サスペンス

カウンターパート第10話(最終回)ネタバレ感想 2人のハワードがスゴイ【海外ドラマ】

J・K・シモンズ主演海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』第10話(最終回)【中間地帯 パート2】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。

前回はこちら
カウンターパート第9話【中間地帯 パート1】

カウンターパート第10話のあらすじとネタバレ感想【J・K・シモンズ海外ドラマ】

第10話(最終回)【中間地帯 パート2】

ついにシーズン最終回を迎えたこのドラマ。円と正方形を使ったオープニングとも、少しの間お別れです。

前回の銃撃は一応、終わりましたけど、アルファの”国連機関”には死体と怪我人があふれています。中間地帯に逃げ込んだスパイには両方の世界とも手が出せず、交差点を挟んで静かな睨み合いが続く状態です。

自動車事故を起こしたピーター(ハリー・ロイド)は、病室でファンチャー(リチャード・シフ)の会見を見ることになります。公式な発表は「職場内で起きた暴力」で、心を病んだ職員が起こした乱射事件とされました。

現実でもこういう事件をよく見ますから、うまく隠れ蓑にしてしまったんですね。

鎖骨骨折の重傷を負ったピーターに対して、クレア(ナザニン・ボニアディ)は軽傷で済んでいます。助手席側のエアバッグをOFFにしていないのは、クレアを殺すつもりが無かったからでしょう。

ピーターの目的は、クレアのアリバイ作りだったのです。結婚から5年の歳月は、裏クレアと過ごした日々。情が移るには十分すぎる時間でしたね。

さて、エピソード9でちらりとその存在が示唆された”4階”。これは”執行部”と呼ばれる部署でした。この部署が出てくるのは余程の事態らしく、戦略部に対して大きな態度を取っていた外交部ですら、緊張を隠せません。

執行部が初めて登場するシーンは、一言でいえば怪しげです。

いかめしいケースから機械を取り出して、テキパキと組み立てる男たち。テーブルの上に設置した機械は通信機で、男たちは伝達係なのです。執行部は通信機を通して話を聞き、ヘッドフォンを付けた伝達係が執行部のを言葉伝えています。

顔どころか声すら表に出さないとは、徹底した秘密主義じゃありませんか。

機関の中枢部が乗り出して話が大きく展開し、数々の謎が解ける・・・と思いきや、この期待は見事に裏切られます。カウンターパートのシーズン1は、長い序章に過ぎないのですから。

でも、がっかりするような終わり方ではありませんね。何も解決していませんけど区切りはつけていますし、期待感をしっかりと高めてくれます。

最後になりましたが、主人公である2人のハワード・シルク(J.K.シモンズ)について。

アルファとプライムのハワードは、出会ったばかりの時はお互いの違いに驚き、入れ替わりで相手の人生を覗き見てからは一旦、仲違いをしています。アルファから見れば”どうしようもない無責任野郎”ですし、プライムから見れば”つまらない軟弱者”でした。

同一人物なのに別人の2人は、一見すると円と正方形のように違っています。

しかし、円も正方形も”高さと幅が同じ”とか”点対称”とかの共通点がありますよね。中心を共有する円と正方形が、2人のハワードです。同じ人物が丸い環境にいたか、四角い環境にいたかの違いに過ぎません。その2人が環境を取り換えたらどうなるのか。

アルファのハワードは、プライムで大きな厄介事を起こして監禁されてしまいました。アルファにいたままならば、人を殺すだなんて考えもしなかったでしょう。

プライムのハワードは、ボールドウィン(サラ・セラヨッコ)に金を渡して逃がしています。その上、ピーターとあんな取引をするだなんて、こちらも考えなかったでしょうね。

病院の受付に花を届け、エミリー(オリヴィア・ウィリアムズ)に本を読んで聞かせるハワード。その口調はだんだんと丸みを帯びて、もうどちらのハワードなのか分からなくなっていきます。

このまま丸が四角に、四角が丸になってしまうのでしょうか・・・。今年中に放送開始されるシーズン2では、変化しつつも自分であろうとする2人のハワードが見られるはずです。

気になる次回はこちら
カウンターパートシーズン2第1話【新しい相棒】

まとめ

海外ドラマ『カウンターパート 暗躍する分身』第10話(最終回)【中間地帯 パート2】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。

ひきつづき、シーズン2以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。