを郵便物から抜き取っています。放っておくと、イヴは他の事を犠牲にしてでもヴィラネルを追ってしまいますからね。
このせいで、コンスタンティンを逃がすという大失敗も犯していますし。とにかく、マンダレイ作戦を存続させるためにはゴーストを発見することが必要なのです。
そして、なんと・・・イヴはゴーストの居場所を突き止めてしまいます。異常なまでのスピード解決をもたらした要素は、生まれ持った才能と、捜査官としての経験と、そして、この件をさっさと片付けてしまえばヴィラネルに集中できるという想い。
2人の想いは、最後に鏡を見るシーンでも伝わってきますね。イヴに会いたい想いで涙を流すヴィラネルと、ヴィラネルを追いかけたいからこそ、今ここでゴースト(ユン・スン・デン・オランダー)を落とす準備を整えたイヴ。
鏡の中に見えていたのは自分の姿なのでしょうか。それとも、自分によく似た相手の姿なのでしょうか。
気になる次回はこちら
⇒ キリング・イヴ2第5話【じゃまたね】
まとめ
海外ドラマ『キリング・イヴ』シーズン2第4話【病める時も】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第5話【じゃまたね】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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