マット・デイモン主演映画『ヒア アフター』【監督：クリント・イーストウッド｜製作総指揮：スティーヴン・スピルバーグ｜原題：Hereafter】（2010年）の動画配信を無料視聴する安全な方法をご紹介します。
また、記事の後半では、ネタバレ感想と評価をまとめました。
ヒア アフターの動画配信を無料視聴する安全な方法【映画】
下記のVOD（ビデオオンデマンド）サービスで、クリント・イーストウッド監督映画『ヒア アフター』のフル動画が配信されています。
日本語吹き替え版および字幕版ともに見ることができるので、とてもありがたいですよね。
| U-NEXT | 〇 |
|---|---|
| Hulu | 〇 |
| FOD | × |
| dTV | △ |
| Amazonプライム | △ |
| Netflix | × |
（〇：見放題配信｜△：有料配信｜×：動画配信をしていない）
残念ながら、ネットフリックスでは動画配信されていませんでした。
※Netflix（ネットフリックス）は、2019年12月3日に無料体験キャンペーンが終了しています。ですから、登録した時点で、通常料金が必要になりました。
※紹介しているVODサービスの情報は2022年5月19日時点のものです。現在は配信終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、最新の配信状況を各公式ホームページにてご確認ください。
ヒア アフター(映画)の動画配信を見るならU-NEXT
U-NEXTには、無料視聴できるトライアル期間が31日間あります。トライアル期間中に解約すれば無料（0円）です。一度、使ってみてから継続して契約するか判断できるので、ユーザーにやさしいシステムになっています。
さらに、U-NEXTの特典には31日間無料トライアルだけでなく、600円分のポイントがプレゼントされます。
U-NEXTは、公開年度の新しい映画が早い時期に動画配信されます。ただし、どこの動画配信サービスでも新作映画は、見放題ではなく、有料レンタル扱いです。
そんなとき、特典でもらえるポイント600円分を使うことで、公開年度の新しい映画をタダ（0円）で鑑賞することができます。
たとえば、マット・デイモン出演映画『最後の決闘裁判』【監督：リドリー・スコット】（2021年）が追加料金なしで見えます。
また、DVDレンタルのように借りに行ったり返却する手間はなく、好きなときに手軽に見ることができるんです。
それに、新作は貸し出し中のことが多く、見れずにガッカリすることもありました。ネット配信は一度、体験するとラクすぎて、きっとハマりますよ。
だから、U-NEXTは映画が好きな方にとってテンション上がる動画配信サービスといえるでしょうね。
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ヒア アフターはパンドラなどの動画共有サイトでは無料で見られないの？【映画】
下記のサイトに動画を無料で見られるようにアップされていることがあります。
- Pandora（パンドラ）
- Dailymotion（デイリーモーション）
ただし、最近では著作権違反ということで違法アップロードされた動画は削除されるまでの期間が短くなっています。
随時、サイトで確認すれば、新たにアップされた動画を見つけることができるかもしれません。
さらに、動画共有サイトには、次のようなリスクがあります。
画質が悪く、ウイルス感染する恐れもあるので、快適に視聴できるとは言えません。
もし、動画共有サイトで視聴するときは、自己責任でお願いします。
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ヒア アフターのネタバレ感想と評価【映画】
映画『ヒア アフター』は、死者との交流や臨死体験を描いていることから、降霊や臨死体験を礼賛するオカルト的な要素の強い作品という印象が強く、そうした作品として見てしまいがちです。
たしかに死者との交流や死後の世界を扱った作品であり、多くの時間がその描写に割かれています。
しかし、淡々と物語が進み、過度な思い入れを排除する絶妙な音楽によって、それぞれのシーンを盛り上げていき、心を揺さぶるというクリント・イーストウッド作品らしさに満ちあふれていました。
また、物語自体も単純に死後の世界を語るものではない作品です。
映画『ヒア アフター』の物語は、3人の人物が運命に導かれるようにしてロンドンのブックフェアで出会う流れになっています。
最初に登場するのは、フランス人ジャーナリストのマリー（セシル・ドゥ・フランス）です。
彼女は東南アジアのリゾートで津波に巻き込まれた際に、臨死体験を経験します。
それ以来、ジャーナリストとしての関心も臨死体験となり、周囲から疎まれ、仕事に恵まれなくなっていきました。
次に登場するのは、かつてサンフランシスコで霊能師として活躍したジョージ（マット・デイモン）です。
彼自身にとって霊と交流する能力を持っていることは苦悩でしかないことから霊能師を辞め、現在は工場で働いています。
しかし、彼の兄ビリー（ジェイ・モーア）をはじめとする周囲の人間は、霊能師としての能力を活用し、それを生活の糧にすべきだと考えていました。
3人目に登場するのはロンドン在住の少年マーカス（フランキー・マクラレン）です。彼の双子の兄ジェイソン（ジョージ・マクラレン）は、不良に絡まれた際に車に轢かれ亡くなってしまいます。
さらにヘロイン中毒の母と引き離され、里子に出されてしまいました。
マリーは周囲に自分の考えが認められない疎外感を、ジョージも自分の悩みや臨みが周囲に理解されない疎外感や孤独を痛切に感じています。
他方でマーカスは、突然、兄を亡くした悲しみや喪失感と兄に再会したいという切実な望みを抱えていました。
悲しみ、疎外感や孤独、あるいは喪失感という心に深い傷を負っているという点で3人には共通点あります。
そして、マリーの臨死体験に関する本の出版をきっかけに、まず、ジョージとマーカスが、次にマリーとジョージが出会いを果たすのです。
マーカスはジョージによる降霊によって、兄ジェイソンとのコミュニケーションに成功します。
そこでマーカスはジェイソンからメッセージを受け取りました。
兄を亡くした喪失感と里子に出され孤独感にさいなまれていたマーカスがメッセージを受け取るシーンは素晴らしいです。
降霊の終わりと共に兄と別れなくてはならない寂しさは当然あるのですが、マーカスがジェイソンの霊という強い助けを得て、マーカスの心が活力を取り戻す様子が手に取るように伝わります。
また、ジョージはマーカスの助けによってマリーと会うことになりました。
待ち合わせ場所で2人が会うシーンには、これといったセリフはありませんが、いわゆる運命の出会いを感じさせる空気が流れます。
心に深い傷を負ったときに、人は自覚していなくても切実に救済を求めるものです。
映画『ヒア アフター』は、そうした救済を霊的なものに求めていますが、それは霊的な救済の存在やすばらしさを伝えることを主眼に置いているのではありません。
切実な救済を求める心と、それが救済されたと感じたときの魂の解放の大切さを伝えようとしているのです。
マリーやジョージにとって必要であったのは、心から自分を理解してくれる存在であり、マーカスにとっては自身の苦境を和らげてくれるような救いでした。
こうした救済が実現されていくプロセスがどこまでも優しく静かに描かれていきます。
イーストウッド作品の特徴が上手く生かされた作品で、非常に感動的な物語でした。
まとめ
クリント・イーストウッド監督映画『ヒア アフター』の動画フルを無料視聴する安全な方法を紹介しました。
そして、記事の後半では、ネタバレ感想と評価がまとめてあります。
