海外ドラマ『マーベル クローク&ダガー(原題:Cloak & Dagger)』第8話【追悼】のあらすじネタバレと感想や考察がまとめてあります。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もご紹介しました。
前回はこちら
⇒ クローク&ダガー第7話【記憶の扉】
クローク&ダガー第8話のあらすじネタバレや感想と考察とBGM【マーベルドラマ】
第8話【追悼】
タイロンがクロークを纒ってくれました。これでやっと、『クローク&ダガー』というタイトルに、相応しくなった気がします。
ただ、クローク(外套)がパーカー、タガー(短剣)が水晶の塊にしか見えません。
これは、ご愛嬌ということで良しとしましょう。
クローク&ダガー第8話のあらすじネタバレ
タンディはアイヴァンから、ロクソン社の不正について聞くことができました。
また、父親が不正の証拠を、貸金庫に隠してあることも分かります。
そして、証拠の品を全てを手に入れ、ロクソン社に乗り込んだのです。
そこで、彼女はスカーボローを拉致し、彼に証拠を突きつけました。
しかし、お金で解決しようとする彼に嫌気が差したのか、その場から立ち去ってしまいます。
その頃、タイロンはオライリーからコナーズが彼を探していて、危険だと知らされました。
しかし、今日が兄の命日で絶好のチャンスだと感じた彼は、コナーズを捕らえる計画を立てます。
なんと幽霊のふりをして、コナーズに恐怖を与え、自白させようとするのです。
そして、オライリーと恋人の協力もあり、なんとか彼の逮捕を成功させます。
計画を成し遂げたタンディとタイロンは、彼女の父親の追悼式を行いました。
その時、メリッサが偶然、二人の手を握ります。そして二人は、彼女の精神世界へと入り込んでしまうのです。
そこで彼らが見たものは、メリッサが夫からDVを受けていた事実でした。
現実世界へ戻ったタンディは、ショックを受けてしまいます。
そして、スカーボローにお金を要求し、証拠の品を交換してしまうのです。
その頃、オライリーは恋人の家を訪問します。そこで彼女の見たものは、惨殺され冷蔵庫に押し込まれた、恋人の死体でした。
今回は、タンディの父親とタイロンの兄の命日が、同じというのがキーポイントです。
また、彼らのリグ爆破前後の映像も、ところどころに散りばめられていました。
これが、単調に成りがちなストーリーに、テンポを与えていたと思います。命日であったからこそ可能となる、ストーリーの数々に感心しました。
クローク&ダガー第8話の登場人物
今回は、タンディの母親メリッサが隠していた真相が判明しました。
タンディ・ボウエン / ダガー(Tandy Bowen / Dagger ) – 光の能力を持つ主人公 – オリビア・ホルト(Olivia Holt)
彼女は父親のことが大好きで、彼の名誉回復のために戦ってきました。
しかし、ここで一転、彼が母親にDVをしていたと分かります。父親の裏の顔を知った、彼女の憤りが伝わって来ましたね。
信じていた父親のイメージが一気に崩れ、行き場を無くしたようにも見えます。
そして、せっかく掴んだロクソン社の不正の証拠もスカーボローに渡す始末です。
これは、逆に手元に保険がなくなり、身の危険になる気がします。ただでさえ危険な企業だというのに・・・。
彼女の精神状態も不安定なだけに、心配でなりません。
タイロン・ジョンソン / クローク(Tyrone Johnson / Cloak) – 闇の能力を持つ主人公 – オーブリー・ジョセフ(Aubrey Joseph)
ここにきて、タンディと主役交代という感じですね。
前回から急に、彼の賢さや行動力が目立ち始めました。能力を使いこなせるようになったことで、自信が持てたのかもしれません。
また、コナーズ逮捕のための、幽霊成りすまし作戦には驚きました。彼の能力を最大限に活かした、最高のアイディアですね。
これによって、コナーズは逮捕され、タイロンの悲願は達成されました。しかし、裏を返せば、目的がなくなったことになります。
タイロンは今後、何を励みにしてゆくのでしょう?
また、コナーズに正体がバレたことも気になりました。彼は逮捕されただけで、まだ生きています。
つまり、タイロンの身に危険が迫っているともいえ、心配になってきました。
オライリー捜査官(Brigid O’Reilly) – コナーズの汚職を捜査する警官 – エマ・ラハーナ(Emma Lahana)
恋人が無残に殺され、事件の根の深さに気づいたと思います。ショックのあまり、誰を信じるべきか?きっと分からないでしょうね。
特に警察内部の人間は、全て敵なのかもしれません。
ところで、彼女のタイロンの能力に対しての言葉が、気になりませんでしたか?
「NYにいたから慣れてるの、友人のミスティーのこと話した?」
ミスティー?ひょっとしてミスティークのことでしょうか?
もし、彼女がミスティークと友人なら、面白くなりそうですね。ひょっとすれば、ミスティークの登場もありえるかも?と思うとワクワクします。
また、あまりに気になったので、オライリーのことを調べてみました。
すると、大発見がありました。なんと彼女は、メイヘム(Mayhem)という能力者になるそうです。
その経緯は、このドラマできっと描かれると信じ、書かないでおきますね。このことを知って、さらに楽しみが増えました。
コナーズ警部(Connors) – タイロンの兄を殺した悪徳警官 – J・D・エヴァーモア(J. D. Evermore)
幽霊にビビる彼の姿には、唖然としました。
どれだけ悪事を働いていても、幽霊は怖いものなのですね。負い目があるから仕方がないともいえますが・・・。
しかし、図太さは健在ですね。逮捕後の、彼の憎しみに満ちた表情が忘れられません。
きっと、オライリーの恋人を殺したのは、彼の差し金だと思います。逮捕されてスッキリと言いたいのですが、そうでもなさそうですね。
メリッサ・ボウエン(Melissa Bowen) – タンディの母親 – アンドレア・ロス(Andrea Roth)
今までは、どうしようもない、ダメな母親だと思っていました。しかし、DVを受けていたと知り、見方が変わりました。
今まで彼女は一言も、夫の悪口を口にしていません。これは、タンディに対する優しさだった気がします。
また、自分自身も悪い記憶は、封印したかったのかもしれません。亡くなったからこそ、優しかった時の夫の印象を、壊したくなかったのだと思います。
オーティス・ジョンソン(Otis Johnson) – タイロンの父親 – マイルズ・マッセンドン(Miles Mussenden)
お世辞にも、夫婦仲は良いように見えません。完全に冷めきり、尻にひかれている感じがします。
妻のほうが稼ぎ頭ということで、負い目に感じているのでしょうね。このことが、タイロンの精神状態に影響しないか心配です。
アイヴァン・ヘス(Ivan Hess) – ミナの父親で、タンディの父の同僚 – ティム・カン(Tim Kang)
タンディに、色々情報を教えたことは評価します。しかし、これ以上は、力にはなってくれなさそうですね。
ロクソン社の怖さや、娘の将来を思うと仕方がないのかもしれません。父親の立場として考えると、当然なのでしょうね。
ピーター・スカーボロー(Peter Scarborough) – ロクソン社の幹部 – ウェイン・ペレ(Wayne Pere)
タンディに拉致され死んだかな?と思ったのですが、生きているようです。
また、アイヴァンの御見舞の手土産が、口止め書類ということからも、彼の性格がにじみ出ています。
お金への執着度は、天下一品なのでしょう。そのため、お金のためなら、何でもしそうで怖いものがあります。
ドラマのキャストに関する情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ クローク&ダガーのキャストを画像と動画でまとめて紹介
クローク&ダガー第8話で使われている音楽(BGM)
このドラマで使われた気になる音楽をまとめています。
Dark Side(2016) – BISHOP BRIGGS/ビショップ・ブリッグス
コールドプレイを虜にした、アメリカの女性シンガーソングライターの、ソウルフルな曲です。タンディとタイロンが、お互いの計画の下準備をするシーンで使われていました。
To the Grave (2018) – BEA MILLER/ビー・ミラー (feat. Mike Stud)
アメリカの女性シンガーソングライターの、雰囲気のある曲です。タンディとタイロンが、お互いの計画を実行するシーンで使われていました。
Ending (2018) – ISAK DANIELSON/アイザック・ダニエルソン
スウェーデンの男性シンガーソングライターによる、『クローク&ダガー』オリジナル・サウンドトラック収録曲です。エンディングシーンで使われていました。
クローク&ダガー第8話を観終えての考察
ここにきて、新たな展開が増えました。
リグのエネルギーについて
人間を凶暴化させるエネルギーであることが、現実だったようです。つまり、アイヴァンの精神世界だけの出来事ではありませんでした。
こうなると、シャンテールの占い結果が、現実味をおびてきた気がします。また、古代の未知のエネルギーであることも気になります。
オライリーの恋人を殺した犯人は?
やっと、コナーズが逮捕され、一件落着かと思いました。
しかし、オライリーにとっては、逆に敵を増やした可能性があります。ある意味、形勢逆転ともいえ、さらに複雑化しそうですね。
昔、タイロンとシャンテールが出会っていたこと&タイロンの母親の仕事先が、ロクソン社であったこと
この2つのことで、展開は大きく変わらないでしょうが、深い因縁を感じます。
些細な出来事にも関係性があると分かれば、さらに面白さが増しますね。
クローク&ダガー第8話を観終わった感想
考えてみると、シーズンラストまで、残り2話となりました。
新しい展開も増え、このスピードで、一体どこまでの内容を表現できるのか?
まだ少し不安が残ります。きっと、持ち越しになるストーリーも、出て来るでしょうね。
しかし、シーズン更新が決まっていることが、唯一の救いだと思います。表現しきれなかった内容があったとしても、シーズン2で描くことができるからです。
打ち切りにならなくて、本当に良かったと思いました。
気になる次回は
⇒ クローク&ダガー第9話【試練】
まとめ
マーベルドラマ『クローク&ダガー』の第8話【追悼】のあらすじネタバレや感想と考察をまとめました。
また、ドラマ内で使われている音楽(BGM)もご紹介しています。
気になる第9話以降も情報アップしていくので、お楽しみに♪
動画に関する情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ 海外ドラマ『マーベル クローク&ダガー』の動画配信を視聴する方法