海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン2第5話【挑発】のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ミスターメルセデス2第4話【マザーボード】
ミスターメルセデス2第5話のあらすじネタバレと感想【ドラマ】
第5話【挑発】
「ブレイディがセイディに話しかけているのではないか」と言う件で、ジェローム(ジャレル・ジェローム)とビル(ブレンダン・グリーソン)の見解はかなり食い違っています。
ジェロームは当然、常識の範囲内。ブレイディに意識はなく、当然、話しかけたりできる訳がないという物です。
もちろん、ビルはブレイディ(ハリー・トレッダウェイ)には意識があり、何らかの方法でセイディ(バージニア・カル)に影響を及ぼしたと考えています。
トニー(マクシミリアーノ・ヘルナンデス)はブレイディとセイディについて嗅ぎまわるビルが、よほど気に食わないらしく、当然、ブレイディに意識があるだなんていう説には賛同しません。
ホリー(ジャスティン・ルーペ)だって信じていませんけど、独自に調査を始めていますね。それによると、マニピュレーターと呼ばれる人々はエネルギーを操作して人を操ったりできるとのことです。
精神が量子もつれのような状態になり、一方の変化が一方に影響を及ぼします。
量子もつれとは、一見、何の媒介も介さず、まったくタイムラグも無く(実際には量子もつれにも光速の限界が適用されるみたいです)、離れた場所にある粒子が影響を及ぼし合う様です。これをアインシュタインは「不気味な遠隔作用」と呼んでいた・・・と、ホリーが言ってますね。
ともかく、ブレイディは、このマニピュレーターになっているのでしょう。
ついでにバビノー医師(ジャック・ヒューストン)の見解も挙げておきますと、ブレイディは意識はあるけど、しゃべったり出来ないだけ。まあ、彼の場合は生体実験を続ける口実かもしれませんけれど。
いちおう特殊なキーボードを設置しましたが、ブレイディが素直にこれを使ってくれるとは思えません。なぜならブレイディは元々ひねくれた性格ですし、現在はアル(マイク・スター)を操作するのが楽しくて仕方ないからです。
前回の名所めぐりから引き続いて、マッスルカーでのドライブを楽しみ、アルの家に行ってみたりもしています。それにしても、アルが影響を受けやすいのか、それともブレイディが操作のコツを掴んだのか、アルの身体を使っている時間が長いですよね。
そして、行動もどんどん過激になってきており、病室でアレを握りつぶそうとしてくれたトニーにちょっとした復讐をしています。犬を殺して銃を盗むだけならまだしも、わざわざ自分がやったとアピールすることも忘れません。
トニーがブレイディの病室だけで口にしたラテン語の一文、”オクペンディ・テンポーリス”を書き残していきました。おそらく、隠れて何かを楽しむということが出来ないのでしょうね。これはサイコパスであるが故だと思います。
これで、トニーも”ブレイディが誰かを操っている”という説を信じるしかないでしょう。お互いに違う酒を飲む探偵と刑事は、これから同じ脅威を相手にしなければならないのです。
気になる次回は
⇒ ミスターメルセデス2第6話【隣り合せの悪夢】
まとめ
海外ドラマ『ミスター・メルセデス』シーズン2第5話【挑発】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、第6話【隣り合せの悪夢】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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