アランカミング主演海外ドラマ『インスティンクト 異常犯罪捜査』シーズン2第6話【殺人は芸術?】(原題:One-of-a-Kind)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ インスティンクト2第5話【拷問は蜜の味】
インスティンクト2第6話のあらすじとネタバレ感想【ドラマ】
シーズン2第6話【殺人は芸術?】
通りにトラックを停め、荷室を開ける人影が1つ。テールゲートリフターを使って、テキパキと白い人形を降ろしています。何やら文字をステンシルした後、トラックから降ろしてきたのは人形ではなく死体でした。
翌朝、この作品はニューヨークの話題をさらう事になります。野次馬がSNSで話題を掻っさらうため、センセーショナルな写真を撮ろうとしているからだけではありません。なぜなら、それは謎のストリートアーティスト、エースの新作にしか見えなかったからです。
不法侵入してまで勝手に作品を展示し、政治的、社会的なメッセージを残す。エースのモデルは、もちろんバンクシーですね。ゲリラ的な作品展示にとどまらず、個展も開いているところまでそっくりです。当然、正体不明の芸術家が発表した作品は高値で取引されています。
作品に隠されたメッセージについて考えるディラン(アラン・カミング)をよそに、リジー(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)は、まったく興味がない様子。ジュリアン(ナヴィーン・アンドリュース)と付き合っていたせいで服はおしゃれになりましたけど、まだまだ、リジーらしさは消えていないみたいですね。
いまの彼女が興味を持っているのは、エースが殺人犯か否か、エースとは誰なのか、この2つだけなのです。
今回は、容疑者が次々殺されるという展開になっています。下手をするとストーリーが散漫になってしまうのですが、エースという存在がうまく容疑者たちを繋いでくれますね。当然、犯人は初めの方で姿を見せています。そして、必ず一瞬だけ犯人に目線が行くように演出されているのです。
快調に謎を解き明かすディランも、私生活では問題が発生していますね。養子の件は順調ですけど、いろいろ忙しくて執筆の方がまったく進んでいません。ジョアンの後任は「1週間以内に原稿を持って来なければ契約は破棄」と言い渡します。
ところが、それでもまったく書けません。第3話でアンディの設定した締め切りはバッチリ守ったんですけどね、この人。
本の契約を取るか、子育ての忙しさや楽しさを取るかの二択問題。でも、ディランはアンディのためにCIAを捨てた人物だということを忘れてはいけません。両立が無理だと分かったら、どちらを取るかなんて言わずともわかるでしょう。
最後は、眠り姫事件です。
犯人は、撲殺した後で丁寧に死体を寝かせるという、署名的行動をしています。なぜ署名をするのかと言えば、作品を世に出したいからに違いありません。ところが、この事件はまだ警察が連続殺人だと公表していないのです。これでは、犯人の自己顕示欲が満たされませんよね。
というわけで、犯人は自分から世に出ることにしました。ネット放送の配信者にコンタクトを取り、自分が連続殺人犯であり、自分の起した事件が眠り姫事件と呼ばれていることをバラしてしまったのです。
それにしても、犯人はどうやって警察内部の情報を手に入れているのでしょうか。ジュリアンが検知したネットワークへの侵入も怪しいですし、警察内部の人間から直接情報を得ているとも考えられます。
ネブラスカからニューヨークへ犯行場所が移動してますけど、ネブラスカからニューヨークに来た人物って、ライアン(トラヴィス・ヴァン・ウィンクル)以外に誰かいましたっけ・・・。
気になる次回はこちら
⇒ インスティンクト2第7話【危険な遊戯】
まとめ
アランカミング主演海外ドラマ『インスティンクト』シーズン2第6話【殺人は芸術?】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン2第7話【危険な遊戯】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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