ライアン・エッゴールド主演の海外ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』第2話【祈りよ届け】(原題:Rituals)のあらすじとネタバレ感想がまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ニュー・アムステルダム第1話【改革のはじまり】
ニュー・アムステルダム第2話のあらすじとネタバレ感想【海外ドラマ】
第2話【祈りよ届け】
マックス(ライアン・エッゴールド)は、相変わらず忙しくしています。医師をぞろぞろ引き連れて、病院内を早足で歩いていますね。清掃のスタッフにも意見を求め、しかも、それを実際にやってしまうので、彼は現場のスタッフに人気があるんですよ。
スピード感のある改革で現場は生き生きとしています。その反面、経営陣らしき人たちからは何の意見も出ませんし、あまりよく思われていないみたいです。
ここら辺は医師も気づいているようで、フロム(タイラー・ラビーン)がカプール(アヌパム・カー)に「マックスの改革はいつまでもつ?」なんて質問をしていますね。カプールの答えは「長くない。院長が嫌がってる」です。
超多忙な中、妻の見舞いにもちゃんと行っていますね。おなかの赤ちゃんに語り掛けるところなんて、世の男性は見習うべきですよ。”Elephyno”のジョークでどう笑えば良いのかとか、熱唱し過ぎじゃないかとか問題もありますけど、良い夫じゃないですか。でも、なぜか妻のジョージア(リサ・オヘア)とは別居状態なのです。不思議ですよね。
もちろん、それには理由がありますけど、ここで一旦、ヘレン・シャープ(フリーマ・アジェマン)に目を向けましょう。
ヘレンは腫瘍科の医師ですから、当然、がん患者ばかり担当しています。今回、来ている患者は、あまり状態が良さそうではありません。髪はかなり抜け落ちていますし、肌や爪もボロボロです。
このシーンでは、カメラがヘレンの目線を追っていますね。頭、顔、指などが次々とクローズアップされ、いたたまれなくなったヘレンは患者を置いて立ち去ってしまいました。彼女が広報に力を入れて病院を空けがちなのは、これが原因かもしれません。つらそうな患者を見ていられないんですよ。
そんなヘレンとマックスが屋上で出会ったのは、単なる偶然ではないでしょう。2人とも目を背けているものがあるのです。ヘレンは患者のつらさから、そして、マックスは妻に対して本音を言うことから。
ラストでは、ヘレンが患者の爪にマニキュアを塗っています。もう望みはないのかもしれませんけれど、だからと言ってお洒落を放棄させるべきではありません。カプールが息子に電話しているのは驚きでした。いないとか言ってたのは嘘だったんですね。でも、2人ともこれまで避けてきたことに目を向けているじゃないですか。
そして、マックスは「心を開いて」と言うジョージアに対して「愛してる」の一言しか返しませんでした。ジョージアは今、微妙な時期ですから、がんの話でストレスを与えてはいけないのもわかります。
しかし、結局、彼はまた妻から目を背けてしまったんですよね。自分の弱さを見せないためかもしれませんけれど、だからこそジョージアは夫と一緒にいるのが耐えられなかったのでしょう。
気になる次回はこちら
⇒ ニュー・アムステルダム第3話【ラスト5分の決意】
まとめ
ライアン・エッゴールド主演の海外ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』第2話【祈りよ届け】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、第3話【ラスト5分の決意】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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