海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3第1話【夜】(原題:Night)のあらすじネタバレと感想をまとめてあります。
前回の話はこちら
⇒ ハンドメイズ・テイルシーズン2第13話(最終回)【言葉】
ハンドメイズテイルシーズン3第1話あらすじネタバレと感想【海外ドラマ】
シーズン3第1話【夜】
第2シーズンは、あちこちで立ち上る炎をバックに、ジューン(エリザベス・モス)がギレアドに残るシーンで幕を下ろしました。第3シーズンはその直後から始まっています。
ジョセフ・ローレンス(ブラッドリー・ウィットフォード)から「どうして残ったんだ」と言われていますけど、娘のハンナ(ジョーダナ・ブレイク)を残してギレアドから逃げ出すわけには行きませんからね。一旦潜伏して・・・と思ったら、ジューンはまったく、そんな気はないみたいです。
なんと、マッケンジー司令官の家までハンナの様子を見に行ったのです。混乱に乗じて彼女を連れ去るつもりかと思えば、それもまた違います。
起こさないように注意しながら、ハンナの手首に自分の服から抜いた糸を巻き付けるジューン。そして、そのまま大人しく捕まってしまいました。ここで騒ぎを起こせばハンナの身にも危険が及びますし、大事に育ててくれているマッケンジー婦人(エイミー・ランデッカー)にも迷惑が掛かりますから。
一方、エミリー(アレクシス・ブレデル)はニコールを抱いて逃走中。
反政府組織のメーデーも、国境を越えるまでは面倒みきれなかったみたいですね。木々の間を縫いながら警備ドローンのカメラをかわし、走って逃げています。そして、川へと足を踏み入れます。
このシーン、かなり焦りましたよ。橋脚のそばで深みに足を取られ、エミリーが姿を消したようにしか見えませんから。何とか岸までたどり着いたら、ニコールが息をしていません。やっとニコールが泣き出したと思えば、エミリーをフラッシュライトが照らし出し、男の声が聞こえます。
「カナダの保護を求めますか?」
エミリーは国境を越えることができたのです。
ジューンは、ウォーターフォード邸に戻っています。フレッド(ジョセフ・ファインズ)は「オブジョセフ(エミリー)が子供を連れ去った。妻とオブフレッド(ジューン)は、それを必死に止めようとした」という証言をするつもり。要するに、体裁を繕ったんですね。
そんな彼が外出した後、家に火をつけるセリーナ(イヴォンヌ・ストラホフスキー)。怒り、絶望・・・、いえ、何か違いますね。どちらかと言えば、夫のふがいなさに愛想を尽かしたような感じでしょうか。元々、思想家で活動家のセリーナにとって、こんな状況で保身に走る男など退屈なだけ。スッパリと捨ててしまったのでしょう。
フレッド、セリーナ、ジューンのそれぞれを乗せた車が、焼け落ちた家から3方向に分かれるシーンが象徴的です。もう、この3人が共に暮らすことはないでしょう。
赤いセンターでは、ジューンの再教育が終了。真っ赤に染まった足の裏は、一体、何をされたのか想像もしたくないですね。しかし、手首を切りおとしたり目を抉ったりするのが当たり前なギレアドにしては、随分と寛大な処置とも言えるでしょう。
なぜならば、現在は侍女が不足している状況。どんなに跳ねっ返りでも、子供を産める女は貴重なのですから。
もちろん、ジューンは次の家に送られます。配属された先は・・・やはり、問題児が好きな司令官の所ですね。ジョセフから「もう面倒を起こすな」と言われて「はい」と応えるジューンの表情を見れば、やる気満々であることが一発で分かります。
「奴等に虐げられるな」の言葉通り、あらん限りの力で反抗してくれるでしょう。このシーズン、今までにもまして荒れ狂うのは間違いありません。
気になる次回はこちら
⇒ ハンドメイズテイル3第2話【マリアとマルタ】
まとめ
海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル』シーズン3第1話【夜】のあらすじネタバレと感想をまとめました。
ひきつづき、シーズン3第2話以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。
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