遠藤周作原作の映画『沈黙 サイレンス』【監督:マーティン・スコセッシ|原題:Silence】(2016年)の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介します。
そして、記事の後半では、あらすじネタバレや感想とキャストをまとめました。
沈黙 サイレンスの動画フルを無料視聴する安全な方法をご紹介【映画】
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沈黙 サイレンスをYouTube(ユーチューブ)などでは無料で見られないの?【映画】
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沈黙 サイレンスのあらすじネタバレと感想【映画】
雲仙の地獄では、この世の地獄が繰り広げられています。
ゆっくりと熱湯を浴びせられる司祭たち。
それを見つめ、力なく膝を落としているのがクリストヴァン・フェレイラ。
連絡の途絶えたフェレイラ神父が棄教したとの知らせを受け、その真偽を確かめるべく遠い日本へとやって来た司祭。
その一人であるセバスチャン・ロドリゴが主人公です
やっぱり目につくのは、受難物では欠かすことの出来ない拷問シーンでしょう。
この作品の拷問は、凄惨さよりも陰湿さが飛び抜けています。
信者を殺せば殉教者を作り出してしまい、信仰が強まるかもしれません。
それを防ぐために皆の前で棄教させるのが目的ですから、長く苦しめなくてはならないのです。
チョロチョロ熱湯を流したり、逆さ吊りにはするけれど頭部のうっ血で死なないように血抜きの穴を開けたり。まあ、酷いもんですよ。
処刑の方がましなんじゃないかと思えますが、そちらも苦しめて殺すのが目的。
生きるも死ぬも地獄なんです。
そんな中、この映画では神の顔が見えたり、声が聞こえる事が何度も有りますね。
最後の司祭となるロドリゴは、極限状態の中で神秘体験をするのですが、川で水を飲むシーンなんて、ほとんど発狂ですよ。
水の器を割ってロドリゴを川に誘い出したのが、キチジローと言う男。
司祭の案内役でもある彼は、幾度も裏切ります。
家族を裏切り、自分の信仰心を裏切り、遂にはロドリゴを売ります。
それでも赦しを請い続けます。
彼はあまりにも弱いのです。
ロドリゴが告解を聞きたくなさそうにするほどに。
「弱いものが強いものよりも苦しまなかったと、誰が言えるのか」
こう語りかけたのは、神か、キチジローか、それともロドリゴの自問でしょうか。
殉教を望みつつも、穴吊りの拷問を受ける「元信者」を見捨てられず、苦しむロドリゴ。
5人を解放する条件は、ロドリゴの棄教です。
彼の前に置かれた踏み絵から、神は彼に語りかけます。
「踏め」と。
彼は、足の痛みと共に、彼が救おうとしていた弱い者になったのです。
ロドリゴは、転びと謗られながらも、家と妻、日本人としての名前を与えられます。
そして、キリスト教に関わる品物が貿易品に紛れ込んでいないか確かめると言う仕事を、フェレイラと共に完璧にこなします。
そして、奉行であった井上筑後守の監視下、何度も棄教の誓いを書き、何度も踏み絵を踏みながら一生を終えるのです。
荼毘にふされる前、守り刀と共に妻が棺桶に入れたのは「あの十字架」ですよね。
信仰を守り抜いたのはロドリゴだけなのでしょうか。
キチジローはずっと信仰にすがってましたし、フェレイラだって多分、棄ててません。
メインのキャラクターは、誰一人として信仰を棄てていないのです。
しかし、信仰の強さを知ると言う意味では、井上筑後守に敵う人が、いないんじゃないかと思います。
彼は元信者ですから、棄教させることに長けています。
元信者だからこそ、信仰がどれほど強いものかを知っています。
信仰が偶像に依るもので無いことも、ロドリゴやフェレイラが完全に棄教した訳じゃ無いことも。
だから、死ぬまで棄教の確認をさせたんじゃないでしょうかね。
この3時間近い映画は、飽きることなく一気に見られます。
ドッカンドッカン派手なシーンがあるわけでもなく、BGMは、エンドロールで「こんなにあったのか」と驚くほど目立ちません。
只ひたすら、ストーリーと演技に没頭してください。
無宗教と言われる日本人ですが、静かな波の音と共に信仰について考えるのも、たまには良いでしょう。
沈黙 サイレンスの主なキャスト
- セバスチャン・ロドリゴ神父(アンドリュー・ガーフィールド)
- クリストヴァン・フェレイラ神父 (リーアム・ニーソン)
- フランシス・ガルペ神父 (アダム・ドライヴァー)
- 通辞 (浅野忠信)
- キチジロー(窪塚洋介)
- 井上筑後守(イッセー尾形)
- 老僧(中村嘉葎雄)
- モキチ(塚本晋也)
- モニカ(小松菜奈)
- ジュアン(加瀬亮)
まとめ
映画『沈黙 サイレンス』のフル動画を無料視聴する安全な方法をご紹介しました。
また、記事の後半では、あらすじネタバレや感想とキャストがまとめてあります。
遠藤周作の小説がハリウッド映画化された作品です。どんな風に描かれているのか、一見の価値がありますよ。