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ヒューマンドラマ

ニュー・アムステルダム第7話のあらすじネタバレ【海外ドラマ】

ライアン・エッゴールド主演の海外ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』第7話【移植の輪】(原題:Domino Effect)のあらすじネタバレと感想がまとめてあります。

前回の話はこちら
ニュー・アムステルダム第6話【アントロポセン】

ニュー・アムステルダム第7話のあらすじネタバレと感想【海外ドラマ】

第7話【移植の輪】

オープニングでは、マックス(ライアン・エッゴールド)とシャープ(フリーマ・アジェマン)が治療方針について話し合っています。医者同士の話ですから、早口で専門用語がバンバン飛び交っていますね。これでは、視聴者が会話についていけません。

スクリーンから見切れた所に、会話についていけない人物がもう1人隠れています。ジョージア(リサ・オヘア)は2人の話に、”English please(分かるように言って)”と一言。いろいろ説明しようとする医者2人にジョージアが聞きたいのは、マックスが治るのか。そして、その確率はどれぐらいなのか。この2つだけなのです。

がんの治療前にやっておくべき親知らずの抜歯を、ぐずぐずと先延ばしにするマックス。ジョージアはシャープに「今日、抜歯できる?」と聞き、マックスの言い訳を一切、聞き入れません。まっすぐに彼を見つめて、無言の圧力をかけています。

こういうのを見ていると、マックスは、つくづくバカな男だと思います。これほど、いい奥さんを寂しがらせて、離婚寸前までいってたんですから。

さて、今回のタイトル【移植の輪】は、ドミノ移植のことです。生体肝移植が必要な6人のレシピエントは、残念ながら家族と適合していません。でも、ほかの人とは適合しています。

そこで、1の家族が2に、2の家族が3に・・・、そして、6の家族が1に、それぞれ肝臓を提供するのです。これなら6人全員救えますが、もしも、輪っかが途切れてしまえば、すべてダメになってしまいます。家族が助かるという見返りがあるからこそ、他人に肝臓を提供するわけですからね。

ここまでの説明で予測はつくと思いますが、ドナーの1人が移植を拒んでしまいます。彼女から提供を受ける予定だったレシピエントの夫も、肝臓の提供を拒否しました。

ここに偶然、登場するのが、ディエゴ(アンドレス・ムナル)とジアンナ(ナオミ・セラーノ)という移民の親子。正確には不法移民――深刻な事情があって仕方なく逃げてきた――の親子です。

娘のジアンナに必要なのは肺なのですが、父親ディエゴの肝臓は移植の輪にピッタリ適合しています。一番の問題は、誰が肺を提供するのかになりました。

ここから、良いシーンがいくつかありますね。

まずは、ジアンナのために12人ものドナー候補が集まったシーン。こういう時に、こぞって手を挙げられるのは、アメリカ人の美徳です。そして、その中には見覚えのある人物の姿も。たぶん、この助け合いこそがコーランの教えなのでしょう。

次に、ディエゴが肝臓の提供を決めたシーンですが、これだけだと分かりづらいですよね。彼は娘に肺の提供があるか、無いかに関わらず自分の肝臓を提供するといったのです。娘を救おうとしてくれた、病院のスタッフや12人のドナー候補の気持ちに応えるために。

当然、この善行は報われます。感謝を伝えるディエゴにレイノルズ(ジョッコ・シムズ)が返したのは、「私が救ったのは1人だが、あなたは6人救った」という言葉。女性問題ではグダグダなレイノルズが、格好よくしめてくれました。

無償の愛が語られた今回ですが、マックスはジョージアにちゃんと見返りを与えなければなりません。彼は、彼女のためにプライベートをすべて捧げるべきでしょう。それでも彼女と一緒にいられるなら、十分おつりが来ますよ。それに、怒ったら結構、怖そうですし・・・。

気になる次回はこちら
ニュー・アムステルダム第8話【冒すべきリスク】

まとめ

ライアン・エッゴールド主演の海外ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』第7話【移植の輪】のあらすじネタバレと感想をまとめました。

ひきつづき、第8話【冒すべきリスク】以降も情報アップしていくので、楽しみにしていてくださいね。

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