スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)シーズン2第12話【自由への切符】のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップ2第11話【それでも人生は続く】
ロック・アップ2第12話のあらすじとネタバレ感想【スペインドラマ】
シーズン2第12話【自由への切符】
ミランダ所長(クリスティーナ・プラサース)とサンドバル(ラミロ・ブラス)は良い感じになってきましたね。お互い、配偶者と別れたばかりですし、何と言ってもサンドバルは人を垂らし込む才能がありますから。
でも、それを見たカスティージョ(ヘスース・カステホン)の「所長が吸血鬼とお楽しみか」というセリフが面白過ぎて、どうでもよくなりますが。
カスティージョは、吸血鬼のことを”ヴァンパイア”ではなく”ノスフェラトゥ”と言っていますよね。さあ、ノスフェラトゥで画像の検索をかけてみましょう。そこにはサンドバルが一杯いますから。
楽しませてもらったところで、今回、描かれている、いくつかの恋をご紹介しましょう。
まずは、ソレ(マリア・イサベル・ディアス)です。フェルナンドとの特別面会を控え、周囲の冷やかしにもデレデレな対応をしていますね。「53歳のバージン」とは、よく言ったもので、恋は彼女を乙女に戻してしまったのです。
でも、アナベル(インマ・クエヴァス)のからかい方にはマジ切れしていますね。さすがのアナベルも、夫を焼き殺した女に凄まれたらおとなしくするしかありません。この迫力だって、本気で恋しているから出せるのです。
次の恋は、パラシオス(アルベルト・ヴェラスコ)でしょうか。ファビオ(ロベルト・エンリケス)の元妻カロリーナと会っているのですけど、少し気があるように見えますね。相談に乗っている間に、ちょっとクラっと来ちゃったんでしょう。
ハグのシーンでは、カロリーナの香りをたっぷりと吸い込んでいるように見えますし。でも、パラシオスの人の良さが恋路を阻みます。ファビオをかばえば、たしかにカロリーナは傷つきませんし、友情にもヒビが入りません。
カロリーナに言われた「世界一いい人」だなんて、恋する男にとって最も付けられたくない称号ですよね。モテない男の特徴は、欲望をうまく表現できずに隠してしまうこと。パラシオスは、そんな男の典型的な見本なのです。
そしてマカレナ(マギー・シヴァントス)。
他に頼る人がいないのは分かりますけど、ちょっとファビオを信じすぎでしょうか。これは一種の恋なのか、それとも脱出するための駆け引きなのか。スレマを助けに入った時、お金の事とか必要以上にしゃべってますからね。恋ではなく、スレマを騙すための仕込みである可能性が高いですよ。
さて、今回はエレナ(ヴェロニカ・モラル)が痛い目を見ています。と言うより、目が痛いと言うべきか・・・。相手の実力を見誤るというのは、どんな勝負でも手痛い敗北の原因になります。エレナにはスレマ(ナイワ・ニムリ)をじっくり観察する時間がありませんでしたから、仕方ないのかもしれませんけれど。
スレマは、便器に顔を突っ込まれながらマカレナとファビオの会話を聞き、スサナ(エレナ・セイホ)から情報を引き出すために心理学の本を読みふけり、自分の金を狙っていると知りながら脱出のためにマカレナと組むような女なのです。彼女をなめてかかったら、エレナは今以上に痛い目を見ることになるでしょう。
気になる次回はこちら
⇒ ロック・アップ2第13話【苦汁をなめる】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』シーズン2第12話【自由への切符】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第13話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
こちらに動画に関してまとめてあります。
>>『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』の動画情報