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サバイバル

ロック・アップ第3話のあらすじネタバレ 冷酷非情なスレマの狙い【ドラマ】

スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)第3話【妖精が見る夢】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

前回の話はこちら
ロック・アップ第2話【操り人形】

ロック・アップ第3話のあらすじネタバレと感想【スペインドラマ】

第3話【妖精が見る夢】

ヨランダの告別式の準備中、聖体拝領のパンをむさぼり食う囚人たち。クルス・デル・スールは夜中に房の出入りが自由なほど人権に配慮した民間刑務所ですけど、囚人の食欲を満たすほど甘い訳ではないようです。

もし満たされていたとしても、彼女たちだって女。おやつは別腹なんですよ。

聖体拝領のパンがあるのならば、当然、ワインもありますね。刑務所には、いろいろと闇のルートが存在しますけど、薬より大きなお酒は入手が難しいはずです。こちらも当然、奪い合いになりました。

ソレ(マリア・イサベル・ディアス)が真っ先にグビグビ飲んでいますが、彼女はその後、倒れてしまいます。実は彼女、心臓の移植が必要なほどの重病だったのです。

ちなみに彼女が殺したのは、旦那とその愛人の2人。ソレは「殺人犯に心臓をくれる人はいない」と言っていますが、スペインってレシピエントの情報をドナー側が見られるのでしょうか。それとも、移植をコーディネイトする側が病状以外の情報も持っているのでしょうか。

告別式では、スレマ(ナイワ・ニムリ)がヨランダへのメッセージを涙ながらに読み上げています。果たして、この涙は真実か、それとも偽りか。いかにも悪人のスレマですけど、本当にヨランダとタバコを吸いに行った可能性だってあります。

真実を知っているのは、当事者と監視カメラ映像――パロマ(アナ・ラボルデータ)が改ざんしてしまった――だけなのですから。

今回のキーワードを挙げるならば、それは”偽り”になるでしょう。

例えば、ファビオ(ロベルト・エンリケス)は妻に職場での事件を伝えていませんでした。目の不自由な妻に心配をかけたくなかったのでしょうけれど、何でも話すと約束しているのに隠すのは良くないですよね。

レオポルド(カルロス・イポリート)は一見、善良な良き父ですが、娘を刑務所送りにしたシモン(ラモン・ラドス)を許すつもりは無いようです。マカレナ(マギー・シヴァントス)は彼に200万ユーロを届けていますから、その中から100万ユーロを出せと脅しています。しかも、銃を突きつけながらです。

ミランダ所長(クリスティーナ・プラサース)は、規則を守る正しい人に見えます。しかし、離婚を切り出した夫に対しては冷酷非情で、「滅ぼしてやるわ」などと恐ろしいことを言っています。

様々な偽りの中、スレマは今回、初登場のエル・エヒプスィオ(アドリエン・メーディ)に”偽善者”を始末するように依頼しました。話は少しそれますけど、この”エル・エヒプスィオ”は彼の名前ではなく、単にエジプト人と言う意味なんですね。

バイクで登場し、仕事を済ませて立ち去る彼。実は結構イケメンです。ムエタイで鍛え上げたセクシーボディと相まって、女性ファンが多いはず。

これからはイケメンエジプト人の活躍に期待と言いたいところですが、彼が活躍するということは死人が増えるということになりますからね。できるだけ大人しくして欲しいものです。

さて、彼に殺されたのはパロマでした。あれだけ脅して言いなりにしておきながら、どうして殺してしまったのでしょう。偽善者という言葉には、カメラの映像を消した以外の意味がありそうです。立場を利用して何か利益を得ていたとか、囚人から見ての偽善があったのかもしれませんね。

そして、マカレナの両親が無事だったのは、たまたま、レオポルドが銃を持っていたからでした。結局は、どっちも殺すつもりだったのです。

スレマの脅しに、偽りはありません。刑務所内で地位を築くには、やると言ったら必ずやる女にならなくてはいけませんから。

気になる次回は
ロック・アップ第4話【救いを求めて】

まとめ

スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』第3話【妖精が見る夢】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

ひきつづき、第4話【救いを求めて】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。

こちらに動画に関してまとめてあります。
>>『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』の動画情報