海外ドラマ『FBI:特別捜査班』第15話【ウォール街と爆弾】(原題:Scorched Earth)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ FBI特別捜査班第14話【謎のランナー】
FBI特別捜査班第15話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
第15話【ウォール街と爆弾】
第15話は、ウォール街での爆弾事件から始まります。
FBI支局長が送り込んできたスペンサー(パウロ・コスタンゾ)によると、爆弾事件は高い確率で2回以上起きるとの事。
デイナ(セーラ・ウォード)は彼の意見が気に入りませんし、そもそもスペンサー本人の態度も気に入りません。
しかし、スペンサーの言う通り2度目の事件が発生。
どちらの被害者も女性であり、爆弾にカフスボタンが使われていることから、スペンサーは女性蔑視が動機だとプロファイルするのですが・・・。
なぜ、カフスボタンが女性蔑視に繋がるのかと言えば、これは男と権力の象徴なんだそうです。
単なる面倒なファッションアイテムかと思っていましたが、何かのイニシャルやマークがあしらわれている場合は、象徴的な意味合いが強いのでしょう。
爆弾事件の動機には、『FBI』シリーズ恒例の裏の理由が見えてきます。
と言っても、エピソードのテーマはやはり男女間の問題ですね。
この問題を見事に象徴してくれるのがスペンサーです。
彼もデイナと同じくプロファイラーなのですが、デイナと違うのはとにかく統計重視である事。
そのため、彼の口からは「パーセント」という単位が何度も出てきます。
そして、事あるごとにデイナの意見に否定的な統計ばかり引き合いに出すのです。
何かにつけてデイナの気持ちを逆なでするので、ジュバル(ジェレミー・シスト)もホトホト困り果てています。
モーレツ主任補佐が「データより空気を読んでくれ」と頼むくらいですから、このままでは自分も火の粉をかぶると思ったのでしょう。
それでもデイナに突っかかるのを止めないスペンサー。
捜査の方向性にまで口を挟もうとした時、デイナが「私のオフィス」と言ってバッサリ切り捨てるのが気持ちいいですね。
ボスとは、自分の決めたことが正しいと思っている限り、こうでなくてはなりません。
もちろん、間違いに気づいたら、”君子豹変す”の言葉通りすぐに直すことも必要です。
今回は最初から最後までカリカリしているデイナですが、いきなりこんな態度を取り始めたのには理由があるのです。
ストリップクラブでの接待を容認する発言や、一々、デイナの意見に反対するのも気に入らないのですが、元々の原因はスペンサーが握手を求めなかった事。
初対面の一瞬で、スペンサーの女性蔑視傾向を見抜いたのでしょう。
それにしても、支局長は、なぜスペンサーを送り込んできたのでしょうか。
デイナの手腕に疑問を感じたからなのか、それとも単にデイナが女だからなのか。
もしかすると、”お前より断然、凄い女がいるぞ”というのを見せつけて、スペンサーの女性蔑視傾向を治すためかもしれません。
そして、マギー(ミッシー・ペリグリム)とOA(ジーコ・ザキ)が言う通り、”ジュバルがボスだったらどうなったのか”にはとても興味があります。
スペンサーが送り込まれたかどうか、来るとすれば、その理由は何なのか。
でも、ジュバルがボスだったら労使関係に詳しい弁護士とかが来そうですよね。
ジュバルって、一旦、仕事モードに入ったら一切、休みませんし、たぶん部下にもそれを求めてしまうでしょうから。
気になる次回はこちら
⇒ FBI特別捜査班第16話【ラザロの誤算】
まとめ
海外ドラマ『FBI:特別捜査班』第15話【ウォール街と爆弾】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第16話【ラザロの誤算】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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