海外ドラマ『FBI:特別捜査班』第8話【主権を有する者】(原題:This Land Is Your Land)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ FBI特別捜査班第7話【盗っ人の仁義】
FBI特別捜査班第8話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
第8話【主権を有する者】
ロシア領事館で、ヴィクター(アラン・コーデュナー)が娘のカーチャ(リャンカ・グルィウ)と会っています。
自分の本を手に、ようやくビザが取れたというヴィクター。
この手続きのため、彼は領事館に呼ばれていたのです。
アメリカにいられる嬉しさから、別れ際に投げキッスをするカーチャが可愛いじゃないですか。
護衛とともに領事館から出るヴィクター。
ちらりと上を見れば、壊れた監視カメラがぶら下がっています。
そして、次の瞬間、次々と射殺される護衛たち。
ドクロのマスクをかぶった連中は、ヴィクターを拉致してしまいました。
後に残されたのは、彼の書いたロシアに関する暴露本だけ・・・。
今回は、この拉致事件をめぐって様々なやり取りが繰り広げられます。
そして、いきなりOA(ジーコ・ザキ)の態度が引っかかりますね。
OAは良くも悪しくも愛国者ですから、テロリズムとか大量殺戮兵器に関わった人物を毛嫌いします。
当然ながら化学兵器の製造に携わったヴィクターもその対象なのですが、彼に対する毛嫌いを娘のカーチャにぶつけてしまうんですよね。
さすがにこれは良くない態度ですから、マギー(ミッシー・ペリグリム)にたしなめられています。
有能だけど少々、極端な方向に行きたがるOAの手綱は、マギーがしっかりと握っているべきでしょう。
マギー自身は、第4話に続いて交渉人の代わりを務めています。
最初の方で見られた自信の無さは、徐々に解消されているようですね。
デイナ(セーラ・ウォード)が推し進めているマギー育成計画は、今のところ、すこぶる順調です。
そして、今回、大活躍しているのがジュバル(ジェレミー・シスト)です。
まず、容疑者が待つ取調室にちょこちょこ現れては司法取引などの可能性をちらつかせています。
彼にどれぐらいの権限があるのかはハッキリしません。
だけど、捜査官が本格的な取り調べをする前に軽く突っつくことで、取り調べそのものも進めやすくなっているのではないでしょうか。
オフィスを離れて現場に出ると、彼の役割は戦術指揮官に早変わり。
いつもの軽口は鳴りを潜め、予想外の事態にも的確に、そして、素早く対処しています。
さすが、普段から数十人のチームを率いているだけのことはありますね。
彼らFBIの活躍により、拉致事件は見事に解決しました。
けれども、誰の仕業だったのかを考え始めると、手放しで喜べないかもしれません。
ロシアの暴露本の著者が拉致されたのだから、当然、最初はロシアの仕業に見えます。
しかし、浮かび上がってくるのは”主権”を主張する反政府主義者の影。
日本では少し変わった人のような扱いで済みますが、アメリカでは彼らが武器を持って実際の行動に出るのが厄介ですよね。
それでも迷惑な連中が捕まったんだから解決・・・と思ったところに、あのエンディングです。
デイナの元にメッセンジャーが現れたのは、”これで終わったんだからもう首を突っ込むな”ということでしょうか。
思い返せば、拉致の手順がやたらと手馴れていたとか、領事館の監視カメラが壊れたままになっているとか、怪しい点はいくつもあるのです。
まあ、邪推はここまでにしましょう。
事件はもう終わったのですから・・・。
気になる次回はこちら
⇒ FBI特別捜査班第9話【死の極秘リスト】
まとめ
海外ドラマ『FBI:特別捜査班』第8話【主権を有する者】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第9話【死の極秘リスト】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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