海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3第10話【立会人】(原題:Witness)のあらすじとネタバレ感想をまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ハンドメイズテイル3第9話【決意】
ハンドメイズテイル3第10話あらすじとネタバレ感想【ドラマ】
シーズン3第10話【立会人】
ジューン(エリザベス・モス)が何ヶ月かローレンス邸から離れていた間に、家の様子はすっかり変わっていました。
これは、フレッド(ジョセフ・ファインズ)が新しく作った規定のせい。D.C.の住宅を見て気に入ったからだけでなく、この後、視察に来るジョージ・ウィンスロウ司令官(クリストファー・メローニ)に媚びを売るためです。
うやうやしく頭をたれた侍女たちに迎えられ、セリーナ(イヴォンヌ・ストラホフスキー)を伴って登場するウィンスロウ司令官。彼にとって侍女は子供を産む道具にすぎません。だから、D.C.では侍女が口をきかないように口輪をハメめていたのです。
侍女に人格を認めてしまえば、儀式はレイプに早変わりしてしまいますからね。この儀式に関してフレッドが話題に挙げたのは、ローレンス司令官(ブラッドリー・ウィットフォード)。
4人の侍女を迎えながら1度も子供ができないのは、儀式を怠っているからではないと証明してもらうことになりました。そのために行われるのが、タイトルにもある立ち合いです。
侍女に気を使って儀式をしていなかったのならば、この立ち合いはローレンスにとって苦痛でしょう。立ち合いを拒んだりすれば、自分よりも上にいるローレンスを失脚させることだってできるのです。どちらにしても、D.C.にコネを作った自分の方が上だと思い知らせることができます。
「儀式」「立ち会い」で何のことだか察した時は、ちょっと寒気を感じてしまいましたよ。ぞろぞろとローレンス邸を訪れるのは、ウォーターフォード夫妻、ウィンスロウ司令官、リディア小母(アン・ダウド)。
まさか、全員が立ち会う中で儀式を行うんじゃ・・・と思いましたが、いくらギレアドでもプライバシーはあるみたいでホッとしました。ただし、儀式が行われたかどうかは医師が検査を行います。これだけでも十分、嫌な響きですけどね。
実は、ローレンス司令官は儀式を行ったことがありません。女性を国外に逃がす手伝いをしているぐらいですから人権に配慮しているのかと思いました。ところが、それ以上に大きな理由は妻エレノア(ジュリー・ドレッツィン)への愛でした。彼女が嫌がるから儀式を行わなかったのです。
でもこんな優しさも、「この世界を作ったのは、あなたです。いつまでも避けて通れると思いましたか?」というジューンの一言を聞けば、ローレンスの甘えに見えてしまいますけどね。
何とも残酷なエピソードですが、エレノアの協力もあって子供の脱出計画が進んでいます。ひそひそ話の輪を広げる侍女たち。賛同した女中の数だけパンかごが集まっているローレンス邸。
今、子供の未来のために、女たちが力を合わせつつあるのです。子供を逆方向に異動させようとしている、セリーナを除いては・・・。
気になる次回はこちら
⇒ ハンドメイズテイル3第11話【ウソ】
まとめ
海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル』シーズン3第10話【立会人】のあらすじとネタバレ感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第11話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
ドラマの動画情報は、こちらにまとめてあります。
⇒ ハンドメイズ・テイルの動画配信を無料視聴する方法