スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』(原題:Vis a vis)第15話【謝罪と誓い 聖女 よき知らせ】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ロック・アップ第14話【猫】
ロック・アップ第15話のあらすじネタバレと感想【スペインドラマ】
第15話【謝罪と誓い 聖女 よき知らせ】
今回は様々な事が一気に展開しています。クライマックスですから、メインキャラクターが一斉に動き出していますね。
まずは、サンドバル(ラミロ・ブラス)から。
彼がマカレナ(マギー・シヴァントス)の尻を定規で叩くという変態行為にふけっている最中、いきなりファビオ(ロベルト・エンリケス)が医務室に踏み込んできます。当然、ファビオのお仕置きは尻叩きぐらいでは済みません。
雨の如く鉄拳を降らせながら突きつけた選択肢は、ファビオを訴えるか、口をつぐんで収容者に金輪際、手出しをしないかの2つ。
ボコボコになった顔の痛みに耐えつつ、なぜか自分に注射を打つサンドバル。彼は帰り支度を整えた後、自ら階段を転げ落ちています。これは顔の傷をごまかすためで、注射で痛みと恐怖を和らげたんですね。
要するに、口をつぐむと言う意思表示になっています。それでも、クルス・デル・スールから出ていく気はないみたいです。サンドバルは、まったく図太い男ですね。
レオポルド(カルロス・イポリート)とロマン(ダニエル・オーティズ)は、ハンバル(ラモン・ラドス)との対決を避けるつもりです。残りのお金を持って接触を試みるのですが、ハンバルも叔父も車から降りてきません。
ハンバルが急発進させた車の先には、ロマンの婚約者の娘、ルシア(アレクシア・ミミアガ)の姿が・・・。
ロマンがルシアのもとに駆け寄ってからのシーンは、とても興味深い音響効果を使っています。セリフなど一切、聞こえず、ブツブツとノイズが入るだけなんです。見どころが多い15話の中でも、異色のシーンになっていますね。ハンバルの恐ろしさに打ちのめされるロマンたちですけど、葬儀に届いた花輪が彼らの復讐心に火をつけたはず。
スレマ(ナイワ・ニムリ)は、懲罰房でおとなしく・・・してませんね。
どうして、わざわざサライ(アルバ・フローレス)を挑発して傷つけたのか、そして、ミランダ所長(クリスティーナ・プラサース)にどんな情報を渡したのかは分かりませんけれど、懲罰房から普通の監房に戻されています。このシーンでは、少し気味悪いぐらい、しおらしくしていますね。
ただし、女囚たちは赤ん坊を殺した人間を放っておきません。サライがはやし立てて、一斉にクズ野郎コールでお出迎え。サライが完全にスレマと袂を分かったのは、終盤のシーンでスレマを見捨てていることからも明らかです。
そしてマカレナですけど、タイトルの【よき知らせ】は彼女にもたらされました。
精神疾患の疑いが晴れ、DNA検査によってシモンの偽証も証明されたのです。これにより、審理の後で、すぐ釈放される可能性が高くなりました。保釈金も必要ありませんから、これで自由の身になれるでしょう。
しかし、手のひらを見るマカレナは、もう後戻りができないのだと知っています。生まれる前の息子と、仲が良かったルシアを立て続けに失った彼女は、怒りにまかせてスレマを殺しかけたのですから。彼女の手は、もう汚れはじめているのです。
雷鳴と共に不穏な空気が充満したクルス・デル・スール。次回、シーズン1は最終回を迎えます。
気になる次回は
⇒ ロック・アップ第16話(最終回)【カメの原理 用意周到 計画の末に】
まとめ
スペインドラマ『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』第15話【謝罪と誓い 聖女 よき知らせ】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第16話(最終回)も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
こちらに動画に関してまとめてあります。
>>『ロック・アップ/スペイン女子刑務所』の動画情報