海外ドラマ『FBI:特別捜査班』第18話【ラクロイ捜査官】(原題:Most Wanted)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ FBI特別捜査班第17話【秘密のデート】
FBI特別捜査班第18話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
第18話【ラクロイ捜査官】
オープニングは家族の夕食から始まります。
火星に行きたいとか、医者になって移民の治療に当たりたいとか、子供たちが語る夢は家を出て行くものばかり。
「おれを置いていくのか」と言う父親は一見、優しげですが、雰囲気にはどこか棘がありますね。
それを察知した妻は、子供たちを部屋に戻らせます。
夫が子供を寝かしつけた後は、夫婦だけの時間です。
といっても、妻は夫がこっそり薬を飲んでいる姿を見ています。
そして、それが性病の抗生物質であることも知っているのです。
別居を決意していた妻は夫を問いただしますが、彼女の目に入ったのは夫の袖口に付いた血。
何が起きたのかを見てしまった妻を組み伏せる夫。
彼がポケットから取り出したのは、血染めのナイフだったのです。
自分の家族を皆殺しにするという事件は、デイナ(セーラ・ウォード)によれば白人の中年男性が多いんだそうです。
この解説をしている時、なぜかカメラはジュバル(ジェレミー・シスト)の方に向いています。
以前にも、ジュバルが説明している犯人の特徴が”ジュバル本人の特徴”にしか聞こえない事がありましたね。
お馴染みのメンバーが逃亡を図る犯人を追い詰めていく展開かと思いきや、大体の人たちの仕事はここまでになります。
今回は、タイトルからも分かる通り、スピンオフの『FBI Most Wanted』とのクロスオーバーエピソードです。
クロスオーバーでの合同捜査は『CSI』や『クリミナルマインド』でもお馴染みですが、『FBI』では合同捜査の形を取りません。
犯人が国外への逃亡を図っているのならば、この件は逃亡者特捜班の仕事ですからね。
という訳で、捜査を指揮するのがジェス・ラクロイ捜査官(ジュリアン・マクマホン)。
逮捕率95パーセント(正確には93.28ですが)という驚異的なチームを率いています。
彼らの捜査の特徴は、とにかく早手回しである事。
連続殺人鬼が狙う次のターゲットを絞り込んだり、事件の裏に隠された事情を調べたりする展開はありません。
彼らが追う犯人は、現在進行形で逃亡中。
国外に出られたら一巻の終わりですから、兎にも角にもスピード勝負なのです。
手掛かりや情報源がいくつあっても、その中で最も効果が高そうな1つを一瞬で絞り込まなければなりません。
ここは統計と経験、そして、直感の勝負でしょうか。
一旦、手掛かりを得て追跡を開始したら、逮捕まで一切、休みなく動き続けます。
なぜ、”休みなく”と言い切れるのか。
電話の受け答えを聞いて、父が仕事に行くんだと察した娘の寂しそうな顔を見てください。
間違いなく、仕事に出かけたパパは何日も家に帰らないのです。
家族関係を犠牲にしつつ、犯人を裁きの場に引きずり出すためならば多少の罠も厭わない逃亡者捜索班。
中々、面白そうですよね。
クロスオーバーというより、1エピソード丸ごとMost Wantedの紹介だった第18話。
『FBI Most Wanted』は2021年から日本でも見られますから、今から楽しみに待つことにしましょう。
気になる次回はこちら
⇒ FBI特別捜査班第19話【白い悪魔】
まとめ
海外ドラマ『FBI:特別捜査班』第18話【ラクロイ捜査官】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第19話【白い悪魔】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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