スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)シーズン2第16話【絶望のカード同盟】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップ2第15話【存在価値】
ロック・アップ2第16話のあらすじとネタバレ感想【スペインドラマ】
シーズン2第16話【絶望のカード同盟】
アマイアの事件で、カスティージョ(ヘスース・カステホン)に電話がかかってきます。新しい情報提供かと思えば、それはラジオ局からの電話。医師の見解によればアマイアは2日前に限界を迎えているはずとの事ですから、望みはほとんどありません。
「人の痛みも尊厳もお構いなしのろくでなし」とはカスティージョも中々、言ってくれますけど、スレマ(ナイワ・ニムリ)と、もっと早く取引していれば、こんな事にはならなかったはず。
そんな中、アマイアの両親がスレマとの面会を希望しているのです。スレマからの連絡を受けたとのことですが、懲罰房の中から、どうやって電話をかけたのか。スレマが直接、動いたことにより、ますますカスティージョは追い詰められました。
刑務所内では、もう1つ厄介事が進行していますね。アナベル(インマ・クエヴァス)からのカードを受け取った面々が、話し合いの最中です。マカレナの案は、アナベルに対抗するために凶悪な連中を取り込んでしまう事。
買収資金は、アナベルがいない間に彼女の金を盗んで調達するつもりなのです。あまりに無謀な案を聞いたソレ(マリア・イサベル・ディアス)は、これ以上アナベルを怒らせるなと釘を刺しています。
ソレの言うことにも一理あります。アナベルがどこに金を隠しているかなんて、誰も知るはずがないのですから。
そんな所に割り込んできたサライ(アルバ・フローレス)のテンションが妙に高いので驚きますね。そのままのテンションでマカレナに絡むので、薬でもやってるのかと思いましたよ。
でも、サライはマカレナがエステファニア(ベルタ・バスケス)と別れたのが嬉しくてしょうがない。ただそれだけなのです。「これでマカレナは姉妹だ」は相当、極端ですが、彼女らしさが爆発しているシーンですよね。
でも、サライがサライらしさを発揮するのはここだけではありませんでした。
懲罰房から戻ったアナベルが最初に手を掛けたのは、エステファニアだったのです。これは完全にアナベルのミスですね。いきなりサライを敵に回して、一体どうするつもりだったのでしょうか。
【絶望のカード同盟】というあだ名をつけられたマカレナのチームは、サライを合わせて5人。ゆっくりとアナベルの方に向かいますが、サライだけは止めないと飛び掛かりそうな勢い。その様は、まさに狂犬の如しです。
アナベルはいつもの手下4人を引き連れて5対5・・・、いや、手下はどんどん数を増やしています。マカレナとにらみ合い、顎先で”やっちまいな”の指示を出すアナベル。
もちろん、ここからは逆転劇になりますけど、その後、肩で風を切るマカレナの姿がキマってますよね。度胸と力、そして、金を手に入れたマカレナは、ついにケダモノどもを率いるまでになったのです。
一方のスレマは、外の空気を存分に楽しんでいます。鎖につながれてカスティージョと一緒ではありますが、風を感じる姿は本当に気持ちよさそうですね。でも、ギリギリ限界の交渉は忘れていません。
もしアマイアが死んでしまったら、カスティージョはそのキャリアを失ってしまうでしょう。でも、スレマは元の刑務所に戻るだけ。勝ちか引き分けしかない状況にしてから勝負を仕掛ける狡猾さ。
アナベルを奴隷の身に堕としたと言っても、残っているスレマはあまりにも強敵すぎます。しかも、ロマン(ダニエル・オーティズ)が痛い思いをして取って来た金は、ファビオ(ロベルト・エンリケス)がカスティージョに渡してしまいました。
いっぱしの身分になったとはいえ、残りの3話、まだまだ、マカレナは油断しない方が良いでしょう。
気になる次回はこちら
⇒ ロック・アップ2第17話【大事な話】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン2第16話【絶望のカード同盟】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第17話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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